まんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

インセプション(2010年製作の映画)

2.2

ノーラン監督のダークナイト以降最初の作品。

設定は夢の中だけど実際の撮影はリアルに行われているわけで、瞬間的に切り替わる映像もそのロケ地に撮りに行っている。過酷だっただろうなー笑

あのシーンやあん
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エターナルズ(2021年製作の映画)

2.0

率直な感想…ごめんけどコスチュームが鬼ダサい。。

時系列的にはアベンジャーズvsサノスから5年後という設定。なので、ちょいちょいサノス戦エピソードが出てきてアベンジャーズ最後の2部作を観てない人は「
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アザー・サイド 死者の扉(2016年製作の映画)

2.0

B級ホラーかと思って見始めたら「全然B級じゃないじゃん!」ってなったけど、AとBの中間級って感じだった。

割と好き。
設定のツッコミどころを置いておけば、ストーリーには破綻がないしけっこう硬派なホラ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

2.3

知ってる限りMCU作品の中でいちばんディズニーな構成だった。お約束を一つも破らない。

しかしエンタメ作品でこんなに黒人が美しく撮られているものを初めて見た気がする。プリミティブな強さに生物としての崇
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

2.5

マーベルでもこの作品が一番好き、という人は多いけど、なんとなくわかった。

アイアンマン、スパイダーマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルク、彼らはみんな基本は超強キャラ。

たけど、この作品の主人公た
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キングスマン(2015年製作の映画)

2.2

この作品を嫌う人はいないでしょう。

健全な「ザ エンタメ」作品。

冒頭からあそび心あふれる映像で、これから見る作品は楽しいですよ、と教えてくれる。

言ってしまえば「期待通り」以上の作品ではないが
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

2.2

MCUの作品の中でも比較的子ども向け感がある。

懐かしきカンフーアクションだけど、スピード感遅めなのがやや不満。見やすくしてるんでしょうけど。

前半のバスを使ったエピソードはかなり良かった。バスの
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

2.2

ひとり「オーシャンズ11」的な作風で見やすい。

ロビィストという日本ではあまり馴染みがない職業が主役。

「銃規制に関する法案」という政治的で重めのテーマを扱うのに、観てる側を深刻にさせずとても軽や
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サリー 死霊と戯れる少女(2012年製作の映画)

2.2

思ったより2倍良かった。

邦題がダサすぎるのでよくあるB級ホラーを想像していたが違った。ちゃんと丁寧に作られている。

見終わってから気づいたけど、他の方のレビューでは評判悪いご様子笑
人それぞれで
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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

2.2

米ホラーにしては良かった。

呪怨のリメイク、というよりは「元ネタは呪怨」という程度にしか呪怨要素はなかった。1割くらい呪怨といった感じでそのテイスト配分が良かった。

初めから登場人物が多くて、この
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

2.5

カテゴライズ不能な不思議な作品。

サイコサスペンスなのか、ホラーなのか、ヒューマンドラマなのか…どの要素も含まれている、けれどどの要素もフォーカスされていない。

同監督の作品は他に観たことがないの
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エスケーピング・マッドハウス(2019年製作の映画)

2.2

プロットを読み、サムネ(?)を見て、ホラーかと思い観たら全く違った。

サスペンスですらなく、事実を元にしたノンフィクションドラマだった。

後半までクリスティーナリッチだと気づかないほどの役作りに驚
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.0

一言で言えば「安定の一作」。

ふだんはどこにでもいるオジサン。
だけど実は元特殊部隊でちょー強いみたいなもう見飽きた設定もの。

とは言えやっぱりおもしろい。
バットマンもスーパーマンも水戸黄門も仮
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.1

女性キャラたちの美しさが特に際立っていた。

ジュードロウを軽々と上回るジョニデの存在感にも唸ったが、それでも女性陣の美しさたるや、目が眩む。

衣装の細部にも拘りが見られるし、映像の精緻さからも「美
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.1

1の方が圧倒的に良かった。

前作は「盲目の老人に追い詰められる」という設定がとても新しかった。

既存のスリラーは「目の前に迫ってくる恐怖」を描くが、そうではなく「目の前に迫ってから始まる緊張感」と
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

1.9

ハリーポッターの世界のスピンオフとのことだが、スピンオフじゃない方が好きだった。

魔法動物(ファタスティックビースト)というクリーチャーたちが出てくるが、思ったほど活躍もしない。

不思議なクリーチ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

1.7

世界感に整合性がない。

リアル路線かと思いきや後半で思いっきり支離滅裂になる。カーアクション入ってくるしwww

「そこに行った目的をほったらかしてそいつを追いかけるかね?」とか「その体格差でその体
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孤狼の血(2018年製作の映画)

1.9

2がアマプラで観れるようになってたので、先にこっちを一応見た。

結論、ふつう。

新しさとかは何もない。
公開時に「アウトレイジへの東映からのアンサー」みたいな触れ込みがあったけど、別にアンサー的で
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泣く男(2014年製作の映画)

