オープニングの水上ボートのショットがこれから始まる物語の乱高下を予感させ、高揚感を与えている。
ジョンとライオネル・バリモアが肩を組み合っているところは物語以上の関係性があるような気がする。なにせ兄弟だから。
寝てしまうと身体が乗っ取られてしまう、1950年代のアメリカ社会の隣人に対する恐怖を描いた映画
ひとつのシーンのネタが、何度も違うシーンで折り重なっていくのがルビッチ・タッチなのかな
@BFI NFT1 35mm
2人の人物同士の会話を撮るために、ショット/切返しショットを使うのではなく、ドリーで左右に行ったり来たりしながら2人の人物をスクリーンに交互に映すのが印象的。物語だけでなく、撮り方にもそれまでの映画慣>>続きを読む
@BFI Film on Film festival, NFT1
35mm Nitrate print
&BFI Film on Film Festival, NFT1
35mm Nitrate print
& BFI Film on Film Festival, NFT1
35 Nitrate print
@ BFI NFT2, Film On Film Festival
35mmプリント
エリザベス・テイラーが整形手術をして若返り、休暇先で年下の男性とロマンスを繰り広げながらも、ヘンリー・フォンダ演>>続きを読む
@ BFI NFT1 , Film On Film Festival. 35mm ニュー・プリント
@BFI NFT3 35mm
グラントが事あるごとに自分は戦争花嫁で、例外なんだと説明しなければいけない状況が、現代の性的マイノリティの状況にも通じているのでは。
ローレン・バコールのセリフの破壊力が計り知れない程強い。
『カサブランカ』よりもこちらの方がオススメ
@BFI NFT1
死にかけているハリウッド映画監督ニコラス・レイを描いた映画。映画内映画、映画の中のニコラス・レイ、実在する人物としてのレイの三段階の位相からなっている。一回観ただけではそれぞれの位相が混乱して上手く理>>続きを読む
レストランで1分間無音になるシーンは映画だから出来る演出で、それまで主流であったハリウッド流のリアリズムを乗り越えようとするゴダールの姿勢を感じた
ロートンはいつも群衆に襲われる。当時イギリスでは”Too horrible”なので公開されなかった。
アン・トッドの弾く曲にラフマニノフが含まれているが、同年に公開の『逢びき』でも用いられている。流行りでもあったんだろうか。
「ジャズシンガー』の陰に隠れてしまったが、音が物語内容と連動した初期の作品。結婚式を目撃するシーンが印象的に残る。
ムービートーンの内容とキスの拒絶の連動が若々しい恋の有り様を感じさせる。
オフィスフロアに無数に広がるデスクのシーンは、32年にルビッチがチャールズ・ロートンを使ってすでに”If I Had a Million”のなかで試みている。
チャールズ・ロートンがハリウッドデビューした年に作られた作品とは思えない程の演技。狂気に触れていると言うことになっているが、どこかチャーミングな雰囲気が残っている。
時代劇の慣習を乗り越えようと使いまくった血糊の量は半端ない。