しょうやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

しょうやん

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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.6

ジャッキー・ロビンソン デーにちなんでNHK BSPでの放送を録画観賞。
背番号42は黒人初のメジャーリーガーとは知っていたし、あの時代の人種差別も知ってはいたが、胸熱くなる映画だった。ハリソン・フォ
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

2.6

WOWOWを録画で観賞
「穴を通ると12時間先に進み、3日若返る」ただそれだけの映画だった。
若返るのが3日というのが味噌かな…ピチピチな若者になるために20年若返るとすると、穴を2,440回くらい通
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手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

3.8

お店のおすすめで、前情報無しで観賞。
感動、泣けた。
連絡道路のない山奥の村では、唯一の交通手段となるのは鉄道。だが、通ってはいるが村に駅が無いため、最寄り駅までトンネルや鉄橋を通りながら線路上を歩い
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お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~(2017年製作の映画)

3.3

題名から韓国の美味しい料理が見れるかなという期待と、イ・ジョンヒョク(ドラマ「警察授業」に出演)が息子役で出演しているのでレンタル観賞。
「食べたもので生きている」と言うが、毎日の何気なく食べているも
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.6

ジャンルの難しい映画。犯罪スプラッタアクションホラーSF… かな
伏線回収も良く出来ていて、思いもよらないラストに「ここに来るか〰️」と、びっくりした。
ソ・イングク主演と言うだけで観賞したが、他の配
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

音楽漫画を実写やアニメにすると、頭の中で鳴っていた音が現実の音になるのだが、今まであまり納得したものには出会えなかったが、これは素晴らしかった。
目でも映像として色の使い方が良かったし、演奏するドラム
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

坂本龍一さんの訃報に驚きつつ、長いガン闘病お疲れ様でしたと哀悼の思いで、WOWOW観賞。
上映当時、大学の映画好きの友達と見たのを思い出した。懐かしい。私はボウイ、友人は教授が目当てだった…
大島渚監
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

松坂桃李君の確認の為、2回目の観賞
楽しかった人には悪いが、TVシリーズの1号2号を見た世代の感想としては、イマイチ
1回目も今回もなぜモヤモヤとしてしまうのか… 心踊ったのは政府の男達の名前が、TV
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.5

予告編を見て、最終日にやっと観賞。
兎に角情報があからさまには出て来ない映画で、若いシングルファーザーが死を目の前にして、一人残す4才の息子の養子先を探す、という予告編を見ていなければ、特段、病院で余
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名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.0

地上波「映画の王様」を録画観賞。
作品紹介文が気になり、見ることにしたが、期待し過ぎたかな…
ドリカム体制の3人。同じ不遇な境遇から仲良くなり、二人から告白されるが一人を選び、でも絆は変わらない。こ
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.5

12年目の3.11の夜中に地上波放送を録画して観賞。
夜中に何気なく見てたら面白そうだったが、眠気に勝てず、残りを録画したのだが、震災やコロナが絡みながらも、町の古い小さな映画館の存続をかけた本筋は普
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

4.2

義母の命日に観賞。
入院中に「帰りたい、連れて帰って」と言っていたが、叶わなかった義母は、どんな最後を臨んでいたのかな…と思いながら見ていた。
エマニュエルと妹の姉妹関係、父と母、父と恋人(男性)、孫
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母を亡くした時、 僕は遺骨を食べたいと思った。(2018年製作の映画)

3.5

CS放送を録画して観賞。
安田顕さんの作品で、公開時に見たかった作品。
末っ子で、中学生時に白血病を闘病し、母の愛を一心に受けた息子の、母との永遠の別れを描いた作品。
ご遺体の顔を撫で、話しかける姿は
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.5

夜中の「TVの王様」で視聴。
源ちゃんの内気で人付き合いが無く真面目だが向上心もないオタク系男子が、良く嵌まっていた。キモい中にも可愛さが出てて、大杉漣さん演じる彼女の父からのパワハラにも頑張れーと応
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

イム・シワン、キム・ナムギル、イ・ビョンホン、ソン・ガンホ、パク・ヘジュンと揃ったなら、見ないわけには行かない。見終わって、ストーリーやアクション共に良く、サスペンスとしてもかなり面白かった。
ドラマ
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警官の血(2022年製作の映画)

3.6

他の映画を見た時の予告編が面白そうで観賞。
原作が日本の佐々木譲とは知らず。
チョジヌン、チェウシクはやはりいい役者。
日本映画の『孤狼の血』の役所&松阪の関係性にドラマ『アンフェア』の死んだ父のエ
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声もなく(2020年製作の映画)

3.0

ユ アイン主演なので、WOWOWで録画観賞。聞こえるが声が出ない青年テイン役を表情だけで好演していた。
親は無く、幼い妹を抱え、唯一世話をしてくれる男チャンボクに裏社会の掃除屋(遺体処理)を手伝わされ
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ある男(2022年製作の映画)

