オッペンハイマーのKのレビュー・感想・評価

"原爆設計者の名誉回復"──こんな見出しが2022年12月18日付けの「ニューヨーク・タイムズ」を飾ったという。そんなオッペンハイマーの歴史を描いた作品。

映像や音の表現はさすがクリストファー・ノーラン。初の原爆実験成功までの心情とリンクしていく様がうまく表現されていました。映像作品としては素晴らしいものだったけど題材が題材なだけに評価は…。

原爆実験成功に歓喜するシーンには正直嫌悪感のようなものを覚えました。それは日本の歴史を学んできた立場だからなのかな。