草食さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

冒頭、タイトルバックの飾り文字にドキリ。
身分の違う耽美で毒っけたっぷりな青春パラサイト。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スリルが彼を呼ぶんだね、本能のまま危険に身を投じる様は、真っ当な道からみるみる外れていく壮絶な現実に反して最早爽快。

社会奉仕にキチンと努めながら逃亡生活を送り人生の記録をビデオに残す最期の姿に後悔
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.4

ディズニー版は原作では亡くなるメインキャラも死なないと知らず驚いた。色々な解釈がありおもしろいな〜
祭りで起こる事件はディズニーで描かれようとも愚かでつらいシーン。現実世界とすごく近いところにある、デ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

因習村モノのストーリー、昭和の暗部の描写が丁寧ですごい。昭和っぽさが上手い〜。間違った社会の中で、親父殿と水木は真っ当な倫理観、そして子どもたちが生きる未来を守りたいという想いを共通して抱き、引かれあ>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.4

スティーブン・ユァン演じる、豊かで都会的ながら空虚な瞳の青年に見入る。

朝の並木路(1936年製作の映画)

3.3

上京し腰掛けで女給をやる主人公とサラリーマンの、プラトニックな短い交流。
男がもしも犯罪者で心中を持ちかけられたらどうしよう!という主人公の妄想に力が入っていておりおもしろい。

女給なんて、という言
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

詐病の患者から医師の復讐へ、転調がきれい。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

お姉ちゃん「(超音波出す機械|)サッ」
ママ「(銃)ジャキッ✨」


なんかかっこいい雰囲気で終わって意外〜

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

3.8

2人だけの逃避行が美しかった。言わずもがなランボーに魅せられる。

どこまでも調子のいいヴェルレーヌ、酔い暴れてなお口をつく戯言が詩的なのは詩人の性か。

🔥「光輪がない!」

ナナメのろうか(2022年製作の映画)

3.4

 「家族」の象徴である「家」で迷子になってしまう……姉妹が進む道を違えてしまったことのメタファーだと解釈したが、色彩のない白黒の世界や、響く強い風の音によって生まれたホラー映画さながらの緊張感が、(少>>続きを読む

白い鳥(2021年製作の映画)

3.4

「THEATRE for ALL」という取り組みをこれまで知らず、対応した映画を鑑賞するのも初めてだった。

人々が話した言葉の前に書かれている声の主の名前表記が、すべて「〜さん」となっていたことが興
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

おもしろいしエキセントリックな画にしびれる。
アーサーかっちょいいんだよなぁ