2024/10
北欧の映画って雰囲気が超独特。
団地に引っ越してきたイーダは、自閉症の姉アナがいて周囲と馴染めない。
そんな中で2人の友達になったのはベンとアイシャ。ベンには超能力があって、猫を殺したりとやばい雰囲気。アイシャは人の心が読めて、特にアナと心を通わす優しい子。
そんな4人の夏休みのお話。
以下ネタバレ⚠️
◎団地の閉鎖的な空間と、ネグレクトや貧困を抱える子供たちの描写がリアル🙈💭
◎子役4人の演技がすごい👏🏻
◎主人公イーダの成長物語(?)だった。
前半のイーダは猫に意地悪したり、虫を殺したり、アナに怪我させたり「無垢」故に興味本位や思うままに行動していたのに、アイシャと出会って、ベンの悪意に触れて、アナへの接し方が変わっていく。
主人公の子役は前半と後半をナチュラルに演じ分けていて良かった🫶🏻👶🏻
ベンは超ヴィランだけど、お母さんの育児放棄が元凶だし、可哀想な子だった。
◎ストーリーに意外性があった。アイシャは絶対死なないと思ってた。子供だし。でも『IT』も子供死ぬから、有り得るのか🤫
◎ベンがお母さんを殺してからの展開が面白い。4人の仲に亀裂が入り、話し合うこともしないまま「殺さなきゃ殺される」状態に突入。
◎最後アナvsベンの静かな戦い。ちょっと砂がザワっとしただけでベンが負ける(死ぬ)の超能力対決なのに地味で新鮮だった。
✖️猫にひどいことする人は子供だろうと許さないです(過激猫派人間🐱)
本当にイーダに力はなかったのかな?
私には、アナよりもイーダが力を増幅させる能力を持っているように見えた。
そして、なぜあの4人に力があったのかは不思議。
あと、エンドロールが逆さま。映画のジャケット写真も逆さま。なにか意味があるの?