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ループ物からパラレルワールド物へ。
ホラーというより科学ミステリ。前作の謎が解明される。
前作で自分の恋人となったカーターがダニエルと恋人同士となっている多元宇宙で、ツリーが中指を立てながらダイビ>>続きを読む
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誕生日の18日月曜日から抜け出せなくなるループ物。
ホラーというより、『バタフライ・エフェクト』のような因果関係を楽しむサスペンス映画だった。
アジア人に対する態度等、ツリーという白人女性の主人公>>続きを読む
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原作はStephen Leatherによる"The Chinaman"(1992)。
「舐めてた相手が殺人兵器」もの。殺人兵器の起爆剤が身内の女性の死というのは飽き飽きのパタンであるが、兵器を演じる>>続きを読む
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キレのあるアクションが凄い。ゴミ処理場のクライマックス約20分で、全身黒装束の岡田准一が黒マスクをずっと被っているのが偉い。顔が命と思われるジャニーズなのに偉い。掲載された雑誌がメディアに引用される際>>続きを読む
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人間に飼い慣らされたゴジラ、破壊者ではないゴジラは驚くほど魅力がなかった。
人間とモンスターの共生がテーマの一つ。
「モンスターの廃棄物を飼料に」と、巨大生物が資源循環型社会の一部になる。
オリ>>続きを読む
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自発的な選択と偶然性ということに関して考えさせられる。
ジェーンに対しコリーが最後、「君が生き残ったのは運じゃない。倒された者は弱かった。君は強かった。自分の力で生き残ったんだ」的なことを言うんだけ>>続きを読む
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原作はCharles Brandtの"I Heard You Paint Houses"(2004)。
アイルランド系のトラック運転手フランク・シーランと、彼が殺し屋として仕えたイタリア系マフィア、>>続きを読む
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錦戸亮は町役場の公務員役が超ハマり役。というかああいうムダに(失礼)ルックスがよい勤め人いる。
木村文乃がノイジーなギターをかき鳴らす場面だけめちゃくちゃかっこよかった。
「のろろ様」のビジュアル>>続きを読む
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佐藤二朗だけ延々と観ていたかった。
前半はギャグ兼キャラクターショーで後半はシリアスに、というのは漫画原作邦画の定型なのかしら。1時間目は楽しめたが、2時間目は「侍とは…」「組織とは…」みたいな精神>>続きを読む
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麻美麗役のGACKTはもともと魔夜峰央作画っぽいので違和感ないだろうと思っていたが、壇之浦百美役の二階堂ふみも意外とはまっていた。台詞回しにキレがあった。
結納のために東京へ行く熊谷市の家族が、車中>>続きを読む
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VHSのパッケージが似合いそうな作品。色調も画質も、そして字幕まで80年代に寄せてきている。
1983年、カリフォルニア州東部にあるモハーヴェ砂漠のシャドウ・マウンテンが舞台。
エピグラフは、20>>続きを読む
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『アヴェンジャーズ』フェイズ3、「インフィニティ・サーガ」最終作の印象に残った場面と断片的な感想のメモ。
ホークアイの家族がサノスの指パッチンで消されるところから始まる。5年後に家族を失ったホークア>>続きを読む
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ボスのヨン・ロッグに何度も感情を抑えるよう指示されるヴァース。仕事場で女性がよく言われることと同じだ。
見知らぬバイカーに「俺のために笑ってくれよ」と言われるヴァース。これも女性が社会に出た時に対男>>続きを読む
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前回に続き、マッコールさんの手際の良さ、無情ぶり、義理堅さが印象に残る。
仕事に大切なのは準備、というのはおそらく彼のオフィシャルな死後ルーズに過ごしてきたであろうチームの面々とマッコールさんとの佇>>続きを読む
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「シャマラン、なにやってるん? 私のミスター・ガラスに何してくれてるん??」と詰問したくなる腹落ち感のまったくないエンディング。
「世界にスーパーヒーローの実在を知らせるために」自分の命まで差し出す>>続きを読む
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マンソンファミリー: 「テレビであたいらに殺しを教えた奴らを殺すんだよ!」
クリフ・ブース: 彼らをほぼ素手で撲殺。
LSDで飛んだ頭で薄笑いをしながら、"You're real?"と聞いてからの>>続きを読む
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ライフ財団の創立者ドレイクが派遣した宇宙船が、シンビオートという生命体を地球に持ち帰る。彼を探っていたジャーナリスト、エディ・ブロックの身体に生命体の一つ、ヴェノムが入り込む。
ヴェノムとエディの絆>>続きを読む
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アメリカ対ロシアの話であるが、イギリス映画。
ドン・キースとジョージ・ウォレスが2012年に発表した小説"Firing Point"に基づく。
ロシアの潜水艦が内部から爆破され、救いに向かったアメ>>続きを読む
