さくらさんの映画レビュー・感想・評価

さくら

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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.5

ドリアン・グレイの肖像とか、白雪姫の魔女とか、古くから外見の美しさに囚われて悲惨な結末を迎えるお話はたくさんみるけどこれもその一つ。皮肉たっぷりなのはもちろん、昔のコメディのドタバタ感とダイナミックな>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラーっぽい展開もあるけどどちらかというと監禁脱出系だった面白い。ストレンジャーシングスにも似た昔のアメリカの雰囲気大好き。犠牲になった子供たちのアドバイス駆使する復讐劇と電話の伏線回収が綺麗ですっき>>続きを読む

アナコンダ2(2004年製作の映画)

3.8

B級かと思ったら思ったよりずっとちゃんとした構成でしっかり面白かった!結局王道が一番面白い。程よく生き残って欲しいやつが生き残ってくれたし、一番悪いやつの死に方皮肉効いていて良い。トランかっこよかった>>続きを読む

猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.6

観たことあると思ってたら初見だった。耳をすませばと勘違いしてた。登場人物?猫?皆悪いやつじゃなくて猫も悪気なくて猫じゃらしとかネズミとかあげちゃうの可愛い。お節介変態親父猫はちょっと行き過ぎてたけどハ>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.4

これは原作なら面白いのであって映画化する必要なかったのではと思う。死体が消えてる時点でどうせ生きてると思うし、深刻さがあまり伝わってこなかった。サイコでない限りこんなうっすい動機で人殺さないだろ。最後>>続きを読む

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

-

設定とかめちゃくちゃおもろいのに、白黒なのもあってか途中から眠くなってしまった後悔。デビュー作だからってクリストファー・ノーラン甘く見てはいけなかった観直します。ドアにバットマン見つけれたのはアツい!

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

ほんの僅かでも宇宙では全てがとてつもなく大きく作用するから本当に人類のちっぽけさを実感する。まさにこんな経験してみたい。無重力空間に放り出されてプカプカ浮遊してみたい。地球や人類の小ささを知って重力く>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.5

もっと鬱な展開かと思ってたら最後綺麗に終わってしまったから物足りない感は少しある。人の死に対してそれぞれの考えがあっていいけど、それを他者に押し付けてはいけない。この母親は狂気的に描かれているけど、娘>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.8

くるってとこでちゃんとくる。まさにエイリアン映画の金字塔。最後まで、絶対いると思わせておいてしっかり期待を裏切らないところが良い。79年とは思えない完成度の高さだと思う。シガニー・ウィーバーがエイリア>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.9

人生は映画みたいに上手くは行かないってほんとにそうだなって思った。外へ踏み出す勇気をくれる映画。アルフレードとトトの、師弟関係というより友達みたいな関係が好きだった。キスシーンってどの映画の中でもたぶ>>続きを読む

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.6

頭の良い子供は嫌いじゃない。むしろイケメンだから好き。めっちゃかっこいいなぁと思ったらやっぱマイ・フレンド・フォーエバーの子だったずっとイケメン。物語より何よりブラッド・レンフロだけで観ていられる。法>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.6

定番の無人島脱出系だったけどこういうサバイバル系大好きだから面白かった。特に、トム・ハンクスの演技がリアルだからセリフが無くても飽きずに見られる。4年目なった瞬間馴染みすぎてて笑った。正直ケリーよりも>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.4

軽い気持ちで観たら後悔する。何度もギブアップしようとしたけどむしろ後味悪くなって記憶に残るのも嫌だから全部みた。グロ描写をほとんどカットせずそのまま写し、俳優の演技も美術もリアルすぎるからしっかりくら>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.7

マジックを駆使した逃走劇は最高。最後まで展開は読めなかったし、まんまと嵌められた。映像ならではのイリュージョンは派手で凄いし種明かしもスカッとするけどたまにやり過ぎなのもある。最後までアイが何者で何の>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

素敵すぎるお話だった。まさに夢のようなおとぎ話みたいな世界観ででも現実的なところが良い。アナのハリウッド女優ならではのジョークとブリティッシュジョークがよく効いている。ジュリア・ロバーツ美しいしヒュー>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

3.3

意外と面白かった。サクッと見れるから多少ツッコミどころあるのはしょうがないかと思っていたら結構それが伏線だったりした。SNSの闇を辛辣に皮肉っていて、ちょっとオーバーかもしれないけど、実際スマホ一つで>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.1

今更ながら鑑賞。先にオーシャンズ8観てたから8との繋がりってそういうことかってなった。作戦と最後の展開は8のが捻りがあって面白いけど、11はもうまさにレジェンドって感じで感無量!みんなかっこよすぎる、>>続きを読む

キスから始まるものがたり2(2020年製作の映画)

