mahrrrrrrrrrsさんの映画レビュー・感想・評価

mahrrrrrrrrrs

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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

3.1

社会福祉システムとか学校システム
問題を抱える子に対するシステム チームで丁寧に医療も含めてさまざまな対応をしていて 誰も悪者がいない感じ

ただひたすら既存のシステムに組み込めない子どもが居る

9
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

2.3

自然の中で癒されないタイプの人間なので
自然に脅威を感じるし人間用にデザインされてフィットしてる環境でないとこんな自分の様な弱々しい人間はすぐ終わってしまうだろうなぁと思いながら鑑賞

美しいけど自然
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ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

2.3

虚実曖昧で時間も曖昧

見えてるものが幻と自覚するシーンと、そうなのかわからないシーンも混在

誰かの頭の中と主人公目線を混ぜたイメージをそのまま撮った感じ

キャサリンのメタ視線がゾーッとして怖かっ
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A2 完全版(2015年製作の映画)

2.7

宗教の自由は保障されなければならない
けれど犯罪集団として排斥される
行き場がない
乖離が進む

フラットな目線とは
「普通」とは

宗教を巡って戦争が起きるのがわかるような気がする
かつての友
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.1

物理の学がないけれどなんとかついていけた

ノーラン監督特有の時間軸が散らかる感じなのを承知してから見てみた

モノクロとカラーの時間の流れの意味とか
登場人物が多くて混乱 あとから補完しました

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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

1.7

前半と後半でどんどん不穏になる展開

不穏を突き抜けてダークサイドに落ちる
家族たちがファンタジックにさえ見える

子どもの闇に重点をおかないのはわざとかな

土屋太鳳氏が三度断って四度目で受けた役と
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熱のあとに(2023年製作の映画)

2.4

業の深い女性たちの激しい人生を相反してシーン全体にゆっくりと映してた

なかなか共感するところがない、現実にはかなり生きづらそうで困難な人物たちを
達者な俳優陣で表現してた
余白もかなりある

不安定
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ビニールハウス(2022年製作の映画)

2.7

シナリオが面白かった

94生まれのイソルヒ監督の初長篇作とか
次からもどんな映画撮るのか興味ある

12日の殺人(2022年製作の映画)

2.7

悪なき殺人の監督だった
見たあと気がつきました

殺害された女性がどんな生き方をしてたとしても殺されていい人間なんていない
ということがテーマなのかなとぼんやり思いました

捜査の過程で刑事たちと
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

2.1

皮肉に皮肉を重ねて一周回ってわらっちゃっていいのか?!

根深いといえばそう
ラストの方撮影所のシーン最後に「そんな感じの」の役の黒人エキストラぽい俳優と目を合わすところとか

あと昨日アカデミー賞
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

淡々としてるけど、表面と行き場なく沸る 「正欲」と、諦めの感情が混沌としていて目が離せない。
同志として一緒にいる人たちの穏やかさも
不思議に説得力がある。新垣結衣氏の暗い物を抱えたまま社会生活を送る
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市子(2023年製作の映画)

2.9


壮絶な人生で他人として生きることしか選べなかったヒロイン 幸せを追求することは当然だけど どうしようもない立場に置かれた子どもはゼロ or 100の二択しかないものとしてすすむ

当たり前の日常のシ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.4

アニメ見た方がいいのかな

演奏シーンはすべて良かった

氷の花火 山口小夜子(2015年製作の映画)

3.3

一個人を追跡する、見応えある
ドキュメンタリーでした
出てくるお洋服、小夜子を表現したもの、写真、マネキンその他のすべてがユニークで小夜子でしかなかった

証言する人達も超一流のブランド、クリエイター
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

謎解きミステリーの形式を取りつつ、人間のアイデンティティ、出自とか自分でどうしようもない生まれてきた場所や環境について
私たちはどう向き合ったらいいのか
というテーマだと思った

住民票とか免許証、戸
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すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

3.2


無機質とノスタルジーとファンタジーすこし
昭和40年から開発された多摩ニュータウン「ニュータウン」て言葉にノスタルジーがある

令和の今 あの場所を ふるさと として表現する作品がもっと出てくるかも
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シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

