Yuki2Invyさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ザ・ターニング(2020年製作の映画)

2.5

主演のマッケンジー・デイヴィスて、『ターミネーター:ニュー・フェイト』でも主役陣の一翼を担ってた超絶モデル体型のおねいちゃんじゃねーですか。製作総指揮にスピルバーグが入ってたり、そもそも製作費も潤沢な>>続きを読む

背徳夫人の欲情(1980年製作の映画)

2.5

志麻いづみ主演作と聞きつけ、アマプラのレンタルで鑑賞。しかし、まず画質がだいぶん良くないのよね…

そして、正直あんまし面白くない。淫乱な若妻に手を焼く亭主が業を煮やし、このたびの若妻の火遊び相手の暴
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夕顔夫人(1976年製作の映画)

3.4

これもSМ調教もの(団鬼六原作)。谷ナオミと宮井えりなが義理の姉妹で、妹(宮井)を守るために姉(谷)が嫌々ながら…というお話。話の内容はシンプルながら、特に谷を縛って責めるシーンが中々の出来で、開脚逆>>続きを読む

アリエナ -禁断の女子高生-(2015年製作の映画)

2.5

スウェーデン産・女子高生ホラー。

しかし、まずジャケ写詐欺とゆーか、ジャケットにある血みどろ女子二人のシーンは本筋とはあまり関係の無い幻覚みたいなモンで、今作はスプラッタ的な作品ではないし、そもそも
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生贄夫人(1974年製作の映画)

3.6

名タッグ・小沼勝と谷ナオミのSМ調教もの。かつ、東てる美のデビュー作でもあるという。

このジャンルとしてはシンプルな筋で、前半は谷ナオミの調教シーン、後半は東てる美含むカップルも交えて、ハードな調教
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火星から来たデビルガール(1954年製作の映画)

2.5

「ツッコミどころ」だけで構成されている様な映画です。しかし口惜しいコトに、ツッコミ役というのが一人も居ないのですね。そもそも、欧米界隈には「ツッコミ」という文化が無い、とも聞いたことがあります(他人の>>続きを読む

CLASH クラッシュ(2009年製作の映画)

3.8

ベトナム産・女性ものアクション。スターウォーズ・エピソード8への抜擢で有名となったベロニカ・グゥが主演で、脇を固めるのがジョニー・グエンというイケメンアクション俳優である。二人とも中々に見映えがするの>>続きを読む

EMMA/エマ デッド・オア・キル(2017年製作の映画)

2.5

南ア産・女性ものアクションなのですが、いちおう製作は2017年で、コラリー・ファルジャ監督の『REVENGE』とは同年ですね。実際の公開日もほぼ同時期なので、どっちが先、とゆーことでもなさそうです。い>>続きを読む

ネバー・ダイ(2018年製作の映画)

2.5

フィリピン産・女性ものアクション、なのですが………


東南アジアくらいの辺境国の(特に)娯楽作品、となると、主要国産のソレと比べるとある面で非常に「雑」(=端的に完成度が低い or 細部までの詳細検
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デスペレート・リビング(1976年製作の映画)

1.5

ジョン・ウォーターズという人は、もう完全に箍が外れちゃってるとゆーか、この人に限っては本当に最低限の倫理感も無いとゆーか、本当に(本当の意味で)やってはいけないコト(常人がやって欲しくないと「願う」コ>>続きを読む

縄と乳房(1983年製作の映画)

4.0

話の内容はともかく、とにかく濡れ場の質が非常に高い。「新旧SM女王」松川ナミと志麻いづみの競演だが、二人ともルックスも然ることながらかなりハードなシーンの連発で、これは確実に傑作の域である。

松川ナ
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東京人間喜劇(2008年製作の映画)

3.8

ロメールの『喜劇と格言劇』の体裁を採っている、とも言えるが、これ喜劇なの?という感じでもある(=相当にシニカル)。三作目とか、かなりドラスティックにトラジディ(二作目もある意味凄く「居たたまれない」ケ>>続きを読む

奴隷契約書(1982年製作の映画)

3.4

松川ナミのデビュー作らしい。別の作品で実に「イイ女」っぷりだったので今作観たのだが、今回は色気とゆーよりは初々しさ・(奴隷としての)従順さを際立たせたキャラのつくり込みになっており、悪くはないがちょっ>>続きを読む

くいこみ海女 乱れ貝(1982年製作の映画)

2.5

くいこんでないじゃん!!!!!

えっっ

…やっぱ、くいこんでないじゃん!!!!!!!!!!


パケ写詐欺!とゆーか、フンドシ食い込ませた海女の日に焼けた眩い尻が見ドコロの作品だと思うじゃねーです
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.6

こないだ観た『わたしたちに許された特別な時間の終わり』というのも似た様な作品かと思いましたケドも、これも「偶々」自分が映画製作者だったが為に映画になってしまった、というだけの単なる「現実」の物語に見え>>続きを読む

恋愛依存症の女(2018年製作の映画)

3.6

矢鱈と長い尺のワリに、ヒジョーにシンプルな恋愛会話劇(少し群像劇風)である。シリアスというよりはかなりコメディ寄りな方の。脚本の質は、率直に全然悪くないと思う(会話にも面白さがちゃんとあるし、随所でち>>続きを読む

屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.4

んー、、特に序盤~中盤がミョーにクオリティ低いのが…TVスタッフと霊感少女、という主人公2人立てなのだけど、少女が霊感強いってのも最初は分からないから描写の意味もイマイチ掴み切れないし、2人の話は単純>>続きを読む

椅子(2001年製作の映画)

3.8

観終わってみると、結果的にある「椅子」が中心に据えられていた、という話だが、基本的には群像劇に近く、登場人物たちがそこまで各々深く関わってゆく、という訳でもない(少なくとも最も主要な2人、和泉と孝史親>>続きを読む

