うーん。残念ながら、あまり相性が良くなかったです。
1番の理由が、ドアンが脱走兵なのか残置諜者なのか、脱走兵で残置諜者（そんなのありえないけど）なのか、わからなくなってしまったこと。
大筋は脱走兵として扱われているけれど、ウラガン達が残置諜者と位置付けるものだから、もう何も頭に入らなくなってしまった。だって、脱走兵を重要な核ミサイル基地の守護者にするなんておかしいでしょ。それに、海底にドアンに返り討ちにあったザクの残骸があったけれど、あれは脱走兵であるドアンを始末するために仕向けられたものですよね。残置諜者を掃討しようとするわけがない。どういうことなんでしょう。
作画崩壊は正されましたが、脚本が崩壊してませんか？
ドアンがなぜ孤島で子ども達と生活しているのか。そこは丁寧に大切に描かないと、感情移入ができないと思います。ちょっと冗長だなと思ったくらいなので、ちゃんと取捨選択すれば尺は入ったはず。
そこからはもう、色々と気になってしまって。例えば、なんでMSの頭を撃ち抜くと全体が爆発するのかとか。MSが爆発するとなぜ跡形もなく消えるのか（戦車みたいに骨格は残るんじゃ）とか。MSなのになんで腕の切られた部分を庇うのかとか。
秘密基地への行き来は、毎回海に潜ってたの？とか。
WBをあんなに急旋回させたら、中がエライことになるとか。そもそもどうやって飛行してるのか？とか・・・。
ロボットアニメなのに人間ドラマとして作るからこういう崩壊が起きるのかな・・・。
2.5点はシアターでRX78-2が動く姿を観れた満足によるものです。
