おゆ

キリング・オブ・ケネス・チェンバレンのおゆのレビュー・感想・評価

4.5

モーガン・フリーマンが製作総指揮務めた実話に基づいた映画。事件の時間とほぼ同じ緊迫した90分間 。

心臓が悪く双極性障害患うケネス・チェンバレンは睡眠中に誤って医療用通報装置を発動させてしまい、3人の警察官が安全確認に向かう。
ケネスは誤作動だったとドア越しに伝えるも
地域柄何か隠してるのではとケネスに疑いをもち警察官達は帰ろうとしない。
過去に受けた差別や疾患からドアを開ける事を拒むケネスに警察官達の言動は
どんどんエスカレートしていく。


最初から胸が張り裂けそうで
とにかく観ているのが苦しい。
緊張感とケネスさんの不安や恐怖心が
痛いほど伝わってきて
「もう止めて」と何度も思った。
唯一まともな警官はいたけど新人という事もあって全く権限がない悔しさ。
最後に実際の音声が流れるが
ケネスさんの名前を呼ぶ警察官は
明らかに威圧感があり侮った話し方で警察官達が裁かれない事に憤りを感じる。

評価はつけないつもりでしたが
より多くの人に事件を知ってもらう為つけました。
おゆ

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