リスボン特急(1972年製作の映画)

3.4

特にドロンとドヌーブがまたかなり雰囲気好かったりする…のだケド(加えてクレンナも悪くない)、まず中盤のヘリコプターシーンはちょっと陳腐化してしまっており全くに退屈である。あと、クレンナとドロンが旧知と>>続きを読む

ウルフなシッシー(2017年製作の映画)

3.8

同棲してる理由も結局のトコロ「傷の舐め合い」だし、どっちがより「しょーもない」かで一たび喧嘩になれば見るも無残な醜くてレベルの低いマウントの取り合いを繰り広げる。しかしやはり「争いは同じレベルの者の間>>続きを読む

息を殺して(2014年製作の映画)

3.4

『泳ぎすぎた夜』にも確実に通じる「無言の間」の大胆な多用が、静かでまろやかな独特とも言える雰囲気をつくりあげている(正に「深夜」とでもいうかの様な静けさ)。その部分においては、細かい演出の解釈はわれわ>>続きを読む

ソクラティック・ラブ(2012年製作の映画)

3.2

映像(画づくり)は随所でそこそこ綺麗だし、特に女優さんなんかもまずまず綺麗ドコロを揃えてたりして、全体的な質感もワリと上質なトコロまで仕上げられている様にも感じる。その部分は、率直に頑張ってる方の低予>>続きを読む

マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画(2015年製作の映画)

3.2

タイトルの『極私的恋愛映画』とゆーのが結論的にはちょっと引っ掛かるが(正直、劇映画だと思って観始めた)、それ以外は特に看板に偽り無く、種々のマイノリティな人々と、そのセックスに関する幾つかのインタビュ>>続きを読む

勝又悠監督短編集 「小田急足柄線」(2011年製作の映画)

3.2

監督は女子高生(ティーン)を描くことにこだわりのある人のよーで、本オムニバスも大半が若年層の恋愛模様を描くことをテーマとしている。あと、監督の地元の神奈川県足柄界隈をロケ地として多用している(私、実家>>続きを読む

モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

2.5

珍しいパラグアイ産ホラー。しかし、話の内容・状況設定の超絶的シンプルさも然ることながら、今どきも〜希少なマデにアナログな質感、加えて、仕掛けといったらカメラワークを駆使した背後からの驚かし系がほぼ全て>>続きを読む

カラー・ミー・ブラッド・レッド(1965年製作の映画)

2.5

「血の三部作」の大トリ。音楽とかカメラワークとかが(前作までのド素人ぽさからすりゃ)微妙にとは言え改善してるのに比して、話の内容は『血の祝祭日』と比べても五十歩百歩なボンクラのままっつーのは、なんかむ>>続きを読む

ユートピア(2018年製作の映画)

3.4

『ハーメルンの笛吹き』をモチーフにしたかなり硬派なファンタジー。まず、率直に思ったより全然「チャンと」してる。音楽も結構凝ってるし、劇中の異世界人の台詞は全て創作言語、というこだわりようだし。その他要>>続きを読む

サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

4.0

優れた映画です。シナリオのメインどころはシンプルな人間の成長物語ですが、本当に大切なものを再発見していくというその部分もそこそこ面白く観れます。本作では更にその先に、アオザイに対するベトナムの愛や誇り>>続きを読む

螺旋銀河(2014年製作の映画)

3.4

コンパクトだが、脚本にクオリティというのが十分に在ると思う。少しばかり文芸映画の風をも纏っている、とでも言いますか。ラスト、ラジオドラマのシーンは率直にかなり好く出来ている・良アイデアだと思うし、そこ>>続きを読む

ニート・オブ・ザ・デッド(2014年製作の映画)

3.6

およ?筒井真理子出てる!と思って観始めましたが、ちゃんとしたゾンビものというよりは、子育て・介護・夫婦仲等の家庭問題を少しだけゾンビスパイスで風味付けしたファミリー・ブラック・コメディといった感じでし>>続きを読む

ハウス・イン・ザ・フィールズ(2017年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリだが、お話のメインどころとしてあらすじにあるよーなものが一つしっかりと在り、少女が大人に変わっていく過程で少し自分のことを客観的に見つめ直す、その中で、今自分の置かれている状況(というか>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

第一にだいぶん「キワモノな」見た目の映画だが、本筋はワリと王道とも言える青春友情物語で、意外にもそこの出来が相当に好い。かつその上で、奇抜な発想からの個々の演出がこれも個人的に相当にツボで、コメディと>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.4

映画表現の面では、今作もまた頽廃・狂気・淫猥・残虐をそれぞれに具現化する優れた作品だと思う。特に、非常にじっくり時間をかけ(一見冗長に見える)同じ内容のシーンの繰り返しを重ねることで独特のテンポを生み>>続きを読む

ホット・ラブ(1985年製作の映画)

2.5

DVDの煽り文句「ネクロマンティックの原風景がここに!」というのも、あながち嘘でもない。初期作品のド素人感・稚拙さを脱ぎ捨てて、代表作『ネクロマンティック』へ向けて映画技術の向上と狂気の醸成の双方を成>>続きを読む

キャプテン・ベルリン(1982年製作の映画)

2.5

製作年的にはブットゲライト青年19歳の作品か。ただまあゆーても、カメラも買ったしとりあえずなんか撮ってみっか!的なド素人感満載な映像で、正直ブットゲライト作品という以上の価値はなにも無い。これでも、テ>>続きを読む

お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

4.0

ひとつの物語ではなく、ある主人公の個性(キャラクター)を描き出してゆこう、という系統の映画。(主人公のそれを含めて)結果的に描かれるのは、くだらない人たちの、くだらない会話の寄せ集め、という。

主人
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