T太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

T太郎

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ソウ5(2008年製作の映画)

3.5

769
このシリーズは全話関連性があるので、公開順に観賞すべきシリーズである。
かつ、登場人物やエピソードをすぐ忘れてしまうという私のような可愛らしい人は、短期間のうちに集中的に観た方が、より物語を楽
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.7

768
最近、シリーズ物のレビューが続いていたので、渋めにスペイン映画を観てみた。

先日、観賞した「ブラックバード」と同じテーマの作品だった。
つまり、人の尊厳ある生、安楽死についてだ。

非常に難
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

767
ダニエル・クレイグ版の最終作であり、ことごとく定型を壊した異色作として語り継がれていくであろう作品だ。

最初こそ、いつもの銃口の場面だが、これ以降はほとんど「007」らしさは見られない。
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.8

766
「アウトロー」の続編だ。
続編だが、物語としての連続性は全くない。
この作品単体で観ても十分にお楽しみいただけるだろう。

主人公ジャック・リーチャーは元米陸軍少佐で、今は一人で色々活動してい
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.5

765
久しぶりに観賞した。
ホラーと言うより、サイコスリラーの趣が強い作品だ。
サスペンス映画として観ても十分に面白い。

凶悪な殺人鬼の魂を宿したチャッキー人形が、大暴れする物語である。

まあ、
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.7

764
私は日本のゴジラ映画は数本しか観ていない。
映画ファンにあるまじき行いだが、どうか許して欲しい。

観ているのは「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」、後は8、90年代の数本といったところか。
おっと「シ
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ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)

3.6

763
久しぶりに観賞した。
大部分を忘れていたが、ロッキーが愛弟子に裏切られるという所は憶えていた。

今回はボクシング映画というよりは人間ドラマだ。
これまでもドラマ部分は濃密かつ時間をかけて描か
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

762
ジェームズ・ワン監督によるホラー作品だ。
かなり面白かったし、恐かった。
・・・中盤過ぎまでは。

相手の正体が分からないという事は、我々の恐怖感を非常に高める。
逆に正体が分かってしまえば、
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ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.8

761
安楽死、そして家族をテーマにした作品だ。
実に重く深い話である。

しかし、決して陰鬱ではない。
ユーモアあり感動ありで、とてもいい作品なのだ。
そして、考えさせられる物語なのである。

安楽
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バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

2.8

760
シリーズ第4弾だ。
これは観た事があった。
金曜ロードショーかなんか、その辺でだ。
次作以降は多分未見だと思われるので、非常に楽しみである。

プロローグは日本が舞台だ。
有名な中島美嘉の場面
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クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

3.6

759
とても面白いサスペンススリラーだ。

タイトルになっている“グローブヒッチキラー“とは、ある連続殺人鬼の事だ。
10人もの女性の命を奪った恐るべき凶悪殺人犯である。
10年前にピタリと犯行が止
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ラッキー(2020年製作の映画)

2.5

758
うむ、評価が低いのも頷ける作品だ。

不条理な恐怖は嫌いではない。
しかし、不条理な中にも一定の説明は必要だと思っている。

しかし、この作品は一切何の説明もないのだ。
謎だけ提示して、あとは
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.9

757
何回か観ているが久しぶりに観賞した。
やはり名作である。
かなり面白い。
今観ても面白い。

物語は単純で理解しやすい。

無限に広がる大宇宙。
輸送船ノストロモ号は地球への帰還の途にあった。
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ドム・ヘミングウェイ(2013年製作の映画)

3.4

756
ジュード・ロウ主演のコメディだ。
あまりの評価の低さにかなり警戒しながらの観賞だったのだが、言うほど悪くはない。

一体何がこの作品の評価をそこまで落としているのだろう。
まさか、主人公のキャ
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太陽のめざめ(2015年製作の映画)

3.7

755
フランス映画だ。
ある非行少年の更生の物語である。

単純ではあるが、簡単な話ではない。
なかなか一筋縄ではいかない非行少年っぷりなのである。

主人公は16歳の少年マロニーちゃんだ。
彼は非
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

3.7

754
SFの棚に置いてあったけど、SFではない。
ファンタジー、スリラー、人間ドラマ・・・
色々な要素があるが、SFだけは違う。

SFというのは、ロケットが出てきたり、宇宙人が出てきたり、ロボット
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

753
この作品を観るために前作を再観賞したはずなのだが、何故か少々間が空いてしまった。

告白しよう。
忘れていたのだ。

あれほど楽しみにしていたのに、いざいつでも観られるとなると、心のネジが緩ん
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.8

752
私はつい最近「デイブは宇宙船」という作品を観賞した。
ちっちゃい宇宙人が海水を奪うため、地球を来襲するという傑作コメディだった。

この作品も基本的には同じ構造の物語だ。
敵は宇宙人であり、地
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.6

751
スペイン映画だ。
日本に負けたスペイン・・・映画だ。
(失礼、ごめんね)

