映画の冒頭で乗馬服の裾をステッキを使って手繰る颯爽とした仕草と、欲しいものを手に入れるために、周囲の非難に身体を硬直させてじっと耐える姿のコントラストは、ジュリー(デイヴィス)の意思の強さを確固たるも>>続きを読む
何がしたいのかよくわからなかった。ファスベンダーの顔がどいうった時に崩れるのか楽しむ、という見方はできると思う。
機械のような完璧かと思いきや、実はヘマをする男の復讐劇。
ジュディ・ガーランドとロバート・ウォーカーの無言のやり取りが1番見応えがある。とくにガーランドが上の空の様子は、彼女は一体何を考えているのだろうかと想像を掻き立てる。
セタ・バラが演じるヴァンパイア(ヴァンプ)女性は、もう貞子なんじゃないかという衣装とメイクアップだ。あと、何故か画面の白い部分の光量が強く、輝いているので、人間ではない感をさらに高めている。
神戸発>>続きを読む
神戸発掘映画祭2023にて
サイレント時代の異性装は、いつ異性装をしている人物が言葉を発するのかがあまり重要ではないのだろうか。声を発すると自分がパフォーマンスをしているのが周囲に分かってしまうの>>続きを読む
映画を観た後で、こんなシーンあったっけとヒッチコックの映画をまた観たくなるような気分にさせてくれる作品。
ライティングと、エレベーターの使い方が巧みで、ひとつひとつのショットに見応えがある。とくにモーリーとチチの絡みがある場面は。
何が気になるって、面白い男性登場人物が多いこと。とくに2人の若い男性達の親密な仕草が。
1936年にロケーションでどれだけ優れた作品が撮れるか思い出させてくれた。
ポール・ダグラスが渡したタバコを放り投げるスタンウィックの姿は形容し難い
カメラの動きよりも、俳優の立ち位置、向き、画面内の動き、カメラの位置と高さで人物関係を描写する優れた映画
劇中で出てくる作品は、ルビッチ他のアンソロジー作品である『百万圓貰えたら』。チャールズロートンが出ているエピソードはルビッチ自身が監督している。
華やかさと同時に、残酷さもある『ブロードウェイのララバイ』のナンバーの演出。WBらしいと言えばらしいかも。
50年代になって段々とテーマが重くなるミネリ作品のうちの1作。中流階級の欺瞞に満ちた生活の中で唯一正直に生きるシナトラとマクレーンの人生は、予想しなかった方向へ進んでいくが…。
物語よりもスタイルを意>>続きを読む
記者のコンパートメントでのグラントとヒロインのやり取りをみると、いかにグラントが誰もが憧れるスターであったのかが分かるだろう。陽気な振る舞いと、真剣なロマンスの切り替えが瞬時にできるからこそ、コメディ>>続きを読む
IMAX 70mm @BFI IMAX
4000円払った甲斐はあった
母の結婚が理由で揶揄われた娘がベッドで泣いてるシーンだけ虹色のライティングになっているのは何故だろう