3.3

ぽっかり空いた3時間を埋める為、ちょうどいい時間にあった、というだけで観賞。原作未読
他人の戸籍で生きてる男が結婚して子供を作ったとわかった時点で、苦悩や葛藤は無かったのか、生まれた子供の人生はどうな
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桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

4.0

盲ろうの通訳介助員をしている関係で、モデルになった福島智さんにも15年以上前にお会いし、漫画や本になったものも読んでの観賞。
実話で、幼くして両目を失明し、高校生で失聴し全盲ろうとなりながらも、初の大
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.5

試写会での観賞。
上映後改めて加筆予定。
泣いた。頭痛くなる程ただただ泣いた。
終演後、あんなに周りから男女問わず、すすり泣きや鼻をかむ音を聞いた映画は無いと思う。
ハンカチ、ティッシュは必需品。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

新海監督作品はやはり大きなスクリーンで見ないと、綺麗な作画が勿体ないのでTwitterで地震アラームが話題になっていて、震災ものとわかった上で観賞。
3.11にあの地にいた者には、11年たっても震災関
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

予告編を見て「サマータイムマシーン・ブルース」っぽくて面白そうだったので観賞。テンポも良く、小ネタも効いていて期待以上に面白かった。
舞台は広告制作会社のワンルーム。同じ一週間を何度も繰り返すので、同
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耳をすませば(2022年製作の映画)

3.7

天沢聖司役の松坂桃李くん誕生日(10/17)に観賞
原作→ジブリアニメ→本作 の順で見てきたが、この映画は原作に近く、ジブリファンも裏切らない、雫と聖司の10年後を描いた作品になっていた。小難しいテー
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.5

原作のファン
同じ趣味で繋がった高齢女性と女子高生の交流が、年齢にこだわらない繋がりと、それぞれの年に応じた悩みや問題を交えながら、ほんわり描かれていた。芦田愛菜ちゃんがBL好きの普通の女子高生をちゃ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

伊坂作品が好きなので、ハリウッドでの映画化は嬉しくもあり、駄作にならないかの心配もあった。原作と言うには違う話感は強いが、伊坂さんのアイディアや世界観や、各々のターンでの話が絡まりつつ最後に回収される>>続きを読む

GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

3.6

小難しく考えず、主演が子ども達なのであまり酷いこともされず、単純に楽しめる作品。
妖怪たちもおどろおどろしくなく、どっか可愛さがあっていい。星野源のエンディング曲も良かった。エンドロール後に少し映像が
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

プレスリーの名前は本人より「和製プレスリー」とか「田舎のプレスリー」とか比喩で聞く方が多く、いい声だけど太っちゃったレジェンドぐらいのイメージだった。時代背景と、その当時の歌手も合わせて、偉大ないい歌>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.2

巻き込まれた子どもたちが、ただただ悲しい。
子どもの時、知らずに犯罪に声を使われた男性側と、真相を見つけ報道しようとする社会部記者たち側から、時効となった事件が明らかになる様が、それぞれの思いと共に丁
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TELL ME hideと見た景色(2022年製作の映画)

3.5

JUONが出てるので見た作品。
ラストのライブシーン、感動的だった。
MVを始めhide本人の映像の割合が高かったので、似せようとしてたJUONはなかなか大変そうだったし、hideファンにどう見えたか
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.5

実写と見間違う程の山や星空は、圧巻。
ストーリーも謎を追って引き込まれるし、登山シーンは「怖い」もありつつ圧倒的な自然に「畏い」と言った方が正しいのだろう。映像から、何1000mの山の空気の薄さや寒さ
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

4.0

これぞリメイク❗
「カメ止め」の肝はちゃんとそっくり受け継ぎつつ、フランス版になってて良かった。久しぶりに、本家も見たくなった。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

先に原作を読んでいて、映画化が決まり、文が松坂桃李くんになったので、とても期待していた。
役者さん達は桃李くんやすずちゃんも流星くんも、みんなとても良かったし、雲も月も美しく、音楽も良かった。
なのに
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.3

ウルトラQも見ていたかつての子どもとして、楽しくワクワクしながら見られた。あの当時のウルトラマンも残しつつ、リスペクトを持ってアップデートしていたと思う。13日に封切りで16日にパンフレットが既に完売>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

これから見る人は、出来ればこの作品はなんの予備知識も持たずに見て、やられて欲しい。
見終わって「ぐゎ〰️〰️そう来るか〰️っ」と暫く動けなかった。題名の意味がじわじわ襲って来るのだ。
白石監督らしい残
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雨とあなたの物語(2021年製作の映画)

4.0

ミセンのカン・ハヌルが主演なので、劇場で見たかったが上映期間が短くて見逃してしまい、新作レンタルで鑑賞。
同じミセンのカン・ソラや、お兄さん役にイム・ジェファンも出ていてお徳感があった。
韓国の受験競
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映像は綺麗で、音楽も良かった。台詞を少なくし、目や表情での表現は、素晴らしくもあり、退屈でもあった。
予告映像など前宣伝で、親友の失踪の謎解きかと思ったが、まったく違うものだった。
仙台の地に住んでい
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