如水さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

如水

如水

映画(275)
ドラマ(8)
アニメ(0)

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.7

これは面白かった。邦画とは思えない迫力とグロさ。ラストあたりもう 昔死ぬほど遊んだ LEFT 4 DEAD そのまんま、懐かしすぎて泣けてきたわ。
しかし大泉は良い役者だよ

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

終始重々しい雰囲気の中、無駄な説明を全て省き淡々と物語は進んで行く。説明不足なうえに主人公は無口なので一回目の観賞では意味不明な部分や頭を捻る箇所が多々あった。2回観てやっと意味が分かったのだが、この>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

前評判がすこぶる高いこの作品。あまり映画を観ない人から そこそこ映画に詳しい人まで高評価。
あまり この手のホラーは好きでないが一応観ておこうとレンタルした次第。
感想として、上手く出来たコミカ
>>続きを読む

テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

1.5

子供向け戦隊モノを有名な役者で作ってみた感じ。チープなセットに原作未読の人には解らないような世界観、しかし演じるのは誰もが知っている豪華な役者。馬鹿みたいな映画ではあるが、この役者陣を見れば原作に対し>>続きを読む

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

2.5

時代考証や細かなディテールなどは要らない、とにかく派手で格好良いものを作ろうとしたような作品。そこには我々が日本史で知るような侍は一切出てこず、列車強盗をするインディアンみたいなサムライがサムライぽい>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

アニメはあまり観ないが素晴らしい出来だと思う。感動というより深く余韻が残る作品で個人的には「火垂るの墓」より良かった。
悲惨な現実の中にも悲観的にならず常に前向きなすずさんの姿に日本人女性の素晴らしい
>>続きを読む

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.0

面白くない事は無いんだけど、ディテールに甘さを感じる。

二百三高地(1980年製作の映画)

4.1

最近、NHKの「坂の上の雲」を見ているのですが旅順攻略戦が原作の描写に比べるとかなり見劣りする。そこで二百三高地を再度見直してみた。
やはり乃木は仲代じゃないとダメだとつくづく思いました。途中の突然
>>続きを読む

孤高のメス(2010年製作の映画)

4.2

脚本も良いのだが、それ以上に演じる役者陣が素晴らしい。
2時間の上映時間、そんなに事件らしい事件もなく淡々と進んでいく、まさに堤真一演じる外科医の手術のように。
物静かで繊細で情感がありどこか懐かしい
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.9

個人的には一作目より良かった。
決して正義を振りかざしるのではなく、自分の関わりのある人だけ守る。自分の手の届く範囲を守る。しかしその守り方は徹底している。

“一隅を照らす “ 大事な事だよね
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

可愛い同僚が呆気なくミサイルで吹き飛ばされ退場これは残念すぎ。まぁしかし誰が観ても楽しめる安定感。個人的には前作の方がいいかな?

キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

スパイ映画ならリアル路線が良いと思っていたが、そもそもスパイ映画に真のリアルを求めたなら恐らく晩餐会と密談ばかりになるだろう。それならば、下手な突っ込み不要なくらい振り切れた方が良い。そういう意味でキ>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.5

前半は非常におもしろい。重い過去を背負って今は物静かに過ごしてる主人公はさながらレオンのようだ。しかし後半、ハリウッドなアクションになって前半の良さを帳消しにしている。
後半のクライマックス、敵のボ
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.2

ラストの展開ちょっと凄いんちゃう? ラストシーンのギアチェンジの入り方はちょっと鳥肌もの。 これは恐れ入ったわ

ジェーン(2014年製作の映画)

2.7

なんだかなぁ〜。 高校生が考えたような内容と全くリアル感のないあり得ないようなハッピーエンド。ナタリーポートマン自ら製作に関わったらしいけど、その面の才能はないな。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

昨日みてきました。 「ボーダーライン」と構成がよく似てる社会派映画。
ジェレミー•レナーの感情を抑えた演技とエリザベス•オルセンの力強い演技はなかなか良かった。
退屈な静から突如激しく動に変わる演出は
>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.0

