オッペンハイマー、あっという間の3時間。
数式とは楽譜のようなものだ
重要なのは楽譜が読めるかどうかではなく、それを聞き取れるかだ
この「音楽」が聞こえるか?
上記の台詞が印象的で、この映画もまた音楽的だと感じた。
また、台詞と編集が秀逸で、台詞の印象やカットのテンポやミックスで多くを感覚的に受け取れ、没入する。
誰が誰だか時制がどうかは、ほとんどどうでもいい。
オッペンハイマーとして、人々から様々な言葉を投げつけられているようで、この映画は体感型でもあると思う。
CGを一切使用していないのも価値がある。
ただ全編切り返しで突っ切るのは気になったし、
やたらとスペクタクルな画面なのはどうなんだろうと思ったし、
オスカーでは撮影賞を獲ったのは、どの部分で、なぜなのか知りたい