こんなに負の感情で支配される映画は他にない。
採点は主演のキリアン・マーフィーに捧げる★5.0です。彼の演技は素晴らしかった。
映画本編は採点できず。
ラスト1時間、トリニティ実験から以降の悲しみの限界突破は日本人にしかわからない屈辱と絶望だと思う。
観なきゃ良かったのかもしれない…と思うほど落ち込んだ。
まだあのピカが目の奥に焼き付いている。
鑑賞前にNHK『映像の世紀バタフライエフェクト マンハッタン計画オッペンハイマーの栄光と罪』を。
45分のこれを観るだけで映画の解像度が驚くほど上がります。
(NHKオンデマンドかU-NEXTで観れます)