UkyoKobayashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

UkyoKobayashi

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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

スコセッシとデニーロのコラボに最近ハマってるので鑑賞。とにかくデニーロの演技力がヤバすぎる、それだけで全て持っていってるような映画に感じた。
ヒッチコック作品のオマージュも多々見受けられ、分かる人には
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

5.0

共感性羞恥の塊のような映画、常に「やめてくれ〜〜〜!!!!!」と叫びたくなるような内容で109分と短いのに体力をゴリゴリに削られた。
デニーロ演ずるパプキンと、サンドラバーンハート演ずるマーシャの演技
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.6

内容はスッカスカ、でもそのB級感が良い
「スタローンが雪山で悪と戦う」これでこの映画のストーリー説明は完結するが、おかげで気楽に酒とポップコーン食って笑いながら観れたので個人的には大好きな映画です
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

とにかく悪趣味で皮肉が詰まってて美しくシュールな映画だった。1971年のセンスを軽く凌駕した独自性には今見ても驚かされる。
クラシックが流れてるシーンでの暴力、性行為が最高にミスマッチで面白かった。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

擬似ワンカットの戦争映画。撮る方の体力も観る方の体力も根こそぎ持っていかれる凄まじい映画。フィクションの中に監督の祖父の実話エピソードを盛り込んだ作りとなっている。
『ダンケルク』同様に映画館のスクリ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.7

名作の続編にしては意外にレベルの高い作品だった。結局何も変わってねーじゃねーか!というくだらなさで軽く観れたので良かった。
他の人も指摘していたが、ベグビーが完全な悪役になっていて、サイコスリラー映画
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ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった(2019年製作の映画)

4.3

ロビーロバートソンの視点から見たThe Band史の映画。劇場で大好きなThe Bandの曲が聴ける時点で素晴らしいし、動いてるThe Bandの面々を見れて新鮮な気分だった。
ロビーロバートソン視点
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

「ドナルド都市伝説」やら嘘字幕などで散々ミーム汚染されていてもはや恐怖を演出するのは難しいように思われたが、製作費も上がりCGも発達し、現代版にアップデートされたペニーワイズに仕上がっていたように思っ>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.9

賛否は分かれると思うが、自分は楽しめた。愛の溢れる正統な「シャイニング」の続編であると感じた。
「シャイニング」は原作のスティーブンキングと、監督のキューブリックの間で物語の解釈に大きな隔たりがあった
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

久々に視聴。世界観がなんといっても良い。
誰もいない雪山とホテルで得体の知れないものに追い回されるというシチュエーションがまず良い。
1980年の作品とは思えないクオリティーで終始感心させられる。
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

4.0

Amazon Prime Videoで鑑賞。3話観たからで1本の映画として語って良いよね...?
開始早々からオシャレで良作画で良設定、世界観にグイグイと引き込まれた。
BLEACHの雰囲気は自分には
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.3

90年代のイギリスのサウンドトラックという表現はなんとも秀逸で、当時のイギリスはこんな感じだったのかなぁというのがひしひしと伝わってきた。主人公のレントン含めロクデナシしか居ない映画だから共感はしづら>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

ダンケルクの戦いへの事前知識を頭に入れておかないと退屈極まりない映画になるだろうが、世界史好きの自分にとっては非常に面白い内容だった。セリフもそんなに多くなく、ドラマを期待して観ると肩透かしを喰らうだ>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.3

変な例えかもしれないが「天使にラブソングを」とドラマの展開は近いかもしれない。この映画は精神病院という空間に、異物とも言える犯罪者、マクマーフィ(ジャックニコルソン)が放り込まれるというストーリーであ>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

「所詮アニメの延長だろう」とタカを括っていたが、良い意味で読みが外れた。事前にツイート等でうっかりストーリーの内容のネタバレを食らってしまっていたが、それでも素直に感動できた。序盤はヒリヒリ感もなく、>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.4

役者も監督も全くの無名の人達で構成されているインディー臭の強めな映画。にしても凄い映画を見てしまった...ストーリーの中で色々「そうはならんやろw!」と思う所があるにしても、無理矢理客を納得させるだけ>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

76年にモヒカンで銃ブッ放すタクシードライバー、なんて前衛的なんだ...
『ジョーカー』を先に観てからタクシードライバーを観たけれども影響を大きく受けていることがうかがえる。
主人公のトラヴィスが狂人
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.7

非常に深く考えさせられる映画だった。
30年も前の話なのに今も変わらず差別の現状は続いているのだと実感させられた。
冤罪だと証明されても捕まった人物に保証も何もない、アメリカの司法の問題点を的確に突い
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ブラック校則(2019年製作の映画)

