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ザ・古典ミステリ。雰囲気も出ていてアガサ・クリスティそのもの。原作を大事にしているのが伝わってくる。ケネス・ブラナーのゴテゴテしたCGモリモリのアガサ・クリスティよりよほど好み。
原作を知らないが故>>続きを読む
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アルゼンチンが軍の独裁政権から民主政に変わったことはもちろん知っているが、前の政権が支持されていたというのは意外だった。
どんな政権だからといってもそのうちの何割かは支持しているから政権があるんだよ>>続きを読む
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ストーリーも甘いし、見せ方も甘いし、演技もなんだかさあ、全部上滑りしてるんだよ。
感情ってものが伝わってこない。役者陣が未熟なのは仕方ないとしても、完全にファッションとしての映画に終始していて、雑誌>>続きを読む
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うーん、うーん、うーん、イニャリトゥのような雰囲気を纏いながらも、どこか違う。寒々しいギョレメの奇岩と頑固なジジイがよく似合う、晩年の映画だった。
果たしてジジイはみんなが言うような嫌なヤツなのか?>>続きを読む
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とても眠かった、、、 フランス映画特有の時が止まったかのようなフラットな作り。音楽もあまりない、本当の日常を淡々と描く手法が、合う時は会う、合わない時はまったく合わない。
今回は疲れていた時に見たこ>>続きを読む
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スポーツものはたくさん見ているし、そのどれもがだいたい感動的な終わり方をする。勝って、負けて、良かったね、で終わるんだが、どちらかといえば最後の試合は通過点の一つで、選手だけでなく人間を育てる。ラスト>>続きを読む
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開始15分、敗退。ダメだ、見てらんない。
どういう筋になっているのか理解できるようなできないようなギリギリの線を進みながら、おとぎ話のような世界観が絶望的に合わない。デルトロならまだ入り込めるんだけ>>続きを読む
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ネタは豊富でそのひとつひとつに精通してなくてはならず、火を使ったり水を使ったり調理する工程がないから、全てに気を使う。この究極のシンプルな食べ物、だからこそこんなに芸術になるのだろうか。
そんなにう>>続きを読む
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ぽんぽん変わってゆく容疑者と会話についていくのが大変、しかもバンバン時代も変わってゆく。これ、ちゃんと着地するのかなあ、と思ったらそういう結末? なんか、なんだったんだろうこの映画。
さんざん引っ掻>>続きを読む
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もっと上手く描けば一角の映画になったんじゃないのかと思うんだけれど、いかんせんアメリカ節が邪魔してくる。
もちろんスウィングなんだからアメリカかぶれなのはわかるんだけどさあ、俳優はドイツ人で揃えて、>>続きを読む
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まーとてもとても眠いんだ。そしてちゃんと寝たわ。
そらそうだよ、なんのストーリーもなくただ海の生態系を見せられても興味も湧かない。
昔からこういうのはNHKであった。とにかく環境ビデオみたいなスク>>続きを読む
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どうして有名人になると取り巻きがいっぱい増えてボディガード引き連れているのかがよくわかる。
有名になって変わったのは確かだが、故郷はあまりに変わらなさすぎた。その故郷への凱旋は、故郷の秩序を乱すもの>>続きを読む
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この執念がイイネ! 韓国映画はこうでなくては。怨みの中にある美学がとても良い。恨んで恨んで簡単には晴らさせない、しつこくしつこく傷つけてボロボロになってもまだやめないのが韓国らしい。
これで犯人がす>>続きを読む
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トリックはなかなかどうして意外で面白かった! なるほどそういう理由で私が殺人犯、そして余裕綽々なわけなのね、納得。綺麗に繋がったいいトリックだった。
刑事の汗臭さ、汚さと対比するような彼の整った顔立>>続きを読む
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ナチスドイツというとヒトラー熱狂だけが描かれる中で、それ一辺倒ではない、当時のドイツにもドイツを憂う人たちがいて、行動を起こした人がいて、犠牲になった人たちがいるのだなあ。
その中心人物がトム・クル>>続きを読む
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いまいち、、、結局SFでは感動はしないし、争っているのが高次元で非日常すぎる。
強いのが現れる、でももっと強い力で食い止める、行き詰まったら秘密兵器、それも使いこなして、、その繰り返し。
たしかに>>続きを読む
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コメディ全開の、、アクション? スパイ? いや、やっぱりコメディ?
