やまけさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

「正解」ではなく「結果」を提示しただけ、と言う描き方がとても今っぽいな〜と感じさせる作品でした。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ビンセントの成り上がりを描いたサクセスストーリーだと思って鑑賞していたが、ロケットから噴き上がる炎と銀メダルを包む炎の対比描写を見て、この作品が単なる人間讃歌ではないということを察した。底なしの欲は神>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

もはや言語化することが野暮に感じられるほど、ただひたすらにアツくて痺れる映画でした。

スマホやテレビの画面で観ていい作品じゃないと思うので、気になっている人は今すぐ映画館に行ってきてください!!!!
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トップガン(1986年製作の映画)

3.4

マーヴェリックが割と雑に再起したのでびっくりした。
お話としてきれいにまとめすぎている感じがあったが、当時のUSAの空気感がムンムンで楽しかった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

新たな解釈によって生まれ変わった怪獣たちの姿がとても新鮮で、終始心を躍らせながら鑑賞した。
ところどころオタクの内輪ノリが過ぎる場面もあったが、総合的には原作愛と人類愛に溢れた楽しい作品だった。

キャロル(2015年製作の映画)

3.6

「自分の知らない何かが空っぽの自分を満たしてくれるはず」というテレーズの考えが学生時代の筆者とダブり、複雑な気持ちになった。

決して平坦でない道を通ってきたにもかかわらず、(結果論ではあるが)テレー
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マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

3.6

型破りなアニメーション表現が魅力的でした。
「(絶えず新しいものを求め続ける人間の性を指して)人はそれを夢と呼び、私は不安と呼ぶ」というマロナのセリフが人間と犬の考え方の違いを捉えたものだとすれば、私
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

エディ・ヴェノムペアの夫婦漫才は相変わらず微笑ましいし、キャサディ・シュリークペアの終わってる倫理観も最高でした。実質ダブルデート。

香港発活劇エクスプレス 大福星(1985年製作の映画)

3.4

アラレちゃんが日本刀を振り回しながら大暴れするシーンが良すぎ

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

中途半端な悪人が一番割を食うということがわかりました

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

周囲の環境がどうあれ、自分の人生を切り開けるのは自分の決断だけだということ……。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.0

「聴力を失うことで、世界はこんなふうに変貌する」という学びはありました。
ただ、作品の性質上仕方ないことだとは思いますが、個人的に苦手な演出(音量差の大きすぎるシーンや怒鳴り声など)が幾度となく登場し
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.8

私の好きなタイプのユーモアが満載で、ゲラゲラ笑いながら観ました。端役が不必要に豪華なのもおもしろかったです。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

私自身の考え方はキャシー寄りだったので、彼女を突き動かす行動原理に共感しながら観ていた。
本作は単にバカな男の暴虐さをあげつらっているだけのものではなく、「悪行に時効など成立し得ない」というごく普遍的
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.8

大学の講義で初めて鑑賞しましたが、当時のイタリアの街並みとともに描かれる二人の親愛に夢中になりました。

イノセンス(2004年製作の映画)

4.0

『攻殻機動隊』という作品の「硬派」という一要素だけを徹底的に煮詰めまくったような仕上がりだった。

大量の引用が容赦なく飛び交う高次元の会話に必死にしがみつく必要があったため、想像以上に疲れてしまった
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.9

当時のアニメーターたちのこだわり(光と影のコントロール、計算ずくの画角など)がさまざまなシーンから見て取れた。
私はSACを完走してからこちらの映画版を観たが、事前に何の情報も入れない状態であっても
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スターダスト(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オフィシャル非公認・本人の楽曲が流れないという前情報もあり、期待と不安が半々という感じでしたが、夢中になって観てしまいました。

本編の大部分は「売れないミュージシャンとパブリッシャー(宣伝屋)のドタ
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