オーウェンさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

オーウェン

オーウェン

映画(370)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

勝利への脱出(1980年製作の映画)

3.8

この映画「勝利への脱出」は、ジョン・ヒューストン監督による”脱走アクション映画”の傑作だ。

舞台は第二次世界大戦下の連合軍捕虜収容所。と言えば、かつてのダイナミックな脱走ドラマの大傑作「大脱走」を思
>>続きを読む

オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)

4.0

「ジャッカルの日」のフレデリック・フォーサイス原作の小説の映画化「オデッサ・ファイル」。

1963年の西ドイツのハンブルク。ネタ探しに余念のないルポライターのミラーは、ある胸騒ぎを覚え、救急車を車で
>>続きを読む

デリンジャー(1973年製作の映画)

4.0

FBI指定の”民衆の敵第1号”で、アメリカ犯罪史上、最も有名な銀行ギャング、ジョン・デリンジャーの最後の2年間を、FBI捜査官パービスとの葛藤を中心に描いた映画が、ジョン・ミリアス監督のデビュー作でも>>続きを読む

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

5.0

第二次世界大戦は、さまざまな映画となって描かれてきましたが、この「禁じられた遊び」ほど、戦闘そのものをほとんど扱わないで、”戦争の悲劇”を描き切った映画を他に知りません。

ルネ・クレマン監督は「鉄路
>>続きを読む

タッカー(1988年製作の映画)

3.5

「タッカー」は、自動車業界に題材をとり、自らの創意と夢を実現すべく、自分の作りたい自動車を作っていこうとする、主人公タッカーの姿には、西部劇のヒーローにも似たパイオニア・スピリッツを感じさせてくれまし>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.5

この映画は、ハリウッドと一線を画し、独特な映像世界を築く、奇才ウェス・アンダーソン監督が、目を見張らんばかりの造形美(特に左右対称の造形美)を存分に生かし、遊び心溢れた、心ときめく大人の童話に仕上げて>>続きを読む

リクルート(2003年製作の映画)

3.0

スパイものの話としては、非常に平凡なストーリーですが、そこに新人CIAスパイのテストという設定を加えたことによって、実にユニークな作品となり、見ている間中、終始この発言や行動は現実のことなのか、テスト>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.0

ミステリーと言っても「別荘で連続殺人事件が起こる!」といったような犯人が、探偵にトリックを仕掛けるわけではなく、作者が観客に罠を仕掛けるタイプの映画。
ラストの展開には「キョトン」とさせられてしまうが
>>続きを読む

アイ,ロボット(2004年製作の映画)

4.0

この映画は、もともとロボットが殺人を犯すというミステリーの脚本があって、それにアイザック・アシモフの「われはロボット」という短編の構想を合体させたものらしいですね。
単なるロボットもののSFではなく、
>>続きを読む

シェーン(1953年製作の映画)

5.0

「シェーン、カムバック!」------谷間にこだまする少年の声が、いつまでも私の耳に残ります。

ふらりと現われた流れ者のシェーンが、善良な開拓者たちを苦しめる悪漢どもをやっつけて、またいずこへともな
>>続きを読む

|<