ブラックユーモアホフマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ブラックユーモアホフマン

ブラックユーモアホフマン

荒馬と女(1961年製作の映画)

4.0

実はマリリン・モンローが出てる映画を見るのは初めてなのでした。
実は動いてるマリリン・モンローをあんまり見たことがなかったというわけで。
改めて、今更すぎますけど、ものすごいですね、こりゃ、歴史に残る
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欲望という名の電車/オリジナル・ディレクターズカット(1951年製作の映画)

4.2

怖い映画。なんて設定だよ。どうしたらこんな話つくろうと思うんだよ。どうやって思いつくん。実体験じゃなきゃこんなの作れないっしょ。ヤバすぎるもん。こわい。

【一番好きなシーン】
外に駆け出して行くブラ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

デヴィッド・ハーバーってこんないい役者だったっけってくらいよかったな。もちろん昔からずっと好きだけど、今までで一番よかったくらいよかったな。

素晴らしい娯楽映画。ド王道スポ根。
終盤は『クリード チ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.7

よすぎるよねカウリスマキ…………

クリスマス3本目。

自分を殺してもらうために殺し屋を雇うが、雇った後に愛に出会い人生の喜びに目覚めてしまう。一方、殺し屋も殺し屋で事情があり。

何も言うまいよ。
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.2

クリスマス2本目。
薬の効果も切れてきてか、ちゃんと最初から最後まで見れました。

ずっと見たかった。ようやく。
『レディ・バード』がすごく似てるなと思ったけど、終わり方はまた別の味わい。
だいぶ歳上
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

-

いっぱい寝たのに、やたら眠くなるな、と思ったら、処方してもらった咳止めの薬、眠くなる成分はいってるって言ってたな、そういえば。

くそーもう一回みなきゃいけないじゃん……。

別れる決心(2022年製作の映画)

4.1

好きです。好きですけど、これが好きなのってある種のフェチのツボを突かれてしまうからってだけで、じゃあ映画として本当にこれが面白いのかどうかっつうと微妙なんじゃないかとも思う。

パク・チャヌクのこの変
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

-

劇場で吹替版で見た。
どうしても新しいミッキーの声に慣れない……。

『トレジャー・プラネット』が好きなので、ジムが出てきて嬉しかった。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.3

はっきりと顔が映るシスジェンダーの成人男性はオーガスト一人しかいない。
彼をベン・ウィショーが演じていなければ、多分オーガストのことをこんなに信じられなかっただろう。そのことが情けなくもある。
現実に
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.7

イスラエル支持であるディズニーの新作を劇場に見に行くというのは、虐殺に加担することになってしまう。
しかし、ディズニーファンとしては、見たい、というアンビバレント気持ちのなか、見てしまった。恥ずべきこ
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悪魔の追跡 4Kデジタル・リマスター版(1975年製作の映画)

3.4

んー期待してたほどは面白くなかったなぁ。おんなじようなシーンの繰り返しで抑揚がないというか。カーアクションとかすごいんだけど。登場人物があんまり戦いの中で学ばないからイライラしちゃう。裏切られてもすぐ>>続きを読む

バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

-

ひさしぶりだなっていうくらいの爆睡かましました。ほぼ見れてない。でもめっちゃ面白そうだったから必ずいつかもう一度ちゃんと見ます。

彼岸花 ニューデジタルリマスター(1958年製作の映画)

4.2

家デケェ。浪花千栄子うるせぇwww

また娘を嫁に出す父モノなんだけど、この頑固な主人公は確かに笠智衆じゃなくて佐分利信だな、と納得。

佐田啓二が、重要人物なのに2回しか出てこないのが面白い。

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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.7

なんて悲しい話だ。ずっと泣きそうになりながら見た。

年末なので今年見逃した映画をできるだけ見て行こうと思います。

見る前から、なんだその話、どんな映画なんだ、って予想ついてなかった。見てみたら、す
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.1

Wiiスポーツなつかしっ!!

劇中使われてる音楽もなんか懐かしい感じのロックが多くて、近過去にタイムスリップした感覚でよかった。

絶対好きじゃないと思ってたけど、見てみたら結構好きだった笑
最後ギ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.5

よく長編で作ったもんだなぁ。
狂ってる。映像の密度がヤバい。
壁にかけられてる服とか、絵とか、壁の手前に置かれた立体物とか、すら、次の瞬間にはもう違う絵を描くためのキャンバスに変わって、その形が持つ元
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(2021年製作の映画)

3.8

こりゃアリ・アスター好きでしょうね。
生首みたいなのにリボン括りつけて散歩し始めた時、あーあーあーやってるわ、と思いました。
なんかちょっとメリエスの映画も思い出すような。『オオカミの家』よりは手間か
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.8

最高。
最高以外言うことありません。

強いて言えば、もっと爆音で見たかった。

車屋のジャームッシュがめっちゃアメリカ人。ジャームッシュの映画は見たことあっても、ジャームッシュ自身のことを見たことあ
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お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

4.5

異常。
画面の均整の取り方が異常。
もはやちょっと怖い。

デジタル修復されてフィルムの揺れやキズがなくなると、より一層それが際立つ。

他のどの小津作品よりもモダンな画面ですわ。新興住宅地が舞台の本
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早春(1956年製作の映画)

4.5

年末年始は!小津!

ということで今年も小津が見たい季節になりました。やっぱりちょうどやるっていうんで見に行ったら、結構ひと入ってました。

デジタル修復版っつうことで、確かに綺麗なんだけど、傷も揺れ
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