柠檬電影倶楽部さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.0

最高に悪趣味なスプラッターのオンパレード笑

加減ってもんを知らんのか!?とツッコみたくなるスプラッターシーンはウェットにとんでいてアイディアも素晴らしいから観てて全然飽きない

ストーリーも非常にテ
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女優霊(1995年製作の映画)

3.5

やっぱりJホラーってのはこんなんで良いんよ!

小さい頃の夏休みにやってたホラー特番みたいな雰囲気が良い
まぁ監督と脚本のコンビで『本当にあった怖い話し』を手掛けてるからそれもそのはず

古来より日本
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パラサイト(1998年製作の映画)

4.0

これ小学生の頃繰り返し観てたな〜
たまたまあらすじを読んで一行で全部を瞬時に思い出した

当時ですら気に入って何度も観てたけど今改めて観ると監督がロバート・ロドリゲスだった事とか、Oasis、OFF
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.0

随所に見られる"黒沢清っぽさ"はやっぱり素晴らしい。今作は黒沢清監督にしてはかなり分かりやすく観やすい作品ではあるけどその分物足りなさは感じる。

テーマやストーリーも監督と相性良さそうだったから余計
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ニッポン無責任野郎(1962年製作の映画)

3.5

テンポの良さ、軽妙さ、底抜けの明るさが観ていてとにかく気持ち良い!

時代的なものも大いにあるけれど良い意味で適当な感じが良くて、今の日本人にもある種の適当さが必要なんじゃないかなとか考えたりもしたけ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.0

1〜3を経て4でオモチャとしてではなくウッディとしての決断や自立というものを描く流れとしては自然で美しいものなんだけど、3が良過ぎたばっかりに蛇足感も否めない...

新たなキャラや懐かしのキャラが良
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.5

まぁ案の定と言うべきか前評判通りの駄作です。

日本と言う舞台で全てを置き換える事は出来ないのは分かってるしそこをどう料理するのかってところが腕の見せ所でリメイクの楽しみ所なんだと思うけどそこが安易で
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった!
正直なめてました...

まず特撮が凄い!
特撮界隈には疎い自分でもこの特撮美に痺れた。終始すげー!って思ってた。

それとゴジラの演出。後のジョーズでも行われていた見えない
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.0

男子校生のバカやってる感じからスタンドバイミーへと繋げていくのは演出としても面白いし上手にしてるなと思った。

ただ、どうしてもドロップがロウマとトトとの距離を感じてしまってそこをもっと近づかせる事が
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

オシャレ映画の極みみたいな映画。
とにかくどこを切り取っても捨てるとこなく監督のこだわりとかが溢れ出てる。
カットや画角に構図、色彩、音楽、台詞、衣装に美術まで一生語ってられるんじゃないかな。

ただ
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

4.0

これ観たすぎて一時期レンタルショップ回ってVHSしか見つからず、ビデオデッキ買ってでも観るか〜思ってたらその店も潰れて諦めていたけど...アマプラに来てるやんけ!!
と昔の事思い出してテンション上げな
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.5

老人が扉を開き海の底へ潜っていく事と過去へ遡っていく回想、積み上げた思い出と積み木のように伸びる家、それぞれが綺麗に重なり短いながらも丁寧でとても優しい作品。

絵本みたいやなーと思ってたら本当に絵本
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.0

まずは監督がほぼ1人で7年の歳月をかけ作り上げた事に拍手!

緻密に作り込まれたビジュアルはそれだけで観てて楽しいです。そして随所から匂い立つ二瓶勉っぽさ笑

ただ、広大な世界観なのに対して物語のスケ
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

2.5

う〜ん...『インサイド・ヘッド』観た後だと余計にいまいちに感じてしまう。

感情それぞれがぶつかり合うというより賛成派と反対派に分かれて結局2択の連続でしか無い。だからこそ第3の勢力として出てきた"
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.5

岡田斗司夫のYouTubeで気になって鑑賞。
共に話題に出ていた『脳内ポイズンベリー』もこの後鑑賞予定。

とにかく言いたい事は岡田斗司夫の動画でメチャクチャ分かりやすく言ってくれてるから是非そちらも
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

リブート版『ゴーストバスターズ』は1作目のコメディ路線なのに対して今作はヒューマンドラマ的な面が強いからそもそも比較するのも間違いかもしれないけど自分は今作の方が断然面白かったし好み。
30年以上経っ
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

正直ストーリーはある程度読めるしショッキングなシーンなんかも殆ど無いから少し緊張感に欠ける気もする。
展開もご都合主義な所が目に付くのもある。
けれどグロいのやホラーが苦手な人でも見やすいから必ずしも
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