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インサイダー取引で逮捕され無一文となった投資家が、元秘書のファッジ作りの才能とガールスカウトのファッジ売りシステムに目をつけ再起を図る。
メリッサ・マッカーシーのテンポ感がいいのはもちろん、脇を固め>>続きを読む
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広告収入目当ての動画生配信を行うために昆池岩(コンジアム)精神病院へ潜入した若者たちが直面する恐怖。
韓国版『グレイブエンカウンターズ』という趣。『ブレアウィッチ・プロジェクト』の影響を感じさせると>>続きを読む
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原題"Remember"。
記憶喪失者(この映画では認知症患者だが)が何かを探索する系の物語では、探す行為の主体が探している対象と同一というのはよくあるパタンなので(例: クリストファー・ノーランの>>続きを読む
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あれだけ注意深く用意周到な夫婦が階段の釘を抜いていなかったのはなぜだろう。夫が家に妻を探しに来たときに血の足跡ですぐ見つけられるようにストーリー展開するためか。
87日目から472日目に飛んだとき妻>>続きを読む
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10年片思いしている相手を「イチ」、自分に告白してきた男を「二」とする良香の脳内ワールド、他人を人間として見てない感じでかなりイタい。そんなイタい24歳女子を松岡茉優が巧みに演じる。
「海外に行った>>続きを読む
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ティルダ・スウィントン演じるブランのキャラクター造形や衣装に、同じくダンスグループを主催していたモダンダンスの祖の一人、マリー・ヴィグマンを思い出した。彼女の「魔女の踊り」(1926年撮影)は、この映>>続きを読む
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ありきたりな女同士のライバルものとか才能がある者とない者の相克みたいな展開にならなくてよかったんだけど、Netflixオリジナル作品は芸術家を扱うにおいて、「才能」や「アウトプットの質」への配慮がなさ>>続きを読む
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英題"Shoplifters"。
過去の来歴からセーフティー・ネットから漏れてしまい、犯罪に手を染めなければ生計を立てられない人たちが寄り集まって家族を形成する。
なんの根拠もない印象論だが、日本>>続きを読む
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原題"The Nun"。
ルーマニアの聖カルタ修道院で尼僧が自殺し、バチカンは調査のためにバーグ神父と尼僧見習いアイリーンを送り込む。
『死霊館 エンフィールド事件』で垣間見えたエド・ウォーレンに>>続きを読む
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アメリカ人が日本の2時間ドラマのフォーマットで連続殺人事件撮ったらこんな感じになりました、みたいな。
オードリーが読んでいるペーパーバックの推理小説とちょうど同じくらいの軽さを目指しているような。N>>続きを読む
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本当にはゾンビがいないゾンビ映画。
"One Cut of the Dead"本編→一カ月前からの製作準備風景→生放送本番と話が進んでいくにつれて、監督と出演者の力関係の提示されるのだがそれが逆転さ>>続きを読む
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カルトミステリー(カルト的な人気を誇る」のカルトではなく、「新興宗教」の方のカルト)。
宗教問題研究所のパク牧師が、鹿野苑という新興宗教を怪しく思い、調査を開始する。調査を進めるにつれ、彼らがある経>>続きを読む
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最初のユリゴコロ(「拠り所」の聞き間違いという解釈もある)であった人形はどうなったのだろうか。
ヒロインは当初話せず、ユリゴコロを得て言葉を獲得する。そのユリゴコロは人形→同僚の女性→数奇な運命を経>>続きを読む
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妹デビーへのダニー・オーシャンの影響が強いのに驚く。そのせいか鑑賞中ずっと彼女の戦略、彼女の活躍なのに、デビーは彼の影にあるかのような気がしていた。
デビーが男性を仲間に入れないのは「男は言うことを>>続きを読む
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1996年の『トレインスポッティング』の続編。エジンバラの北に位置するリースが舞台。
前作の主人公だったマーク・レントンがフィットネスクラブで心臓発作を起こして倒れるところから始まる。ランニングマシ>>続きを読む
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2019年。
ヴェトリル・ディーズ(Vetril Dease)という無名画家の作品群を画商の野心的な助手が偶然発見したことから巻き起こる惨劇。
画商の助手ジョセフィーヌを演じるのはロンドン出身のザ>>続きを読む
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原題"Mýrin"(そのまま『湿地』。英題は"Jar City"『瓶詰都市』)。原作はアーナルデュル・インドリダスンによる同名小説(2000年初版)。
アイスランドが舞台。
遺伝病とレイプ被害が複>>続きを読む
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「解剖医兼火葬施設の父子、悪いこと何もしてないやん?なんでとばっちり受けるん?」と思うけど、ジェーン・ドゥさんも何もしていないにもかかわらず拷問され身体中に変なギミックを埋め込まれたわけで。
たぶん>>続きを読む