恥ずかしながらロバート・ベントン監督作の筆下ろしとなることになったのが本作。彼の代表作『クレイマー、クレイマー』も見ていない。長い間なんとなくずっと見下し舐めていたように思う。そんな監督は他にもまだま>>続きを読む
男らしい男の中の男を撮らせたらピカイチのアントワン・フークア監督作。
映画の唯一の弱点である匂いの表現までを加齢臭漂う男臭い映画に仕上げてしまうあたり流石の手腕だと素直に感じる。
娯楽として流して見>>続きを読む
第69回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門特別招待作品(2016年)
カンヌでジャーナリスト連中のド肝を抜き世界156カ国から買付オファーが本編の内容と同様にノンストップで殺到している>>続きを読む
“SICARIO”
“シカリオ”の語源はエルサレムの“熱心党”である。祖国を侵略したローマ人を追いつめた殺戮者たち。メキシコで“シカリオ”は“暗殺者”を意味する。
ーオープニングの字幕より
邦題>>続きを読む
つかこうへい初体験。
舞台はいまいち好きになれず、つかこうへいという名前に世間は何を騒いでいるのかと…名前ばかり独り歩きしてるのだろうと昔から勝手に思い込み、つかこうへい関連には一切触れてこなかった>>続きを読む
モントリオール映画祭のワールドコンペティション部門に出品するとは何とも恥さらしなことを…
全てのキャラクターが記号的にしか描かれてないため、めちゃめちゃ浅い人間群の茶番劇にしか見えない。
なぜに映画に>>続きを読む
茶番劇もいい加減にしてほしい。
さすがにシリーズ四本目となるとストーリーの広がりにも限界があり全てにおいて無理矢理感が漂う。そもそもシリーズ一作目の大当たりを、ずっと引っ張ってしまっている。やればある>>続きを読む
「ハクソー・リッジ」に奮える感動を覚え、完全に力量を舐めてた監督メル・ギブソンの過去作を遅まきながらのチェック。これまた当時に劇場で見なかったことを後悔する結果に。
役者が監督してイイコトない。と嫉>>続きを読む
紋切り型の芝居をするTHE悪者達が見ていて辛い。悪ぶる必要ないのに悪ってこうだよねというイメージで演じられちゃうと見る気なくす。
それでもポール・バーホーベン節は絶好調。腕をブッ飛ばしたり残酷描写は盛>>続きを読む
町山智浩氏の評が素晴らしいので、そのまま添付させていただく。
以下抜粋
スピルバーグ監督に直接会った時に話を聞いたら「僕は2種類の映画を撮っているんだ」って言っていたんですよ。ひとつは『ジュラシッ>>続きを読む
ロッキーのアホさが無くなり、紳士なお金持ちキャラに変更。現実世界でアメリカンドリームを掴んだスタローンが名士らと付き合うことにより多くの影響を受けたのかと想像する。
前二作の全く笑えないジョークも本作>>続きを読む
本作を劇場で見た時は、全く乗れず瞬間瞬間寝てしまったような記憶があるが、二度目の今日は印象が全く違った。やはり映画も音楽もそうだけど、一度見た聴いただけで良し悪しは決めつけないほうがいいなと反省。とか>>続きを読む
中卒という設定だからなのか余りにもロッキーをアホに描き過ぎている。自分で脚本も書いて監督もしてるから、忠実に作りたいもの作れる環境だから、それでいいんだろうけど…。一作目もこんなアホだったかな?とにか>>続きを読む
2009 年に公開された森田芳光監督作「わたし出すわ」を劇場で見て以来の、森田作品はこれでまだ2本目。
「わたし出すわ」の内容は最早なにひとつ覚えてないが途中で劇場から立ち去るか何度も悩むほどに退屈で>>続きを読む
自分の好みの女性のタイプを母親と重ねる殿方が世には多い。はたまた母親とは真逆なタイプにいくか…あっちいったりこっちいったりを繰り返してみたり…。
本作のJOY役を演じるジェニファー・ローレンスを見てる>>続きを読む
“The Great Pretender”
The Plattersの曲をFreddie Mercuryがカヴァー。エンドクレジットで流れるフレディ版はオリジナルの悠長な歌い方とは一変して、この映画の>>続きを読む
世の女性達よ、
壁ドンの元祖は財津一郎だぜ!‼
すでに壁ドンも流行遅れ感あるが、本作ではその早すぎる流行の始まり正に元祖THE 壁ドンが見られるその歴史的瞬間を見逃すな‼
そしてその後、元祖壁ドンの>>続きを読む
“Sole Survivor Policy”
ソウル・サバイバー・ポリシー
(直訳では“唯一の生存者方針”)
アメリカ国防省には実際にこの規定があるらしい。Wikipediaによれば、この規定は巡洋>>続きを読む
これ映画だったの?