2.2

ふつうに楽しめる感じ。

期待を越えてはこないけど、期待はずれというほどでもない。韓国作品の平均くらいには楽しめる。

冒頭から胸が痛くなる(そのエグさにある意味期待が高まる)。
その冒頭のエピソード
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ハロウィン(2018年製作の映画)

2.3

クラシカルな良作。
リメイクなのでクラシカルなのは致し方ない。

とは言え、このクオリティなら「なんでリメイクしたかったん?」と思った。
動機は「ただのオマージュかな」程度にしか思えない。

あと、伏
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

2.0

「あれ?過去にも何度か見たことあるようなネタだな」と思うくらいにはよくあるネタだった。

マドンソクの役柄があまりクセのない役で、新鮮だなと思った。他には特に感想がない。

悪い作品ではないが、何の新
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

2.5

銃の音からしてリアル。

ずっと、その場にいるかのような臨場感で飲まれっぱなしになる。

大規模な戦争を派手に描くのではなく、極めて局地的で、想像可能な規模の市街地での戦闘が細かく描かれている。

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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

1.8

スティーブンキングのホラーをおもしろいと思ったことは一度もないのだが、やっぱり今回も思わなかった。

一作目のオリジナルよりは悪くなかった。一作目はもっとペット達がたくさん出てきたような記憶がうっすら
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.0

松原タニシが何年も身体を張り、命を削って作った芸人としての財産を映像化。

映像化されたことは良かったのだろうが、一番低いクオリティで出来上がった…という感じ。

CGが仮面ライダーに出てくるくらいの
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.3

「新感染」というクソなワードセンスの邦題のせいで見てなかった。邦題のクソセンスに惑わされずとりあえずもっともっと早く見るべきだった映画ベスト3に堂々入る作品。

「ゾンビ」作品が横溢している昨今、ゾン
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

1.4

こんなにスコアを低く付けた韓国作品はめずらしい。

ヴィランのデザインが日本の戦隊ヒーローものに出てくる悪役みたいなクオリティ。

まぁ設定が「神に裏切られたと思った子供が大人になって最強のプロ格闘家
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.3

いろいろとハード。
そしてかなり良かった。

ナホンジンで言えばチェイサー未満コクソン以上(だいぶ)。

かなり残酷な描写があるので、苦手な人もいるでしょう。わたしは大好物。

前半は「独り」を際立た
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

1.9

それほどでもない。

知人のすすめで観賞。
第一話から全部観て、そのままこの劇場版まで観た。

劇場版だけを観てもわけ分からんだろうから、シリーズの最初から観なくてはいけない。

かわいいキャラクター
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

2.1

予想よりむごかった笑

なんとなくコミカルな作品かな?と想定してたけど、全然違った。いい意味で。

だけど惜しい作品。
アイディアは割とおもしろいし、ストーリーの展開も「まさか」と思えるようにできてい
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

すみずみまで素晴らしい。

とにかくカメラの撮り方がむちゃくちゃ上手い。

定点を使うことで、人の動線を際立たせたり、遠目に撮ることで存在感を浮き上がらせたりと、センスのかたまり。

プロットも本当に
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

2.9

観ている間、最初から最後までずっっつと胸が痛かった。

事実に基づいて作られた作品とのこと。

これは特別な1件がピックアップされて作品化されたというより、今日もどこかで繰り返されている出来事の一部を
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見えない目撃者(2015年製作の映画)

2.5

日本版より随分マシだった。
日本版は後半にウンザリさせられた。凄惨なシーンを撮りたかったのだろうけど「凄惨風」なシーンにしかなっていなかった。

非常に安直な発想で撮られたシーンに辟易した。「こんなに
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

1.5

あまり好きじゃない。

アマプラですごく高評価だったので観てみた。んー…。

創作された美談が嫌いな人は向いてない。だからわたしには向いてなかった。「美談を創作する」という思考は浅はかで安易で、何より
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

1.0

深みゼロ。
浅はか。

マーケティング戦略で作品を拡散したことは上手かった。あの手この手で話題を作りこの作品に注目を集めた。

それだけだった。

注目されたからこそ「おもしろくない。ペラペラなストー
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音楽(2019年製作の映画)

4.1

「音楽」ってこういうことだよ。

マジでむちゃくちゃいい。
さいこー。

こんな漫画があったことを知らなかった。なんだかとても損をした。

手描きのアニメーションだからこそ、初期衝動のダイナミズムが表
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樹海村(2021年製作の映画)

1.0

ひどい。

クオリティが低すぎてなんか落ち込んだわ。これはキャストからしたら黒歴史だろうな。。

犬鳴村より少しマシかな、
いや、変わらんな。。

「こうしたら怖いだろう」とか「これは不気味だろう」み
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