ヒューマンドラマである。
主な登場人物は全て女性だ。

予告では“女性讃歌“などと唱われていたが、そこまでの強い主張
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.7

750
アイルランド映画だ。
良かった。
DIY映画である。
(違うよ)

主人公サンドラは幼い二人の娘の母親だ。
日頃から夫のひどい暴力にさらされていた彼女は、離婚し3人でホテルの仮住まいをしている
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

-

749
再観賞
今回も面白かった。
イギリスの私設スパイ組織“キングスマン“の活躍を描いた冒険大活劇だ。

スリルあり、アクションあり、笑いあり、涙あり、下ネタありの大変面白い作品に仕上がっている。
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デイブは宇宙船(2008年製作の映画)

-

748
エディ・マーフィー主演のSF・アクション・コメディだ。
かなり面白かった。

タイトルにある“デイブ“役がエディ・マーフィーである。
そして、この“デイブ“がまさしく宇宙船なのだ。

ワケ分か
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BLISS ブリス(2019年製作の映画)

3.7

747
ホラー映画だ。
評価は低いようだが、私は嫌いではない。
結構引き込まれた。
かなりの低予算映画だと思うが、健闘していると思う。

全く予備知識なしで観始めたので、最初はかなり不安だった。
まさ
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

746
再観賞
メチャメチャ面白かった。
ダニエル・クレイグ版が人気なのも納得の面白さだ。

しかし、まず最初に言っておきたい事がある。
私の記憶力の貧弱さについて、である。

この作品で前M(ジュデ
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.6

745
最初は物語の種類が分からなくて、ヒューマンドラマとして観ていた。

しかし、中盤以降に出てくる異様な一家!
彼らの登場で、この作品がサスペンススリラーなのだと理解できた。

そう、これはサスペ
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.7

744
ハンガリー映画である。

とても重く陰鬱な映画だ。
これはホロコーストを扱っている作品なのだ。

冒頭、“ゾンダーコマンド“についての説明がある。
やや抽象的な説明ながら、ある程度理解したつも
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

744
再観賞
メチャメチャ面白かった。
コメディ映画だ。
完全にコメディ映画である。

前回はニヤニヤ程度の笑いだったのだが、今回は声を出して笑った場面がかなりあった。
私自身、映画で声を出して笑っ
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.8

742
再観賞
お料理映画だ。
良かった。

展開はある程度予想できるが、全く問題なしだ。
こういう気持ちの良い物語は大好きなのである。

序盤は悲しい場面があり辛い。
ケイトの姉が事故で亡くなってし
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ソウ4(2007年製作の映画)

3.6

741
再観賞
つい最近、前作を再観賞したばかりなので、ストーリーを理解しやすかった。

このシリーズは連続性がある。
だから、前作までの登場人物や細かいエピソードを覚えていた方が、断然楽しめる。
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.0

740
全盛期のメグ・ライアンを見たくて、久しぶりに観賞した。
王道のロマンチックコメディだ。
ロマンチック強めのロマンチックコメディだ。
実に素晴らしい。

メグ・ライアンの泣きの演技が特に素晴らし
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オールド・ドッグ(2009年製作の映画)

3.5

739
ジョン・トラボルタ、ロビン・ウィリアムスW主演でお送りする、ハートウォーミングなドタバタコメディである。
ジュニア向けの映画なので、お下品な表現はほぼない。
お気楽に楽しめる映画だと言えるだろ
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処刑人(1999年製作の映画)

3.8

738
これは邦題に騙されてはいけない映画だ。
悪い邦題ではない。
作品の内容にちゃんと合っている。

合っているのだが、なんとなく安っぽい。
何の予備知識もなければ、まず観ようとは思わないだろう。
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カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

3.7

737
フランス映画かと思っていたら、カナダ映画だった。

なるほど・・・
若干唐突だったが、なるほど~。
そんな映画だ。
終盤は時間を忘れて観入ってしまった。

説明しよう。

物語は二重構造になっ
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野良犬(1949年製作の映画)

3.8

735
黒澤作品は結構観ているが、この作品は初観賞だ。
「酔いどれ天使」に引き続き、三船敏郎、志村喬W主演でお送りする、今回は刑事物のドラマである。

さながら「あぶない刑事」か「リーサルウェポン」と
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.5

735
再観賞
ご存知、人気シリーズの第3弾である。

アリスことミラ・ジォヴォヴィッチ(以下ミラジョポ)のアクションが冴え渡る、痛快SFアクションホラーだ。

物語は前回の数年後というところか。
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チャップリンからの贈りもの(2014年製作の映画)

3.3

734
予告を何度か見て気になっていた作品だ。
チャップリン愛に溢れた作品である。

遺体を盗んで身代金を要求するなんて、外道の所業だ!
などと無粋な事を言う人はいないだろう。

これはコメディなのだ
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