4.0

今回もさいっっこうだった。遠距離ならではの勘違いとか適当に見えて丁寧に描いているからあるあるでもちゃんとストーリーが成り立っている。ノアエルだけじゃなくていろんなカップルが紆余曲折あって最終的にハッピ>>続きを読む

Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.0

ザ王道なアメリカの高校生の日常だけでも楽しめるのに、ブルーが誰か最後まで考察できるところが恋愛映画にないところで面白い!終わり方が綺麗ですっきりした。両親との会話泣ける。

魔法にかけられたエラ/魔法の国のプリンセス(2004年製作の映画)

3.4

内容スカスカだけど若い頃のアン・ハサウェイを存分に楽しめる可愛すぎる。こういう現代版にオマージュされたおとぎ話は何故かプリンセスが強気でプリンスは割と役立たずなとこが良い。

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.5

最後まで主人公がポンコツで犬が解決しちゃうコメディっぷりがバカバカしいけど吹っ切れていて良い。ロンドンの街並み出てきて恋しくなった。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

ハリソン・フォードも流石に歳とったなあ。おじいちゃんアクションも悪くないけど足腰が心配になってしまう。インディージョーンズお馴染みの仕掛け的なのがちょっと少なく、バイク、ジェット機、カーアクション多め>>続きを読む

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.6

ちゃんとしたホラー映画館で観たのは初めてかも。しかも初ロンドンの映画館だし人少なかったのもあってちゃんと飽きずに楽しめた!ストーリーは宗教色強く、怖いというよりサスペンス寄りだけど不気味な囁き声が不安>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

豪華なキャストに素敵なロケーションで映像の美しさだけでも見応えがある。インパクトある物語という訳ではなく、ハッピーエンドであることが物悲しい、切なさで余韻を残すタイプのお話だった。素敵な表紙の本を買え>>続きを読む

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.5

ディテールが適当すぎるけどこれはこれでライトに観れるから面白い。ドラゴン最初手加減しすぎだし、洞窟に欲しい物揃いすぎてるし、まずドラゴン話せるって分かった瞬間話し合いで解決じゃん!?て思ったり。、予告>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.3

キャストが豪華すぎてそれだけでも見応えがあるのに、歌唱力演技力共に申し分無くて、革命の最中に引き込まれた気分になった。ほとんどのシーンがどんよりと暗く辛いのだけどどこかに希望を見出していて、力強い歌も>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

これも音声字幕英語で観れた。一時物議を醸した映画で気になっていたけど、全く違和感を感じないというか、これはこれっていう目で観れる。フランダーもーうちょっと可愛く出来ないのかなーーとか思ったけど、元から>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.3

世界観はすっごく可愛くて配役もぴったりだとは思うけど、バービーが人間世界にくるってところにフォーカスして欲しかった。最後の戦いとかメッセージ性とかよりも、「魔法にかけられて」的な慣れない人間の世界にだ>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あれ最強変態じじいじゃなかったっけ。なんか娘を守るかっこいい父親になってて面白いんだが。前作とは打って変わって娘側の視点で描かれているのと、敵が悪い奴すぎるしおじいちゃん劣勢であることが多いから応援す>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

強者っぽいやつが初手一発でやられんの爽快すぎおもろい。邦画アクションって舐めてたけど女の子2人版ジョン・ウィックって感じでアクションクオリティー思ってたより高い。ずっとリロード無いやん弾あり過ぎやろっ>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

嘘みたいな作戦が実際に決行され、成功もしたというのが驚き。リアル・ミッション・インポッシブルみたいで面白く、偽映画製作という作戦が史実の重さを少し軽減していて見やすかった。でも起きたことはそのままリア>>続きを読む

着信アリ(2004年製作の映画)

3.0

平成真っ只中のガラケーの感じとか、画質の程よい粗さ、耳に残る着信音はザ・邦画ホラーっていう感じで良くも悪くもいい味を出してた。中盤ずっと眠くて寝ぼけながらつっこんでたから全く怖さはない。伏線張ってある>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

ホラー的な怖さは無いけど、散りばめられた伏線から異変の正体を主人公と共に探っていく構成が良かった。後で考察を読んで気づくこともたくさんある。ちょっとした違和の全てに意味が隠されていて面白い。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.4

最初から最後まで思った通りで予想外の出来事なかったし、百合の無知と無遠慮さには腹立つけど水上恒司かっこよかったからまあいいか。現代に生まれてきたことがいかに恵まれているか今の人はもっと知るべき。主人公>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

まるでその場で起こっていることを記録しているかようなリアルさでナチスの残虐性を語っているが、実際は誰も知り得ないけどそんな想像をも絶する酷さ惨さだったのだと思う。観る前シンドラーはユダヤ人の命を救った>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5

小説読んだような記憶も少しあるし、途中までしか読んでないような気もする。最初に与えられた伏線が分かりやすくてだいたいの展開は予測できてしまうけど、綺麗に収まっていて良い。ちょくちょく音楽合っていないよ>>続きを読む

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