lemmonさんの映画レビュー・感想・評価 - 79ページ目

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ミネソタの娘(1947年製作の映画)

3.6

ハツラツとしたヒロインを演じ切ったロレッタヤングが素晴らしい!

前半にコケティッシュな魅力を振りまいてくれたおかげで、後半のなかなかない強引な展開も、クラシック映画としてとても楽しめました!ジョセフ
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.2

永野芽郁が可愛すぎるだろ、反則だ。

もう観てられない二人のすれ違いっぷりなのだが、たまにはこんな純な二人を見守るのもまあいいかなあ、と思わせてくれるのは、主演二人のスターパワーなのだろうなあ。いやは
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

4.8

初期のオードリーを堪能するなら、自分はこれだあ。かわいい。。。

憧れの彼が、ある事情で一緒に過ごせない代わりに、仕事一筋の兄が代打でデートに連れ出す。兄がオードリーに惹かれるのは当然として、兄と過ご
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.5

長時間を飽きさせない魅力のある作品。表情をくるくる回転させながら演じるヘプバーンは素敵だし、何より衣装が似合っている。

が、しかしこの映画、ヘプバーン自身がどんな映画にでようが、出ているだけで価値を
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.1

メリーポピンズはでしゃばらない。導くのとも違う、後ろからそっと見守ってくれる。どうしようもないときにだけ、少しだけ手を差し伸べる。そんな存在。

自分の思うポピンズが画面の中にいました。エミリーブラン
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.7

オードリーヘプバーンというファッションアイコンをこれでもかとお洒落にカッコ良く映し出した作品。

映像的にも斬新で、一種の美術品を見ているかのよう。

肝心のミュージカルシーンも、楽しいものから、キス
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.3

うーん、むずかしい。
旦那に魅力がない。

となるとなんで彼女が人生を捧げたかわからない。グレンクローズの複雑な演技にはやられた。

息子も息子、アホだ。

なんだかこの夫婦をある種つなぎとめた長女と
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

4.1

恐縮ながらデンチ先生がかわいい。序盤のシーンから圧巻。なんたる不貞腐れ顔からの一気に生命力を取り戻し、輝きを増す中盤への流れもお見事!

自分自身を理解している女優は強い。ユーモアも何が観客を笑顔にさ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.7

たくさんの奇蹟が詰まった作品。

オードリーヘプバーンとグレゴリーペックが見つめ合うシーンはまさに語らずの美学をそのまま体現している。もう、これを超える熱く見つめ合うシーンを観ることはないだろう。
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.2

自分はボクシングほど、なぜ皆が熱中するのかわからない代物はないと思っている。が、しかし映画の題材としてもってこいだ。過去、面白かった作品をあげるときりがない。と、思って実際のボクシングを見ても胸躍らな>>続きを読む

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.7

ロボットは怖い。そう思うのは、最近だとエクスマキナにあるように、狂気的に描かれることをおもしろいと捉えた映画を観る機会が多かったからだ。

そんな中、自分は以前、ロボットは友達にもなれ、感情は芽生えて
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.4

おそらく20年以上ぶりのドラゴンボールの映画鑑賞!

やっぱり好きだあ!

ブロリーはただの映画用の敵キャラにするにはもったいない存在だったのを、上手くサイヤ人の歴史に繋げるあたりにくいです。

サイ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.7

タイトルロールは本当に難しい。ガガはやりきった。肝になるスター性を見出されるシーンから、オーディエンスにスターと認められる場面までなんたる説得力、何たる歌唱力!

ストーリーが少しクラシカルな、悪く言
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タグ(2018年製作の映画)

2.3

ジェレミーレナーの超人っぷりに笑った。

個人的にはあまり心踊らず。肝心の鬼ごっこシーンが楽しめなかった。

うーん、自分はこんな友達、嫌です。

フェリーニに恋して(2016年製作の映画)

2.8

真っ直ぐで純粋な子を追い詰める状況下に置いて、そこから叙情的なものを読み取らせようとするあたりはフェデリコフェリーニらしさを感じ、まさにオマージュされていることが、名画から切り取ったシーンを盛り込んで>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

2.9

幼い頃のトラウマから心を閉ざさざるをえなかった主人公が、大人になり、徐々に人間らしい感覚を取り戻しつつある中、かつての自分のような抜け殻の少女に会ったことをキッカケに、ごく当たり前と思う人間らしい心が>>続きを読む

ライフ・オブ・ザ・パーティ(2018年製作の映画)

2.2

メリッサマッカーシーのお陰で、楽しく観れました。

どうせならバカで突き進んで欲しかったところ、たまに出る説教臭さがもったいない気がした。そうなってくると現実的には起こらんだろと言うつまらない突っ込み
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シンデレラマン(2005年製作の映画)

4.5

自分のためなんて考えない、そのひたむきさにやられる。この映画、ブラドックの人物像はさほど見えてはこない。ボクシングシーンで当然中央にいるのだが、個性的なのは対戦相手やまわりの登場人物。

おそらくこの
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ガス燈(1940年製作の映画)