ちゃんと監督が勝負どころを理解していて振り切ってるから見る側も開始早々にどういったスタンスで観れば良いのか分かるしめちゃくちゃな展開もすんなり楽しめる。

80年代全開なファッションや強すぎるゾンビや
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

過去鑑賞記録

最近噂の『大怪獣のあとしまつ』で名前が上がったこともあり調べたら未レビューになっていた。とっくに書いたつもりでいたわ笑

もはや説明不要でしょ!
正直コレを超えるクソ映画なんて生きてる
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デモリションマン(1993年製作の映画)

3.0

過去鑑賞記録

昔よくテレビでやってた気がする。
バーチャルセックスのシーンだったり謎の貝殻だったり何故か記憶に残るシーンが多い笑
それ以外には特に特筆する点は無いんだけれど何よりこの作品の面白さはウ
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羅生門(1950年製作の映画)

4.5

原作の小説から"藪の中"と言う言葉が一般化したりこの映画から"羅生門効果"と言う学術用語が生まれたり何かと影響のある今作。

内容もさることながら映像がとても印象的で強烈な光と影のコントラストはストー
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

1.5

そもそも三木聡が音楽に造詣が深いわけでもなくパンク・ロックシーンに歩み寄ろうともしてないのが分かる。
結局は記号的なものだけ並べ立てていつもの感じをやりたいだけでしょ?

コレと同じ事がおそらく『大怪
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インスタント沼(2009年製作の映画)

2.5

一部で「令和のデビルマン」とまで呼ばれている『大怪獣のあとしまつ』逆に気になって色々レビューとか見てると「三木監督って知ってたら楽しめる」とか、「三木さんの作品に特撮マニアが色々求める事自体間違ってる>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.0

評判はあまり良く無いですが、まぁ概ねその通りかなと...

原作ゲームを元にしたとは言ってるけど1、2を無理やり1本の映画にした分ツギハギだらけのキメラみたいな映画になってしまってる。

ゲームで見た
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

4.0

レビュー抜けてたみたいで久しぶりにTV放送あったついでに記入

やっぱりゴーストバスターズはコレが原点にして頂点な感じはあるよな

ガジェットだったりキャラ立ちだったり音楽だったりキャッチーでいつ観て
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.5

原作のドン・キホーテも歴史上様々な人が考察や解釈をして来たようにこのテリー・ギリアムのドン・キホーテも受け取る側によって如何様にでも変わる映画だと思う。

喜劇なのか悲劇なのか
狂っていたのはハビエル
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レミニセンス(2021年製作の映画)

2.5

まず色々な方が言ってるように予告のインセプション感は皆無です。
近未来SFな世界観でありながら結構地味な作品。

海面上昇により水に沈んだ都市、記憶を探る装置、謎の女を中心に渦巻く陰謀、これだけ見たら
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

2.5

序盤から中盤にかけて個々の小さな出来事や謎が積み重なり何か全容の知れない大きな流れへと進んでく様は面白く感じれたが、そこから終盤にかけては尻すぼみに感じた。

なんか結局は蓋開けてみたらショボい中身や
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

今作の良いところはやっぱり肉体と肉体のぶつけ合いは良いよねってところに落ち着くと思う。

局所的に見ればやっぱりアクションカッケー!とか、アジアンなヒーロー物もカッコいい!とか、ファンタジーなビジュア
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ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

4.0

アニメーション作品としてかなり細かい作りなのにそれを感じさせない脱力感、サザエさん的な日常コメディでありながら教訓めいたものや考えさせられるようなものもあり老若男女楽しめる名作!

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

これは色んな人と語りたい映画。
冒頭に聖書の引用から始まるんだけ旧約聖書や新約聖書を土台としたストーリーでそのあたりの知識があるか無いかでもかなり解釈が変わってくる。

キャッチコピーに疑えとあるよう
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.5

前作からしっかり正当進化した印象でヴィジュアル、アクション、音楽どれもカッコ良くスタイリッシュ。

個人的にはTHRASHERのTシャツ着ちゃうようなアンドリュー・ガーフィールドのピーターは結構好きだ
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

サム・ライミ版で満足してて何となくスルーしていたマーク・ウェブ版をNWHへ向けて観てみることに。これはもっと早く観とくべきだったな〜

ビジュアル、アクション共に文句なしのクオリティで今観てもカッケー
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

ジャンプGIGAでの連載分を前日譚に持って来たのに成る程なと思っていたけど劇場版にコレを持って来たのも上手いなと思った。

観たことない人でもとっつきやすくアニメだけや原作だけの人でもフラットに楽しめ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

過去3部作を観ている人からすれば懐かしのキャラやオマージュシーンで楽しめるスターウォーズep7的な作品
モーフィアスとスミスは別人やけど...

ただメタ的な視点からのストーリーや過去作への疑問の提起
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