人気コミック「聖闘士星矢」の実写化です。
原作の序盤の展開を薄めて薄めて映画一本にした感じで、聖闘士の資質を問うだの女神アテナの親父と母の問題だののおまけ程度でいいようなお話を結構深々やるもんで、全然星矢が聖衣をまとって戦わない。
やっとまとったと思ったら聖衣のデザインが全然原作のそれじゃない！
調べた所によると原作者である車田先生の提案により聖衣のデザインを変更したそうですね。
いくら原作者の提案とはいえ、原作の一番の売りである「聖闘士聖衣」のデザインを大幅に変えてしまうのは駄目だと思います。
せっかくアクションも良いしCGだってよく出来てるのに聖衣が全然それじゃないので「聖闘士星矢」であって「聖闘士星矢」ではない何かを見させられてる感じでした。
あと技名を叫ぶとか一切なかったのも寂しい！
せっかく材料は良いものを揃えてるのに勿体ないなぁと思いました。