2.9

見る前の印象と違ってホラーというか推理 サスペンス強めだった

ホラーオカルト要素ももちろんある
叫びというか泣いてる声みたいなアレが1番ゾーッとした

画面がかっこいい
崖の家、家の中のインテリア
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

2.4

フランス人監督が脚本を日本語に翻訳して日本人俳優で撮影カンボジアで
とのこと

日本人もかなり忘れかけてることだけど淡々と描いてて長期間の出来事が余計に長く感じられる実際長いのですが
でも飽きずにみま
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5


家族の絆、その絆の陰と陽、表裏一体となった親子の心情に寄り添った作品。

フランス映画らしくて個人的には有りでしたが、苦手な人もいるでしょう 特にラスト

裁判中、子どもの証人に寄り添う制度なども興
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アウトフィット(2022年製作の映画)

2.5

カッコいい!
舞台劇みたいに場面が変わらないのに最後まで面白かった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

息子と母ですが、娘と母だとまた全然違うのかなぁと思った。

常に不安で不安定、優柔不断な人物、母との関係に問題ある男性、わかりやすい人物だが、脳内の出来事or現実なのか虚実曖昧でよかった。

説明を排
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ストックホルム・ペンシルベニア(2015年製作の映画)

2.1

解決できないことを描いている

カウンセリングでどこまで解決するのかある、本人にとってのしあわせは、どこにあるのか

実在の事件のあとこう言う家族たちはどうなってしまうのか…
あえてなのか、犯人を極悪
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終わらない週末(2023年製作の映画)

2.0

終始不穏でスケールが大きな何かがありそうだけど小さな家族の視点と果てしない距離感を行ったり来たりでふわふわしてる

余白めいたところを想像力で補完できればもっとおもしろいかも。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.4



一言で言えなかったり言葉にするの難しそうと見えてその実、究極に世界追求するとシンプルなアンサーがパカっと出現する。

飛べない天使(2023年製作の映画)

2.6

TAMA シネマフォーラムの上映とアップリンク吉祥寺にて二回鑑賞

1回目はファンタジーの方だけを見てた
2回目は『夢』の儚さ、全てが幻、だから美しい猛烈にせつないものとして感傷的に受け取った

主演
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

2.2

TAR 2回目見たのでこっちも見た

キャリーマリガンが良かった
総合的にブラッドリークーパーはすごすぎ

ひらいて(2021年製作の映画)

3.2

見始めと途中とラストに向けてどんどん表情が変わる

繊細で自己愛と儚さ でもつよい女子たち
言葉少なく 体温低そうな愛される男子

そうだった高校生って陽だけじゃなくほぼこれだなリアル感

期せずして
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もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

3.1

未来のことSFなんだけど
木の家、自然に囲まれた人里離れた僻地の風景で少ない登場人物、ハイテクなものが排除されてるあえての?アナログな生活。

テクノロジーの発達AIが人間に近づけば、近づく程、「真な
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.1

気味が悪くて人こわ系の怖さと風景画面の美しさが相反して気味悪さを増幅させてた
イギリスのクラス社会がわかりやすくてよかった

バリーコーガン出演作品に今の所ハズレなし

The Night Before(2023年製作の映画)

3.3

先月のワールドプレミアで鑑賞、監督とキャスト2人のトーク付き

(2023年製作の映画)

3.2

歴史もの苦手な人でも楽しめるエンタメ
豪華俳優陣の振り幅も見応えあった

女性がほとんど出てこない、余計なエモがなくざっくざっく斬る、ラストまでテンポも良かった
解釈とか切り取り方も自由でいいのでは
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理想郷(2022年製作の映画)

2.7

移住した理想の暮らしを目指す夫婦と地元に根ざす人たちの軋轢、干渉せざるを得ない両者の立場

向き合っていく🟰生き方 だから無闇に否定できないけれどこの場合余生(と言っていいのかな)をしんどい方に舵をき
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サタデー・フィクション(2019年製作の映画)

3.1

モノクロだけどアクションの迫力あります時代モノでとてもスタイリッシュ

どのシーンを切り取っても絵になる
手持ちカメラで臨場感

コン・リー 華やかでタフで美しく完璧でした

オダギリジョー 中島歩
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オオカミの家(2018年製作の映画)

2.8

予め調べてから見たので全シーンに深い恐ろしさのメタファーを感じる

アートとしてのクオリティにも圧倒される
どうやって作り上げたんだろう…

実際の出来事がこの世の闇のすべてを凝縮してるみたいで

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