lemmonさんの映画レビュー・感想・評価 - 77ページ目

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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.7

ただただ主人(あるじ)を慕う姿と、もう犬という圧倒的かわいい存在にやられる。

前作ほどジャーニー感はなく、前作の数奇な運命から主人に再会するまでの一品な流れからは、正直同じ主人を追い求めており、偶然
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

タランティーノ映画は苦手。。。なのだが、面白かったなあ!


途中まで3.0以下かなあと、思っていたら、畳み掛けるラストに、効いてくる「昔々、あるところに・・・」のタイトル。粋です。


大爆笑のバイ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.4

エルトンジョンといったら、リアルタイムではライオンキングの主題歌、モンローに捧げた曲をアレンジしたダイアナへの曲、そして自分にはイグアナの娘の主題歌だった君の歌は僕の歌なのである。


どれも落ち着い
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.9

後悔はしても大切にするのが難しい。家族は残酷。思い描く理想とかけ離れた現実が、ここにあり、それに共感せざるを得なかった。自分には心えぐられるシーン(残酷であれ、どうでもいいシーンであれ)の連続に、涙す>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.3

物語りがやっぱりいいなあと思ってしまう。アニメ版を最後に見てからかなりの年数が経ったが、出てくるシーンを観ながら、当時観たアニメ版の思い出が蘇ってきた。

ジャングルブックを思い出したが、また新たな挑
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.9

やっぱりヘレンミレンがかっこいい。
続編故の新鮮さというところで遅れはとるものの、あのカーチェイスからのぶっ放しで一気に盛り返す。

次、、、もうないかな、、、残念(涙)

RED/レッド(2010年製作の映画)

4.0

ヘレンミレンとブライアンコックスのかっちょええカップルにやられた。

ジジイババア頑張ってます映画は近年よく見るが、いやはやこれは演技巧みなベテランが楽しく余裕で演じている分、一味も二味も違うように思
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ラヴ・パレイド(1929年製作の映画)

3.6

無声映画からトーキーに移り変わる間もない1929年に作られた名作、なんて書くと堅苦しいが、同時代の他のミュージカルと比べると演出の面で、かなりレベルが高い作り。

なんて書くとまたまた堅苦しいが、今で
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先生のお気に入り(1958年製作の映画)

4.5

ドリスデイの個人的ベスト。

デイはいろんな映画で色男に振り回されるが、今回はキング・ゲーブル。「教育」と「経験」どっちが大切か?を軸に、コメディ要素たっぷりの2時間で、とてもリラックスして楽しめる。
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プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)

4.1

これ好きなんです。

ご贔屓のクロウとコティヤールの共演に胸踊る。どこかかっこ悪さというか間抜けさも兼ね備えているクロウのラブコメは個人的には楽しかった。周りを固めるフランス人役のキャストも◎。

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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.4

いろんな歴史的背景があるだろうが、この映画、人と人との触れ合いが、もうたまらんのだ。

チャステインとスペンサーなんて、綺麗すぎているのかもしれないが、でも、こういう通じ合いが、是非あってほしい。そう
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.3

二人が惹かれ合うゆっくりとした空気感に心揺さぶられる。

貧富差からその時の感情のままに一緒にいられないもどかしさが、インドと言う国を知りもしない自分にすら、この映画から十分に伝わった。

インドも変
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

2.1

複雑な気分。

自分はクラシック映画が大好きだ。だからこそ、この事件は許せないし、やるせない。それをユーモア交えて、温かみのある演出をされると、思うのは作り手への怒り。

マッカーシーはヒロインを、他
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東京物語(1953年製作の映画)

4.2

親の心子知らず。

家族・親戚にせよ、血の繋がりはあれど、それは誰がどう決めたのか。

淡々と進む日々の中、突如訪れた家族の一大事。ただし、皆、里を離れ暮らすと自身の生活がある。親子だからこそ全てを投
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ボヴァリー夫人(1949年製作の映画)

3.4

ジェニファージョーンズの激情に終始圧倒される。ボヴァリー夫人を観ての教訓は、全てを求めてはならぬ、と言ったところなのだろうか。

作りが変わっている、が、それには違和感を感じ、自分はあまり効果的と思え
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ロミオとジュリエット(1936年製作の映画)

3.0

シェイクスピアの描く世界を表現するとなると、経験を積んだ大人でないと内容の理解が仕切れていないと思う。

だからこそ映画や舞台にするとなると、演じきれる俳優がどうしても大人になってしまいがち。若さゆえ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.7

めっちゃよかったあ。
ウィルスミスの魅力満載。のめり込んで最後はホロりきた。

ファンタジーに染まろうが嫌味のない存在感。もしかすると主役を食っているかもしれないが、93年版も人気があるのはジーニーと
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マリー・アントワネットの生涯(1938年製作の映画)

4.1

これ、観る前から長いし、つまらないかなあと思ったら大間違いでした。

ノーマシアラー後期の一世一代の名演技。前半のド派手なセット、衣装に負けない存在感から、中盤のドラマティックな演技に、後半の情感溢れ
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ユーモレスク(1946年製作の映画)

3.3

ジョーンクロフォードの圧倒的存在感にひれ伏す。

各ド派手なパーツを細やかに操り、40代女性の、恋愛に走りたい気持ちと、大人であるが故のプライドとの葛藤が、目を離させませんでした。ある種、今の時代も変
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奇傑パンチョ(1934年製作の映画)

2.5

ウォーレスビアリーが主役に合ってた。

豪快で、女好き、だけど信念はある。
恰幅の良さも相まって、グイグイと周りを引き込むカリスマ性もありました!