原作が伊坂幸太郎ゆえに色んなエピソードが詰まっていて、一人一人のバックグラウンドがとてもとても濃い、のだけど、味付けは徹底したコメ>>続きを読む
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はえー見事な着地だ! 運転手のおっさん、可哀想、、と思ったけど、カメラマンの写真がここで効いてくるのか。なるほどね〜
運命を握る女のタイトル通りにとても練られた映画。彼女の行動とその捜査、そんなにう>>続きを読む
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おわったよおい、こんな中途半端なところで? うそだろ。
実際にあったスノーデンの告発のドキュメンタリーなのにその後どうなったとか、アメリカの動きとか、語られないで終わるんだ。ちょっといきなり尻切れだ>>続きを読む
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タイトルさあ、インチキではないよ? たしかに東ドイツから来た女じゃないからさ、東ベルリンから来たって確かに書いてあるわ。でも東ベルリンから来たっちゃあ今いる場所は西ドイツかと思うんじゃないのか、それが>>続きを読む
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なるほど、、、要するにブラザーで扱った、行き止まりが見えている道をゆっくり進んで最後に破滅するということなのだろう。ヤクザ版、ぼくのなつやすみみたいなモラトリアム。
が、とりあえず遊んでいるヤクザが>>続きを読む
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マーク・トゥエインの名作を面倒なので映画で。
両雄いい演技をしていたけど、残念ながらストーリーが悪くていまいち。
ツカミからのれなくて、淡々と進んでいく物語には魅力がなく、まあ、期待した通りの展開>>続きを読む
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アポロ13とは趣が違って、所々チープなセットだったり、ドラマチックに盛り上がってくれなかったりはするけれど、それもロシア流、なかなか良い。
前半はなかなかハマれなくて、かったるい印象が続く。宇宙にい>>続きを読む
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今まで知らなかった俳優、ニコはとてもいい演技をしてたが、エスコバル、デルトロ、うーん、怖くはないかな。
たしかに非情で、ファミリーをどんどん殺していくのはそら恐ろしいけれど、声を荒げるとか、迫力があ>>続きを読む
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おいおいそれでいいのかアンディ、一度は捨てられた男にもう一度行くって。
たしかにダッキーはない。どれだけカッコよく現れたってキング・オブ・トモダチがなにを今更そんな。そもそもあんなバカてよく卒業でき>>続きを読む
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面白くないな、まったく。とにかく途中途中で入る曲がかったるい。少年のその時その時の心に焼きついた曲なんだろうけど見てるのが面倒になるよ。
ベルファストのカトリックvsプロテスタントの歴史、テーマとし>>続きを読む
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超伝導が使われていることで見てみた久しぶりのコナン、これはもうジョークなのか? 超伝導トンネルやクエンチやら、それ系のブレーンがついているのだろう、そこの部分だけ理論はしっかりしている。
まあしかし>>続きを読む
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なかなか描かれないドイツ敗戦後の世界の中でのドイツ人。しかも地雷を処理するという、「自分で蒔いた種だろ」と言いたくなるテーマだが、ドイツ少年兵に肩入れしている珍しい映画だ。
そしてもうドバドバと死ん>>続きを読む
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非常に濃い登山だった。わたしは「神々の山嶺」では危険登山する人たちを白い目で見ていたし、確かに今回も白い目で見ているが、今回はドラマが非常に濃い。
生きるか死ぬかの極限を見て、しかも映画としてはあま>>続きを読む
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昨日見た「リトル・ランボーズ」と同種の夏休みの思い出系映画、今回はぐっと年齢も上がっていいロードムービーかと思ったんだけど、薄い。すぐ忘れそう。
ロシアの男の子がロシアに見えない違和感をずっと引きず>>続きを読む
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少年たちの夏の思い出を夏の終わりに見るのだ、と思って見たが、いまいち感動薄い。
フランス人が思いの外尺をとっていて、友情もそこまで表現できてなくて、なんたら教会とかも入ってて、要素が多すぎるのが原因>>続きを読む
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伝わらない映画だった。
まず言葉がわからない。切れ切れにわかるけれど、何喋っているのかわからないのがほとんど。実際の荒くれ者の喋り方はそんななんだろうけれどわかんねえし。
しかもアフレコだよね? >>続きを読む
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奇跡のようにいい人に仕上がった主人公のキャラと外見がイマイチ合ってない。
全身タトゥーでなければ感情移入も簡単だったのだが、タトゥーにすることによって移民の人生のリアルさが伺える。そりゃ里親を転々と>>続きを読む
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迫力はあるんだけど、、?
音楽がとてもドラマチックでいやがおうにも盛り上がる。空港独特の暗い感じによく似合っていた。
で、最初は音声分析官か必死になって音声をクリアにして真相を突き止めようとするお>>続きを読む
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フランスの日本アニメという異色さがなかなか馴染めなかった。日本人同士でフランス語を話しているのが異様すぎる。
アニメだから日本語でフランス語字幕じゃなくてもいいだろうという意図なのかもしれない。>>続きを読む
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だいぶ間が空いてしまったバスキアの続編。
映画「バスキア」よりもこっちの方がいい。当たり前だけど、本人に迫っている。このフィルムがあると思ってなかったから作られた映画だろうけど、これで全て霞んでしま>>続きを読む