水如

デューン 砂の惑星PART2の水如のネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

リンチ版と1話目を観てから鑑賞。
始まってすぐ主人公が戦って敵に銃で撃たれそうになったとき助けたのが母親だったことに衝撃を受けた。さっきまで主人公と一緒にいた母親が、10秒ほどで丘を駆け上がって銃で狙う敵の後ろに瞬間移動したことになるので、この映画はかなり都合よく展開していくことが見えてガッカリ。
砂虫は、やって来る時は砂の中を移動して来るのに、フレメンが操縦するときは砂の中に潜らないのはどうしてか気になる。
始まってすぐ皇帝が出てきたが、1話目の皇帝の怖そうな印象と違いすぎてガッカリ。1話目の皇帝がアラキスの統治をハルコンネンからアトレイデスに移して、その後皇帝の意向を受けたハルコンネンがアトレイデスを滅ぼすストーリーの説得性が無くなるほど皇帝は力が無さそうで実際弱い。複雑な話にすんなよって感じる。
ラッバーンが治めていた時のハルコンネン軍は劇弱。もっとヘリみたいなやつ投入せーよって心配になった。フェイドラウサが来た時、なぜかフレメンの拠点が猛攻撃を受ける。いつ拠点の場所バレたの?
これも都合のいい展開かな。
頑丈な岩の中なのであれぐらいの爆撃だと大丈夫だと思うが、都合よくやられてました。
後半、チャニが主人公を毛嫌いする感じがよくわからない。
主人公がハルコンネン男爵に「お祖父さん」と言って首を刺したのはよかったが、首を切り落として、それを持ち上げてくれたらテンション上がったのにしてくれなかった。残念。
都合のいい展開ばかりの中、良かったところは、主人公の母親が綺麗だったこと。主人公がフレメンの救世主として受け入れられるように訓練していくところ。砂虫の血から命の水を取り出すところ。皇帝がやって来たところを主人公とフレメンたちで総攻撃するところ。3作目に期待を持したところ。
1話目はつまらないが2話目は1話目よりも良かった。

追記:砂虫に乗ったフレメン強すぎ。こんなに強いならアラキスが侵略されているストーリーの説得性がないね。主人公が宗教でまとめたことにしているけど都合良すぎ。
コーラLサイズを飲みながら半分ほど過ぎてから自然に呼ばれる。ずっと尿意を我慢しながらエンドロールも観ました。
水如

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