個人的に合わなかった。 若手では評価の高い二人が演じるという意味では素晴らしいのだが個人的にはどうも合わない。こういう生き方もあるだろうが無理がある。
与えられた宿命を受けいれて生きる事は案外大事なん
>>続きを読む

ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.8

敵は1500mショットを連続で決める完全無敵のスナイパー。もう現実感が無さすぎてミリタリーに詳しい人は白けるするかもしれない。
しかし映画作品としてなら非常に良くできてる。 広大な空間の中に遮蔽物は頼
>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.2

コーエン兄弟の名作。
逃げル方も追いかける方も手練れなので終始緊迫感がある。
ハビエル演じるショートボブの殺し屋がえらく魅力的。酸素ボンベ持って彷徨く姿はもう薄気味悪いの極致
その凄腕と非道ぶりが、ド
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

昭和の終わり頃、まだ暴力団対策法施行前の広島は架空の町での話だが、なんだか妙にリアリティがあった。 それは綺麗事や御託を並べても、ヤクザ同士の揉め事はだいたい金絡みだし、役所広司演じる大上みたいな刑>>続きを読む

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.0

実在の人物が起こした珍騒動を題材にしているらしく、多分、製作陣は企画段階からコレは面白い作品になると思ったことだろう。しかし映像に落としてみると数あるコメディ映画の一つとなってしまっている。 >>続きを読む

アレキサンダー(2004年製作の映画)

4.0

塩野七生著 「ギリシア人の物語3」の予習として鑑賞したこの映画。個人的にはかなり良かった。
特にペルシャ王 ダレイオス3世とオリエントの覇権をかけて戦ったガウガメラ、これは圧巻の出来栄え。大王の十
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

観ている間は楽しい。多分2ヶ月後は記憶に無いだろう

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

シャーリーズ•セロンがえらいカッコよくスタイリッシュ、とにかく一挙手一投足いちいちカッコいい。どのシーンが良かった?と聞かれれば即座にあのシーンが良かった、このアクションもカッコよかったと答えらある。>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

ミュージカル食わず嫌いで敬遠していたがこれはむちゃ良かった。
プロローグの渋滞の中での出会いから、春、夏、秋、冬と時はながれ、そして5年後のエピローグでまた渋滞をきっかけでの偶然の再会。 完璧で見
>>続きを読む

忍びの国(2017年製作の映画)

3.6

ツタヤの4枚1000円キャンペーンの4枚目に数合わせに選んだ作品。
この期待してなかった映画、結論からいいますとなかなか良かった。
多分、元になっている原作はかなり面白いのだろうと思う。

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.0

アンジーからアリシアさんに変わった新しいララ、ゲーム版のララも新しくなったのでこれはこれでアリだとは思う。が、いかんせん作品のストーリー構成が対象年齢9歳〜12歳くらいの内容。
それを言っちゃお終いな
>>続きを読む

戦国自衛隊1549(2005年製作の映画)

1.0

こんなバカみたいな脚本でも真面目に役を演じる役者のプロ根性は見れる。
しかし、これほど酷い出来の作品も珍しい。これ劇場公開したんだから逆に凄いわ

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

3.4

良い映画ではあるがなにか物足りない。題材を考えたらもっと良い作品に出来たはず「その場面いるか? 」みたいな女性監督ならではの拙い部分が気になって仕方がなかった。最後の締めであるラストシーンなんかでもそ>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.4

「プリズナーズ」「ブレードランナー2049」「メッセージ」と観てきて最近お気に入りのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。 結論から言いますと、この映画すごく出来がいい。
冒頭から5分で引き込まれ、これはヤ
>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.0

心理学者が昏睡状態の猟奇犯の中に入って手掛かりを探すという、一見面白そうだけどパッとしないお話
公開当時、マクドナルドに設置されてた液晶モニターでえらく興味をそそられるCMを流していた。その当時は大
>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.2

実話を元にした感動作。脚色もあるだろうが良い作品だと思った。
この映画でサンドラブロック演じたリッチマダム リー•アン 、知性豊かで寛大で愛情深く行動的。アメリカ人が考える理想的母親の原型なんだろうな
>>続きを読む