もかさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

もか

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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

4.1

海外生活+旅行生活長い身としては『わかる!』の連続だった。
なんだかわからないけど仕事に疲れているような気もするし、人生そのものに疲れている気もする。そんなときってあるよね。

『疲れたら休もう』
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.4

基本、ずっと追いかけっこ。
音を立ててしまい、追いかけっこ。命からがら逃げ出した先でまた音を立ててしまい、追いかけっこ。
この繰り返し。
ちょっと長いなあという中だるみ感はあったが、暗闇の中の戦闘タイ
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レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

3.5

たぶん、好き嫌いにハッキリと分かれる作品。
好きな人は好きだけど、嫌いな人は大嫌い!みたいな。
嫌いな人は途中で見るのをやめてしまうかも。だけど、個人的にはわりと好き。

この中途半端感も嫌いじゃない
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

ミュージカル映画としても珍しい、『全編歌』!
台詞がそのまま歌になっているので最初は違和感を覚えるけど、30分もすれば慣れる。

ジュヌヴィエーヴがあちこちにふらりふらり。
モヤモヤは残るし、登場人物
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.3

踊らないインド映画。

兄弟がピザを食べるために奮闘する。
貧富の差や差別など、インドの社会問題が『子ども目線で』見事に描かれていたと思う。

結局はオチまですべて『大人の都合』で物事が動いているのだ
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

4.0

『ザ・童話の世界』

登場人物もストーリーも
シンプルながらも可愛らしい。

クスッと笑える要素も◎。

『童話の世界』なので、

「警察働きなさいよ……」
「子どもに家売るってどういうこと?」
「子
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オルフェ(1950年製作の映画)

3.8

ギリシャ神話の「オルフェウスとエウリュデケ」にもとづき、少々肉づけして出来上がった物語(主人公のオルフェと妻ユリディス)。

展開が早くてところどころ置いていかれそうになったりもしたが、映像の逆回しや
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.5

北欧(スウェーデン)の映画らしい色使い。
作品全体がオシャレな雰囲気で好き。

近所にいる偏屈なおじいちゃん……自分が相手なら「嫌な奴!」と思ってしまいそうだけど、そんな人にだって大事な人、大事なこと
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ノンストップ・バディ 俺たちには今日もない(2014年製作の映画)

3.5

アクションコメディという位置づけらしいけど、コメディの部分は『たぶん、ここがそうなんだろうな〜』と感じるだけで、個人的にはいまいち共感できなかった。
でもここらへんは、ドイツ語ならではの言い回しがあっ
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ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

3.5

ジャッキーの持ち味(痛快なコメディアクション)は発揮できてたんじゃないかなと思う。

ただ『ジャッキーのアクションにガッツリ目の恋愛はいらないのよ〜!』というのが正直な感想。

子どもたちは生意気なが
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ザ・コール(2020年製作の映画)

4.3

最後の数分間(エンドロール)でがらりと印象が変わる映画。チョン・ジョンソの無邪気さと、その中に潜む悪女感や悪意……演技力がすごい。

シリアスなパニック(スリラー)作品なのに、途中でオシャレなシーン(
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.7

素晴らしいの一言。

最後まで予想できない展開で、目が離せない。コン・ユが格好いいし、マ・ドンソクの役どころがもうなんていうか……憎いなあ!素敵すぎる。いい男!

『え、電車の中でパンデミック?詰んで
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#生きている(2020年製作の映画)

3.8

個人的には好みの作品。

ただ、韓国のパニック映画って良作が多いから、多少の見劣りはする。でもこれはたぶん、比較対象のレベルが高すぎるのかも?