BSドキュメンタリーの一種かと思って昼メシ食べながら見てた。
ただのインタビュー番組で映画でも何でもないけど、ながら見にはちょうどよい。
嫉妬に狂うほど完璧な映画‼
今どき映画のガチャガチャがちゃがちゃ細かいカット割りは一切なく、どっしりと落ち着いて悠々としたフィルム回しで観るものを物語に深く引き込む。
原作のタイトルまで変更するほど本>>続きを読む
タマフルの“スタローンだらけのアカデミー賞”にて羽佐間道夫のサプライズ出演で、スタローン本人からだと超盛り上がるオジサン達。その尋常でない、はしゃぎ方に羽佐間道夫のロッキー・バルボアが気になり鑑賞。>>続きを読む
カメラとレールとスタッフ数名がおもいっきり見切れてるカットがある。
プロとして恥ずかしくないのか?!
この時代の専売特許か客を馬鹿にしてるのか理解に苦しむが、脚本もご都合主義に展開していく。
葉月のキ>>続きを読む
フークアらしい男臭い映画。
三人の男をそれぞれの視点から描き、それがラストで交差するだろうことは邦題からも容易に想像がつく。
原題“Brooklyn's Finest”確かに「ブルックリン警察」と直訳>>続きを読む
ジャングルの中からいきなり攻撃され内臓をブチ撒ける名もない米軍兵。ゲリラ戦法を得意とした見えない敵を表現しているのか、ほとんど敵の姿が見えない。よって毎回毎回ぬぅぉーとか叫びながらの米兵の射撃している>>続きを読む
気持ちが悪いけど見ちゃう正にドントブリーズな映画。
退役軍人で失明なお爺ちゃんに更に二郎ラーメン宜しく増し増し設定で、娘を亡くし、加害者を監禁し、孕ます‼
とギトギトこってりでお腹いっぱい。
ハイラ>>続きを読む
イーライ・ロスの作品を初体験‼
1977年の『メイクアップ』原題“Death Game”のリメイクのようだが、こちらは未見。
浮気しない男なんていない。条件さえ揃えば100%で浮気するということを映画>>続きを読む
己のホラー弱者ぶりが露呈されるほどビビりまくった‼
ダイアナの設定に筋が通らない点がチラホラ…コレちゃんと会議したのかな?!なんか詰めないでオッケーだした感が強い。例えばベッド下から引きずり込まれるシ>>続きを読む
周防正行監督が伊丹十三監督から直接言われた言葉がずっと残ってるとインタビューで答えていた。
「人の知らないことを見せてあげれば、それだけで十分に人は興味をもつよ」とその言葉通りのことを、身内が亡くなら>>続きを読む
Wikipediaによるとシリーズを通してデトロイト警察の上司役ダグラス・トッド警部を演じたギルバート・R・ヒルは実は俳優ではなく、モノホンのデトロイト警察の警部補。ロケハンの際に一作目のマーティン・>>続きを読む
モロなんだろうなぁ実景に馴染まずに浮いちゃってんだろうなぁ…と見る前から危惧していたCG描写が予想通りで笑っちまうくらいに無感情で過ぎていく。劇場の大きなスクリーンと大きな音ならまだごまけてるかもしれ>>続きを読む
結局フォーマットはそのままに同じことを繰り返しているだけ。お馴染みのコンビにお馴染みの早口で、まくし立てるエディ・マーフィー。
シリーズ一作目から連続で見たのが退屈と感じた原因か…それともエディ・マー>>続きを読む
保守的で規則第一主義のクソ面白みのないビバリーヒルズの警官たちが、休暇と言いつつ友人殺しの捜査をするデトロイトから来た荒くれ者アクセル・フォーリーことエディ・マーフィーの軽快で変幻自在の手八丁口八丁ぶ>>続きを読む
明らかに人間用に作られてない作業現場対応の極太ネジを頭に捩じ込むシーンと、そのネジを麻酔なしで抜くシーンがハイライト。スクリーンを見ながら腰がのけ反ったのは久しぶり。現在では、あんなリハビリ療法は有り>>続きを読む
いまの資本主義アメリカは、ほぼほぼこの時代に完璧に仕上がったと言ってもいいのだろう。
金を儲けるために、そこかしこで試行錯誤が繰り返され、生まれては消え生まれては消えを繰り返し淘汰されてきた。そして、>>続きを読む
「自分で鳥肌が立つような音楽でなければダメだ。決しておごりじゃなく自分にガツンと響く音でないと観客や聴く人の心にも響くわけがないと思うんだ」ーTom Holkenborg
これは音楽に限らず作り手の気>>続きを読む
特攻大作戦。
もうホントに邦題センスのなさ…
この邦題のダサさ故に、暫く本作を敬遠してしまっていたこの気持ちを返してくれ。
とにかくこの12人のならず者達のキャラクターの立ち上がり方ったらない。
映画>>続きを読む