Shizkaさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

Shizka

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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

過去何作も「どうなのこれ」と思っていたエドワード・ヤンなのであまり真面目に見る気もなく、また3時間という長編でもあり、色んなことをしながら見てた。やはりそのくらいでちょうどいい。

パッケージのヤンヤ
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ポルト(2016年製作の映画)

3.3

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マティがとても綺麗なのにジェイクのしょぼい感が半端ない。26! あの髪で!? かたや学生、子持ちで、かたや目的なしの根無草、一夜だけしか交わらない魔法にかけられた時間が素敵だったけど、吊り合ってないカ>>続きを読む

ゴッド・ギャンブラー(1989年製作の映画)

2.1

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コメディもアクションもジャッキー・チェンには遠く及ばす、、、とにかくかったるい。チョウ・ユンファも子役の演技を頑張ってはいるけどわざとらしくて、まあ暇ですよ。

そして男たちの挽歌でも思ったナイスチー
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.1

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もう字幕がサイテーすぎ。たとえ吹き替えではそういう言葉を使ったとしても字幕では口語は避けるべきじゃない?

して、会話は一人一人表示してくれ。一度に2人のセリフを表示するなー まったくもう。

先日見
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ブラックブック(2006年製作の映画)

3.7

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コロコロと場面も舞台も変わって面白い、一級の戦争犯罪ものにヴァーホーベンお得意のエロと暴力、なかなか。

エリスの立場がどんどん変わっていくのがとても良いし、敵味方が複雑に絡み合うのも良い。ヴァーホー
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

2.4

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いまいち集中できん、、、青春群像は嫌いじゃないけど、なにも興味がそそられない。

たしかにこのくらい派手な高校最後の夜を送ってみたかったけどさあ、、 ピカピカの車ドドーンとやって、女の子と軽くやって、
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キック・アス(2010年製作の映画)

2.1

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とにかくクロエが可愛いでしょう! マスクするのが勿体無いでしょう! 

かわいい〜クロエ以外はあまり言うことはないんだが、マーク・ストロングの悪役も悪くなかったね。常々彼は絶対悪役が似合うと思っていた
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オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

2.9

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ハッピーデスデイを見てからジェシカ・ローテという女優さんに興味を持って、変顔ばっかりする人だけど、真面目に演技したらどうなんだろうと、今作を見てみる。

うーん、ビミョーだ。ストーリーが悪いのかな? 
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リベリアの白い血(2015年製作の映画)

3.7

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不思議な迫力を持った映画だった。リベリアの時は土臭い、貧乏な生活なのにニューヨークはきちんとした生活でリベリアよりはいいような気がするけど、どっちも共通して不思議な圧迫感がある。

そらは主人公が醸し
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バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.3

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始まる前はディカプリオがバスケに打ち込んでなんかしてああしてこうして最後は涙で挫折するのかと思ったらバスケは前半だけ。しかも親友が亡くなったとか、崖から飛び降りるとかあんまり関係ない。

後ずっとジャ
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チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

1.9

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アントニオ・バンデラスのチリ人にも違和感を覚えるが、ジュリエット・ビノシュのジプシーにも違和感を覚えるが、一番は英語である。

チリ、奇跡のうんたらかんたらというわりに全部英語かよ! そのせいで学芸会
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ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)

2.3

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前作の推手から比べるとだいぶコメディに舵を切ってきたけど、設定の甘さがやっぱり鼻につくね。

2週間で帰るはずの両親が披露宴で延び、さらにハートアタックで延び、、妊娠がわかるまでいるって相当だよね? 
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推手(1991年製作の映画)

3.9

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現実世界において異国の地に渡っても中国人が中国人を娶る意味がよぅく分かった。

親を大切にするのが信条の中国では当たり前のことかもしれないが、親を大切にする意識が双方ないと、こういうことをなるんだなあ
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アリスの空(2020年製作の映画)

3.3

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アルバ・ロルヴァケルのファンなので見てみるアリスの空。

こういった、明らかに危険なのにその土地を離れようとしない頑固さはよく描かれるものだが、この映画では自ら選んだ土地故にまた違う趣がある。

たし
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.1

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彼女の料理はみんなを幸せに、、したのか? 

デンマーク語のドイツ語のようなフランス語のような不思議な感じと孤島での暮らしが絶妙にマッチしていたのはいいんだけど、肝心の料理が美味しそうに見えない。
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.8

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相変わらず、村上春樹の小説はわからん。何を言いたいのか、さっぱりわからない。映画なら情報量が多くてもやっぱりわからない。

要するに死者を想うこと、あの時はすまなかったと詫びている気持ちが許されたって
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.8

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青春の影とはよく言ったもので、キャアキャア騒ぐだけが青春ではない。

その裏では思い詰めたり、社会の軋轢と闘ったり、まことに青臭い正義を貫こうとして、自殺したりする。

この映画からはどちらかといえば
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グロリア(1980年製作の映画)

3.2

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うーん、、、、迫真じゃないんだよなあ、グロリア。そんな簡単にマフィアが脅されてたまるかよ、と思ってしまうね。