ストーリーは非常にハリウッド的。大胆でとにかく派手!俯
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ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

4.3

これまた賛否に分かれそうなゾンビ映画。ゾンビとの世界大戦後にゾンビをビジネスにする(そしてその方法)というのはなかなか新しい設定だけども、まあ、突っ込みどころは多々ある。

ただ、『ゾンビ・サファリパ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

とにかくライアン・ゴズリングがかっこよすぎる作品。

ラストを「悲しい」「切ない」とする見方もあるが、単純な恋愛ものというより、《未熟な2人が夢を掴む物語》というべき話で、2人にとっての別れは夢を掴む
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ロープ(1948年製作の映画)

4.5

ヒッチコックらしい見事な心理描写と、素晴らしいワンカットムービー! この時代にこんなことできるの!? と、言葉にならない感動が得られる。

実際の事件をもとにしているらしいけれど、犯行の動機以外はおそ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

ただただ、絵がきれい。
原作も全部読んだけど、変な脚色なくわりと忠実に作られているので満足! 脚本もしっかり作り込まれている。

トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~(2017年製作の映画)

3.1

キャラクターたちがなかなか人間らしい。こんな人いるよね!という人が集まっていて、いい具合にキャラが引き立っていたんじゃないかと思う。

物語進行としてはかなり使い古されたというか、王道のパニック感でラ
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

4.3

大人の葛藤と子どもの葛藤、両方わかるなあ。なんといってもリトルプリンスが可愛い。

三十九夜(1935年製作の映画)

4.3

モノクロ作品であることを忘れそうなぐらい、時間が経つのも忘れて楽しめるエンタメ作品。

伏線がよく張り巡らされている。演技中の視線や仕草の使い方がうまい!

チアーズ!(2000年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想です※

キルスティン・ダンストの存在をはじめて知った作品。初観賞のときには、海外の高校生って実際こんな感じだよなあと思いながら観ていた記憶。

日本の高校が舞台になっている映画なら、もっ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想です※

茶番は茶番なんだけど、くだらなさが天下一品で面白い。しょうもない感じを全力で楽しめる人にはおすすめ。そうじゃない人はたぶん、置き去りにされる(私は前者)。

基本的にはギャグテイ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想です※

視覚障がい者が"目撃者"というのがありそうでなかった、斬新な設定。吉岡里帆の演技が非常にうまい。

(やや)非行に走り命を落としてしまった弟と対比的に出てくる春馬は、かなり重要な
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二人でお茶を(1950年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想です※

映画を観たことがなくても、『Tea for Two』は聴いたことがあるかも。このナンバーは良い。

ただ、おじさまの抜けっぷりもなかなかだけど、お嬢様のわがままっぷりというか、世
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想です※

大好きな俳優が出ていると内容や構成、演出などの細かいところはすっ飛ばして「もうなんでもいい! 好き!!!」ってなることがあると思うんだけど、私にとってのそれはジーン・ケリーであり
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トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想です※

とりあえず、好き嫌いに分かれそう。
解釈にも違いが出る作品。

終始クミコの非常識さを見せつけられる(ここがめちゃくちゃ腹立たしい)が、これがまた後半のアメリカパートにうまく生き
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想※
はじめて観たのは小学生のころだったので、単純にエンターテインメントとして楽しんでいたが、それから数回の鑑賞を経て、大人になったいま改めて観てみると、ハリーのダボッとしたズボンをベルトで
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

※個人の感想※
サスペンスというより、ヒューマンドラマに近い感覚で観られる作品。謎解き要素はほぼなく、結婚やジェンダー、人間性について深く考えさせられる。
実話を元にした小説をさらに元にして作った作品
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

※個人の意見※
下世話な会話が多いので、家族と観るとちょっと気まずくなる可能性あり。
社会そのものにがんじがらめにされ、孤独と戦う青年ハンク(主人公)と、『しゃべる死体』メニー。一見ぶっ飛んだ(しかも
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

2.7

ジャッキーの《ちょっぴり笑える痛快なアクション!》は封印。終始シリアスな雰囲気で、復讐のためならなんでもござれな元軍人……飛び道具(銃)も当然のようにぶっ放す。

個人的には「ラッシュアワーシリーズ」
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