4.1

気の弱い担任の森先生を演じるトリプルファイヤー吉田目的で視聴。見る前は「主演がジャニーズかぁ〜」と少し敬遠していましたが、ジャニーズの2人の青臭くて自然体な演技が高校生役にはピッタリ合ってた。他の役者>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

ホラー好きなので期待して視聴したけれど、あんまり怖くなかったかな...という感じでした。
「本当にあった怖い話」のドラマの方が怖さで言ったら怖いかも?期待値上げすぎた自分が悪かった。日本のホラーって凄
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.3

愛すべきバカ映画。
ホットファズと同様、何も考えずに観るには良い映画である。個人的にはホットファズの方が好きかも。
BGMもロメロの「Dawn Of The Dead」っぽいのが頻繁に流れるし、腸がち
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

5.0

法執政官とメディアの癒着が招いた1つの悲劇を描く物語。SNSで常に誰かが燃えている今こそ戒めとして見られるべき映画だと思う、決して他人事ではないのだ。
弁護士がどこかで見たことあるなぁ〜と思ったらジョ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

タイトルは「フォードvsフェラーリ」となっているが、ストーリーの内容的には「vsフォード」が適切かもしれない。
会社の代表としてレースに出場するので、プライドを折って会社の意向に従わなければならないと
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.3

精神医学の歴史の闇を見る映画にサスペンス要素が強く入り込んだ内容となっている。何を言ってもネタバレになりそうなのであまり多くを書くことはできないが、伏線が多いので見る度に発見がある映画だと思う。特典映>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

都会パートのバイオレンスな雰囲気と沖縄のゆるい雰囲気の対比がすごく印象的だった。全編通してシュールで「ヤクザやめてぇなぁ...」という倦怠感に包まれており予想もしないところでいきなりドンパチがおっ始ま>>続きを読む

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.0

ハロウィンも近づいてきたということでゾンビ映画の金字塔ともいわれるこちらの作品を視聴。
色んなゾンビ映画やゾンビゲームのルーツとなっているだけあり、いわば「お約束」的な内容に観ながらテンションが上がっ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

5.0

下品で最低で観た後に得られるものがあるわけでもないのに何故か面白い、3時間があっという間に溶ける愛すべきバカ映画。これが実話であり、役者の演技の大部分をアドリブが占めているというヤバさ。他の映画でこん>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

韓国映画を正直ナメていた。コメディとホラーは表裏一体なのだと再認識させられた作品。
途中まではブラックジョーク多めのコメディ映画だが、あるシーンを境に映画の色が急激に変わる。オチは正直「?」な所もある
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

10歳のドイツの子供視点で見たWW2の話。
コミカルに戦争を描いているが、話の内容は非常に重い。
親子愛や主人公の成長に感動できる良い映画である。
NG集を見るとわかるがアンチヒトラーの色が強くなりす
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

久々の映画館、IMAXで友達と観て大興奮
正直言ってストーリーはめちゃくちゃ難しいです
見終わった後にツイッターの時間軸まとめや考察を観てようやく大まかな内容を理解しました
レンタルビデオで借りられる
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.6

ニコニコの嘘字幕でも有名な映画を今回初めて鑑賞
終始画面から目を離せず、主人公のクラリスを応援して観ていた、クラリスをじろじろ観る男のシーンが非常に気持ち悪く印象的
単純なホラーというよりも薄気味悪い
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

(2回目:★3.5→★5.0 2023/03/30)
タランティーノの生誕祭?だかで1週間限定のPulp Fiction再上映が行われると聞きつけノコノコと映画館に向かったところ平日の夜にも関わらずほ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

5.0

おバカドンパチ映画、観た後に清々しいほど何も残らない、なので星5つです
コマンドーとか好きなら100%満足出来ることを保証します、下手なコメディ映画よりゲラゲラ笑えます、あと割とちゃんとサスペンスもし
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

トムハンクス演じる主人公の「フォレスト・ガンプ」の半生を振り返る映画。
アメリカの歴史を主人公の視点を通して見ることもできる映画なので非常に面白かった。
そしてBGMも時代に合わせた曲がセレクトされて
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

5.0

キューブリックの戦争映画。
ただの反戦映画ではなく、ありのままの戦争を出来る限りリアルに伝えている気がした。キューブリックお得意のサイコホラー要素と上手く戦争がハマっている。音楽の使い方も上手くニクい
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.1

とにかく下品で何の意味もない映画、だがそれが何故かカッコ良い。登場人物ほぼ全員キチガイでストーリーもむちゃくちゃ、でも現実なんて意外とこんなものなのかもしれない。アメリカンロック好きは笑える小ネタが多>>続きを読む