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オッペンハイマーのmarucoのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
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しかし、ヒヤヒヤしたで💦

大好きなケネス・ブラナーが青リンゴ🍏に齧りつけへんか思ってな。

エェ〜ッ?何ぃ〜〜?そ、
そんなことどうでもええてかいな、
まぁ、それは仰るとおりです。
大変失礼申しました。

正直、marucoのことやからやっぱり難しかったです。
なので感じたことだけ薄っぺらく、

天才科学者オッペンハイマーは基本は物凄く野心家であったと思います。だけど彼の外面と内面の差異。豪放磊落に見せて内面はとても繊細であり日々葛藤を抱えた人のように思いました。但し彼がオッペンハイマーが最重要人物であったことに違いはありません。
だけど彼のそこに在り続けた、隠し持つ良心の呵責と大きな罪悪感の塊…、そのものだったと思います。
本作では人間の根底に在る深層心理の恐ろしさ醜さ愚かしさを目の当たりにしました。学びました。
無情です。


但し
名だたる名優達の懐かしい顔触れがしかもそれぞれがキレイに老けられ経年良化されていたことに心打たれました。殊に大好きやったマシュー・モディーンには涙腺が緩みました。そして昔も今もハンサム、ジョシュ・ハートネット。あと、美人の正妻に扮した品がありながら凄まじく力強いエミリー・プラントは適役だと思い、そしてmarucoが大好きなオッペンハイマーの儚くも燃ゆる恋人フローレンス・ピューもいつもながらの元気そうな筋肉質、固太りで素敵でした笑。そんな彼女の意外な結末には…、ああ〜、
そしてそして、あと、
天才だと思ってるゲイリー・オールドマンを観れたことも感動でした。
初め気づかずどっかで見たことある顔やなぁ誰やったかいなぁ🤔🤔
そんなんやったんですけど、わかったんです。嬉しかったなぁ❢❢❢
確かにまさしくそれは天才俳優
ゲイリー・オールドマンでした。
腹黒い人間を見事にこなしました。

そして最後に、台詞の中で、
「ヒロシィマ、ナガサッキ…、」
我が母国名がまるで軽口を叩くように彼等の口から出たときは心底腹立たしく憎悪と嫌悪が全身駆け巡り、やがて血の気が引きました。
当時苛烈な地獄絵図の如き被害に遭われた方々そして尊きお生命を瞬時に奪われた方々にはお気の毒で言葉になりません。
そして二度とこのような悲惨な歴史を遺すようなことがあってはならない…、
そのように私は深く心に残しました

改めて心から哀悼の意を捧げます💐

蛇足
本作につきまして数々の方々のレビューやコメントを拝読しその都度学び気づき熟考し結果、自身の評価点に関して下方修正致しましたことをどうぞご容赦下さいますようお願いします。お察し下さいませ🙇
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