このレビューはネタバレを含みます
怖くはないし、お話に引き込まれもしないけど、そこまで悪くない不思議。架空の少女が建築家の過去を暴いていく、悪くないんだけど、なぜこんなに迫真にせまっていかないのか。
どこかで失敗している。そもそも妻をどれだけ愛していたとか、失踪しているとか、そういう匂わせがなくて、あの女の子の口車だけでどこまで見せられるか、の勝負なんだが、肝心のその子の演技がうまくない。
なんとなくストーリーを追ってるだけの映画だった。いや、どうすれば怖くなるんだろう? キャストを変えればいいのか、もっと伏線を張るべきなのか、そもそも女の子がレズる必要もないのか。