舞台は2010年だが、2000年代にボリビアで実際起こった事がモデルらしい。
焦点は村から去るか男性達と闘うかの論争で、民主主義の原点でもある。
個人的には、キリスト教への深い信仰が、目の前の地獄のような状況の解決を妨げになっている気がした。
「赦し」についても論点になるが、信仰が呪いになっているように見えて、日本人の自分にとっては良くも悪くも厄介に思えた。
自分の男子供が、負の連鎖を引き継ぐ懸念が、女性達の最も気掛かりな事だと思う。
だからこそ唯一の男性であるオーガストの今後の役割がとても重要に思える。
舞台を2010年代にしたのは、現在への警告の意味もあるんだろうな。
見応えはあるのだけど、眠くなってしまったな。