Rikuさんの映画レビュー・感想・評価

Riku

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異人たち(2023年製作の映画)

4.0

どんどんとアダムの中に引き摺り込まれていく感じがした。最初のセックスシーンで退出してしまった方がいたけど、かわいそうに、って思います。生々しいから、いいのですヨ。アダムの孤独とその苦痛を、当事者にさせ>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

観なきゃよかったまである....CGの見本市って感じで、ぼーっと観る気持ちで臨むべきだった。
ピンクゴジラはかっこいいんだけど、ハリウッド版の動きは本当に微妙。CGすぎてリアリティが乏しい。怖くない。
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

安心しきったところでのラストシーンにぶち抜かれた。体制でも、反体制でもない、好きを貫く最高の物語。F1に俄然興味が出てしまった。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

ゲーム的な映画がとても胸熱!グランツーリスモはほとんどやったことないけど。王道なストーリーだけど実話だからこそ夢が詰まってる。ル・マンという過酷なレースも初めて知った。すごいな

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

和山やま先生の作品の中で「カラオケ行こ!」がずば抜けて大好きだったので、映画化は嬉不安の中でしたが結果的に最高。漫画的なおもしろさを、映像で完璧に再現されていた。綾野剛のバランス感...すごい。ヤクザ>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

カオスで退廃的な世界観に惹き込まれる!映画よりも先にサイパンとかをプレイしていたので、初見的な衝撃は得られなかったのが悔しい....80年代に観ていたらどう思ったのかなあ

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.5

びびって観れてこなかったのですが、やっと鑑賞。明るい時間帯に。超怖いけど、ドラマ部分もいい。ありえないくらい水浸しの部屋が最高。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

運命を再解釈する映画だと思った。
「辿り着いたここが、私の居場所。」
このセリフが、映画を語っているものだと個人的には感じる。
“運命的”という形容詞と“運命”は似て非なるものなんだなと。ロマンチック
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

オッペンハイマーという人物・周辺の歴史をこの機に勉強して鑑賞。去年も感じたけど、戦中・戦後日本を描く作品がとても増えた。ゴジラ-1.0、窓際のトットちゃん、君たちはどう生きるかなどなど。戦争をテーマに>>続きを読む

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

物語が動き出すまでがなかなか遅くて、途中飽きてしまった....
若干コメディ要素もあって楽しめたけど、天童よしみはコメディとしていたのか最後まで謎だった

NN4444(2024年製作の映画)

3.5

低予算の短編ということで、4本どれもアイデアフルで楽しめた。テーマもなんとも現代のやだなぁだったのは良かった。VOIDが一番好き。ホラーはこのくらい不条理で、説明不可能なものに巻き込まれていくのが、ジ>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.5

DUNEの予習としてまた観た。DUNE後に観ると、影響受けてるのめちゃめちゃわかる

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

とんでもない。ドュニヴィルヌーグ監督、DUNEを撮りながら成長してやがる....!と思わされるくらいPart2は圧倒的なおもしろさだった。荘厳、迫力、壮大。静の砂漠を見せた1から動の砂漠の2。砂虫のス>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.5

オープンニングとエンディングのダンス。驚かされた。異常な愛情。めちゃくちゃ胸糞悪い。

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)

3.0

音が怖くてまだ耳がキンキンしてる。とにかくビジュアルがいい

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

なんて優しい映画なんだ〜。他者を救うことで救われていくこと。決して傷を舐め合うようなこともせず、かと言って伴侶として支え合うようなこともしない、ただ相手を理解し合う関係のよさ....背中を押すわけでは>>続きを読む

青春群像(1953年製作の映画)

4.0

どうしようもない若者たちへの讃歌。
ほんと、どうしようもないな!と観ながら何度も言いそうになった。カーニバルのシーンが最高....白黒なのにカラフル。カーニバルの最後は、現代でもクラブで観たことある景
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ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.0

初タルベーラ作品。正直全くと言っていいほどこの映画を理解できていない。ネガティブな意味ではなく。タルベーラと言えば長回しとだけ聞いていたので、ただただその映像を心地よく眺めていました。わからないけど、>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

馬鹿馬鹿しいけど、ヴィーガンを冷静に、丁寧に考えてるように感じた。殺害シークエンスがいい。いちいちシーンが美しい。謎にチーターと重ね合わせるところ大好き

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

5.0

処女作が、その監督のやりたいことが色濃く出た作品。とよく言うが、アリ・アスター監督は3作目にして一番やりたいことをやっているように感じた。インタビューでもこの脚本はヘレディタリーの前から書いていたとも>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.5

これは新しいサスペンス・スリラー映画だった!なんてアイデアフルな映画なんだろう。
設定と脚本、演出が全部噛み合っている。設定だけ一人走りすることなく、全部に意味がある。盲目の鍼師が主人公。そこに加わる
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.5

絵の緊張感。最も怖いバイオレンス。復讐ではなく狂気。北野武映画3作目をやっと鑑賞。クセになるなあ。

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

オリジナルのカラーパープルは未見。今回はスピルバーグ版からミュージカルになり、全編王道を貫いてくれていた。厳しい差別を描いていて、王道ミュージカルじゃなければ結構キツかったかもとおもう。ミスターへのス>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.5

おもしろすぎた。ロケ地の美しさの絵力とアクションの派手さ。クサい演技も原作再現として楽しめた。漫画読み返したい。北海道行きたい。

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