3.1

わかりやすい。

ボワイエとバークマン版は、傑作である。語りすぎないのに伝わる画面隅々までの緊張感、バークマンと同じく自分がオカシイとのではないかと思わせられる演出にやられたが、4年前に作られたイギリ
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

こりゃやられました。

ここ最近、インド映画を身始めているが、ハリウッドのクラシック映画にも通づる、良い意味でのお気楽主義に、クラシック映画好きも合って、ハマりかけているが、この映画、それでも前半は少
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.9

サスペンス映画で繰り返し観ている数少ない作品。

物語、クラシック映画の雰囲気漂う作風、演者など、褒め称えるところは沢山あるが、この映画、ラッセルクロウ演じるバドに感情移入せざるを得ない。

所謂、暴
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ペティコート作戦(1959年製作の映画)

2.3

トニーカーティスは男から見ても綺麗な顔してるなあと思う。むさ苦しい男どものなかに紛れるとなおのこと。

さておき、映画は乗れなかった。何度か見て行くと面白さがわかって来るかなあ、とは思いつつ、ブラジャ
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スノーマン 雪闇の殺人鬼(2017年製作の映画)

1.7

マイケルファスベンダーの放つ妖気は、他の俳優にはない魅力で、それだけで映画が観たくなる。

彼はなかなか渾身作に出会えていない気がする。

本作もファスベンダーは好きだか、あまりあっていないように思っ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

2.7

前作のボーダーラインは個人的に傑作だった。無垢な子供に責任は無いかを画面から問われ、「ない。但しその責任は親にあり、だからこそ人類の守るべきルールがある。」裏社会で極悪非道なことをする親に子供には罪は>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

クイーンの音楽の素晴らしさが十二分に伝わった。誰よりも孤独と戦って来た(孤独と思い込んできた?)男が、どのアーティストよりも観客・ファンとの一体感を大事にせざるを得なかった理由、そしてクイーンの音楽が>>続きを読む

ミンクの手ざわり(1962年製作の映画)

3.8

ドリスデイは色男に振り回されながら、気づいたら色男を振り回して、最後には夢中にさせる、そんなストーリーのヒロインにぴったりな憎めない愛嬌を持っている。

本作では、ケイリーグラントに振り回され振り回す
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スタア誕生(1937年製作の映画)

3.6

栄光のハリウッドを入れると、ガガ版含め5回のリメイクをされている名ストーリー。

ハリウッドの内幕をあぶりだしながら、見事愛のある物語に昇華させているところがにくい。一番応援しているはずの自分が、一番
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.4

男と女のそれぞれの主義は、永遠と続いて行く議論だと思う。男も女も結局は都合よく意見を解釈して、なんとなくそれらしく語っているのがほとんどの印象。だからこの手の映画は、なぜか勝者が勝者に見えない。

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スタア誕生(1954年製作の映画)

4.6

ジュディガーランドはこの15年前に、不思議の国に舞い降り、後世に残る名曲をわずか16歳でささやかに歌っていた。

自分のガーランド初見作品だった。当時はクラシック映画をまだ見始めた頃で、ガーランドの顔
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.1

なんだか、久しぶりに王道の感動巨編に巡り会えた気分。最近のハリウッド作品は王道作品でもなんとか他とは違う毛色を出そうと凝ったエンディングにしたり、はたまたあえて語らずの考えさせられたりする作品が多い(>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.2

トム・ハーディは、スーパーマンやX-MEN・アベンジャーズのヒーローなんて、やらなそうである。一癖も二癖もある存在感、、、なのに顔立ちは2枚目、なんだけど、どこか冷めている、、、なのに熱い奴。

ヴェ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

繰り返し見てしまう楽しさに溢れている。

ダサかった(個人的に嫌いではないけど)アンハサウェイが、どんどんファッション雑誌の仕事をする風貌になる流れや、メリルストリープの豪快だが、敏腕である、その仕事
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かりそめの幸福(1935年製作の映画)

3.0

ものすごい設定の物語に頭がついていかず、これが究極に人を愛せることなのかな?とか、いろいろ考えているうちに終わった。

人を愛するって、その人がどんなことをしようが、許し、相手を思うこと?
それとも、
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.3

茶道、掛け軸、壁掛けの文字、茶碗、、、そして四季。

それぞれ、こんな楽しみ方をするんだ!と新たな発見があった。自分のこれからの人生においてもう一つ楽しみ方をそっと教えてくれた、そんな映画でした。
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

前後を端折って、とことん追い込まれた状況下をいかに生き抜くかに物語がしぼられていることで、見終わったあと、1500mを全力で走りきったような感覚に陥った。

あー疲れた、疲れたんだわ(笑)

音を立て
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モダン・ミリー(1966年製作の映画)

4.8

いろんなこと抜きで、とにかく楽しい映画。映画の奥底のメッセージ?、、、そんなもんあるか!と鼻で笑うかのような場面のオンパレード。

監督の、とにかく皆を笑わせたい一心なのが伝わる。それに加えて、キャス
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