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濡れて泣くの一のレビュー・感想・評価

濡れて泣く(1977年製作の映画)
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ノイズっぽい音が読経に被さる葬式オープニング。その不穏な予感どおり未亡人・宮下順子は愛人との無理心中で死んだ夫の姿を何度も不意に幻視するが、終盤に至ってついに彼女は自ら夫を呼び寄せセックスをする。遺骨オナニーで。「あなた 軽いわ」いい台詞だなー。宮下さんがベランダに締め出されたりする幻想シーンはもちろんいいけど、アパート一人暮らし始めて女友達4人と麻雀するところなんかもとても好きだ。
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