話の前半は、戦い、女、戦い、女の繰り返しで少し長く
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ピクニック(1955年製作の映画)

2.4

匂い立つ色気を出しまくるホールデンと、まだ初々しさが残るが、醸し出すエロティックさが隠せないノヴァクのカップルは合っていると思った。

彼ら二人を考えると物語が幼稚で合っていない。逆に物語を考えると二
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欲望の砂漠(1949年製作の映画)

2.9

ダイヤモンドは友達と歌った女神もいたが、地面に眠るこの鉱物はいくつもの争いを生ませた悪魔のような宝石でもある。

今回もこの恐ろしく美しい鉱物を中心に裏切りや駆け引き、恋愛劇が繰り広げられる。

ラン
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さよならをもう一度(1961年製作の映画)

3.1

若い男に熱を上げられる女と、大人の男と割り切った関係に満足していると思い込む女を、イングリッドバーグマンが、パリを舞台に、エレガントな着こなしで演じる。もうこれで十分楽しめる。

どちらを選ぶにせよ、
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殴られる男(1956年製作の映画)

3.9

ただただ胸を打つ。

物語以上に父親のような眼差しのボギーに惚れ惚れする。かっこいいとはこういうことさ、とどこかの豚が言ってたが、その通り。歳を重ねて、こうなりたい!それがボギーだ。(昔はわからなかっ
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MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

3.0

邦画のクラシック映画は、晩年の楽しみにと思い、出来るだけ避けているが、参った。早く観たくなった。

三船敏郎の人間性を美化しすぎており、ドキュメンタリーとしてイマイチだか、彼の俳優としての素晴らしさは
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

あれだけの登場人物に、スピンオフ(アベンジャーズもか)がたくさんある中で、なんでこんなに納得しちゃうのか、なんで物語にはまり泣けてくるのか、、、あっぱれです。

こんな風に集まれるハリウッドと言う名の
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.2

この手の映画は出尽くした感があり、あまり衝撃はなかった。ルーカスヘッジスの存在感は特異で本当に面白い。キッドマンは外見から自分には作り込んでいる印象がして、胸に訴えかけてこず。クロウは痩せてーーー!と>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

2.5

依存性。

日本も最近多いが、そんなに簡単に手に入るんだ。

自分の周りにはいない。よかった。いたら、、、どうなってたろう?

僕の彼女はどこ?(1952年製作の映画)

3.8

コント要素満載なヒューマンドラマ。

金持ちだから出来る事ってたまーに考えてしまうが、それを実現化した話。話の無理矢理さは放っておいて、チャールズコバーンの魅力が満載で楽しかった!

※主役はハドソン
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

これはやられた。

出てきた反戦メッセージが自分には胸にきました。と言っても、押し付けがましさなんてなく、スーッと伝わる感じも好感。

サスペンス要素もあり、普通のヒーローものとは違う面もあったが、や
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バイス(2018年製作の映画)

2.2

マネーショートの監督でしたか。

内容に興味が湧かず。ブッシュ大統領に似せたなあ、とサムロックウェルのある種勇気に感心。

この手の映画は、事実に忠実、描きこまない、斬新な映像にしない、この辺りを守
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愛のアルバム(1941年製作の映画)

3.0

思い出のレコードを流しながら、その時の出来事に想いを馳せる。各エピソードが上手くまとめられている反面、観ている途中に休憩を入れられているようで、流れが悪く感じた。

とは言いつつ、見せ場は豊富で、ある
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セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身(1966年製作の映画)

3.3

また観たくなる作品。

66年製ということで、ある種開放感もある描写に驚き、また物語の生ぬるい気持ち悪さが何とも言えない感情を抱かせる。

人間の摂理が問われる作品だが、これはメッセージ性よりサスペン
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運び屋(2018年製作の映画)

3.7

生きがい。

このじいちゃんは、金だのなんだのの理由は二の次だったように思った。
ディーラーとのやりとりがそう感じさせる。

気付いたときには時間がなかった。
残酷だが、今高齢になったイーストウッドだ
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.6

好感度の高い作品。ジョーンズとハマーのカップルがお似合いで、二人の掛け合いを見てるだけで満足。

差別問題は根が深く、この映画一面だけみてもなかなか評価し辛い。ただ幸い、心が抉られるというよりは女性で
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.4

テーマとは裏腹に訴えかけるものは訴えて、楽しむところは楽しむメリハリの良さにハマった!

のほほんとしたワシントンのキャラクターもマッチ。

スパイクリーは國民の創生も風と共に去りぬもきっと何度も見た
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