フワッティーさんの映画レビュー・感想・評価

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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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3年前に完全版DVDを買って観て、今回オリジナル版を初めて観た。これ以上ないグランドフィナーレ。

EO イーオー(2022年製作の映画)

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これのために昨日『バルタザールどこへ行く』を見返した。

再現されたのは「現代的な寓話性」、「多様な人間の罪」など。あとはラストシーンが他の動物の群れに囲まれて死ぬところか(他の動物も死んじゃってるが
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蜂の旅人(1986年製作の映画)

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アンゲロプロス長編7作目。抑圧された感情、加害衝動、その共有。

アイドルたち(1968年製作の映画)

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アイドルの原義は「偶像」。

カットが重要な本作の編集はジャン・ユスターシュ。でなければ観なかっただろう映画。

こうのとり、たちずさんで(1991年製作の映画)

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本作のテーマは「国境、難民」というよりは、「居場所のないという感情」であるという。

酒場で言葉もなく見つめ合う男女、国境の河を挟んだ婚礼、電線を架ける作業。人に満ちた映像詩。

エンジェリック・カンヴァセーション(1985年製作の映画)

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スロウで粒の粗い映像パートに、季節や愛の詩が乗せられる。一部滑らかな映像はただ男と男が体を重ねている。

ブリキの太鼓 ディレクターズカット版(1979年製作の映画)

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ファスビンダー映画を初めて観た時を思い出した。ニュー・ジャーマン・シネマの姿勢が詰まってる。

残念だけど、調べたらやはり訴訟が起こっていた。

ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)

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「20世紀のヨーロッパはサラエヴォに始まりサラエヴォに終わる」

当時のバルカンを切り取っただけでない。

ダンスシーンでは過去作に出てくれた人々が踊り(それも、蛍の光の音楽で)、キャストの台詞には縁
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アラビアンナイト(1974年製作の映画)

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アジズとアジザの話素晴らしい。エロティック、スラップスティック、様式美。

狩人(1977年製作の映画)

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様々な時代を回想し、映画は最初に戻って来る。親切な字幕はギリシャ語訳者としても活動し、監督とも親交のあった池澤夏樹による。

ザ・シャウト/さまよえる幻響(1978年製作の映画)

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イエジー・スコリモフスキの大傑作。犬とかスローモーションとか、スコリモフスキらしさがあるんだけど、監督のフィルモグラフィーの中ですら限りなく異端。

小人の饗宴(1970年製作の映画)

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ヴェルナー・ヘルツォークの出世作。最後まで徹底的に小人だけを映す、強烈な風刺作。ヘルツォークの方法論はこの頃から顕在。

テンペスト(1979年製作の映画)

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青一面の外、暗がりの内、色づかいの開放された婚礼。最後の独白は映画風にアレンジ。

スウィート・ムービー(1974年製作の映画)

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プロデューサー:ヴァンサン・マル(ルイ・マルの弟)
撮影:ピエール・ロム(ブレッソンの『白夜』、『ママと娼婦』)
助監督:クレール・ドゥニ(下積み時代、20代後半頃か)

上記スタッフ陣からのこの仕上
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ヒエロニムス・ボスの快楽の園(1980年製作の映画)

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英語字幕で。

ジャン・ユスターシュの短編。『不愉快な話』と似た手法が取られる。語り手の男はジャン=ノエル・ピック、『不愉快な話』の第二部の語り手と同じ人。

タイトル通り、ヒエロニムス・ボスの『快楽
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カビリアの夜(1957年製作の映画)

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フェリーニの、というよりマシーナの悲喜劇映画。脚本はフェリーニ作品の常連に加え、パゾリーニも参加。

カンタベリー物語(1972年製作の映画)

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『デカメロン』のようにタイトル字幕もなく、突然始まり突然終わるオムニバスの編集。最後の物語の絵面が頭から離れない。

新宿泥棒日記(1969年製作の映画)

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かなりゴダールのような編集。キャストは本人役で出演。

歴史の授業(1972年製作の映画)

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そう長くない上映時間の3分の1を占める運転シーン。制作手法をさらけ出すような演出。

ユー・アー・ノット・アイ(1980年製作の映画)

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サラ・ドライバー監督脚本、ジム・ジャームッシュ(サラ・ドライバーの夫)共同脚本。

デカメロン(1970年製作の映画)

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VHSで。モザイク荒すぎて萎えた。

1つ目と2つ目が段違いに面白い。

夢の方が素晴らしいのになぜ描き続ける?
FINE

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