なぜかグロリアは撃たない男たちがグロリアにバシバシ撃たれて死んでいく。でもグロリアは無敵
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロスト・イン・トランスレーションよりこっちが好き。

なにが起こるわけでもないけれど静止画の中で起こるジョニーの感情。

最初はなんだこの人、何考えているんだ?と、ポールダンスのシーンの表情からは何も
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黙して契れ(2010年製作の映画)

2.8

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いろいろ惜しい映画だな。ストーリーももっと盛り上げられただろうし、撮り方も肝心なところをもっとクローズアップしてほしいし、妊娠のくだりなんかカットしてもよかったのでは、セリフ回しも?なところがいっぱい>>続きを読む

マンディンゴ(1975年製作の映画)

3.5

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人であることを認めながら、人権は絶対に認めないマスターが段々と普通に見えてくるから不思議だ。

というのも途中から皮膚の肌だけじゃなく身分の違いが入ってきて一層禁忌に踏み入っていく。

そりゃあ肌の色
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アンネの日記(1959年製作の映画)

2.9

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ふと思い立ってアンネの日記を読んでみたらさっぱり捗らない。小説と違って推敲されてないただの日記だから無関係なことや愚痴で埋められている。

読破できそうにもないので映画に手を出してみた。

すると、こ
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ラジオ・フライヤー(1992年製作の映画)

2.7

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いや、、さすがにこれは、、、小学校低学年でも信じてないのでは、、、

イライジャ・ウッドの演技は大したものだけど、演じている本人さえも信じてなさそうな顔が伺えた。

いくらジュブナイルムービーといった
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半はなにこれ、ただのハーレムの日日是好日じゃないか、なんだかんだ仲良しでやっているただの日記かよ、と思っていたけれど、見続けていると不思議とそれも悪くない。

日本の映画にもこういうただの日常、なに
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ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.6

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あのユージュアル・サスペクツの監督なのでどんなにとんでんがえさせる映画なのかと思ったら、想像以上に胸くそだった。

脅して脅されの繰り返し。陰湿なところが現実的で、ありそう、と思わせるからまた胸くそ。
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初々しいとはまたちょっと違う、やれることは無限大で、まだまた未知の世界が広がっている瑞々しさ。

そしてそれにピッタリ合う2人だ。美人すぎず、可愛すぎず、体も出来上がってないけど演技力はある。

東京
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

家とか時代とかコリン・ファースとか、趣味だけはやたらいい。さすがトム・フォード。やたらスタイリッシュで、ホモセクシュアルで耽美で美しいけど、それ以外が見えてこない。

肝心のストーリーが、、なんか高尚
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遠すぎた橋(1977年製作の映画)

1.5

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なにこれ、コメディ映画? どっか見所あったか?

ただただ長いだけで、作戦はお粗末、見せ方はジョーク、音楽はコミカルと来たもんだ。自然環境破壊甚だしい爆発だけ。

肝心の戦闘シーンは見えないところから
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実際にああいうふうに聞こえるのかどうかは疑わしいけれど、真に迫った聾唖者の映画だった。

音楽家が耳が聞こえなくなって絶望、その生活に慣れる、やはり健常者のように聞きたい、でもその技術は不完全で、健常
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.2

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同じようなテーマの映画、ポーキーズとかクリームパイとかに比べると、いまいちコメディとして笑うところが少なかったかな。

というのも、童貞は童貞らしくエッチにガッツいていれば良いのだけど、この映画はお酒
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マチネー/土曜の午後はキッスで始まる(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これはたまらん。ザ・アメリカの楽しみがここにある。ジュブナイル・ムービーにキューバ危機を絡めて上手いこと仕上げた青春英語だ。

あんな映画館で、あんな凝った仕掛けで映画見てみたいよね! 気張りすぎな舞
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戦ふ兵隊(1939年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

兵隊の実情はこれだ、と文字で書いておきながら実際は不衛生な兵隊の実情を描いたり、兵隊が前進した後には荒地しか残されていなかったり、武漢を占拠した後のガレ場から使えそうな道具を探す中国人を映したり、>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

これは、いい映画だ! 映画というか、いい小説だ! あまりにも短編小説に似ている。

どうしても言語化できない心の機微を、とてもその場では思いつけないような練りに練ったセリフで描いていて、どう表現するこ
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ピアソラ 永遠のリベルタンゴ(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ピアソラの人生って、芸術家の中ではだいぶんいい人生だなあ。

家族でニューヨークに渡って極貧の中音楽の勉強をさせてもらえるとか、かなり恵まれている。ヨーロッパで成功してアルゼンチンでようやく認められた
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ええ、全然分からないんだが、、、

とにかくエイダの奇行づくしで、まったく理解の範疇を超えている。

そりゃあホリー・ハンターは一言も喋らずによく演技したものだと思うけど、その行動はさっぱりわからん!
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

いやあ、面白くない。なんだよこれ。

たしかに演出は目を惹くものだった。死を前にした男の妄想世界、舞台の見せ方、日常のなにげないはずのカットでさえ狂っていて楽しいけれど、どれも長い。

ぷっとんでいる
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