ゆずさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

美しき結婚(1981年製作の映画)

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こいつマジで‥
男の方も最後ハッキリ言わないと

タイトルの「Le Beau Mariage」の含意は「玉の輿」。それを知るとこの映画がフランス社会に根強い階級意識の悲喜劇を描いていることが分かる。

父ありき(1942年製作の映画)

4.0

小津の傑作。背中、鎌倉の大仏

陽差しのみちあふれる渓流で、流し釣りをする父と息子。釣り糸を急流に投げかける、その反復の単調きわまる動作に、なぜかわれわれは魅せられる。そして反復の果てに起こるずれ。や
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大阪古着日和(2023年製作の映画)

3.8

赤紫のチャンピオンのパーカー
オムライスうまそうやった
音楽が合っているところと、ノイズな部分と両方あった。

2回目は友達と見たけど、2回目も退屈しなかった

東京暮色(1957年製作の映画)

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哀しい。ニッカウイスキー
『エデンの東』(1955年)の小津的な翻案。

酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.8

医者もの投げすぎ

ペンキに滑ってのたうち回りながら乱闘するのは、近松門左衛門作の人形浄瑠璃『女殺油地獄』がヒントになっている。

三船が闇市を歩き、飲み屋に入る。陽気な音楽が、暗い惨めな思いを強烈に
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乱れる(1964年製作の映画)

4.2

見れてよかった。
ラストの顔のまぁー美しいこと
駅のシーン。車内にいる高峰秀子とうどん屋にいる加山雄三の無音のやり取り。これぞ映画
ゆで卵、高校三年生

和服は鎧、橋。閉める必要もない襖を、どんどん閉
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流れる(1956年製作の映画)

4.0

昔の日本映画で、ぜひ観てほしい作品が3つあります。難しくなく楽しめる3本。成瀬巳喜男『流れる』、増村保造『妻は告白する』、川島雄三『しとやかな獣』。

1950年代当時の名女優たちが人間の哀しさや美し
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東京画(1985年製作の映画)

3.8

タモリ倶楽部。
パチンコやバーとか、東京の風景が映るたびに小津映画のそれらが映るシーンと重ねて見れて良い

Reframe THEATER EXPERIENCE with you(2020年製作の映画)

3.8

すごいな、時間あけてまたみよ
素晴らしい技術やアイデアとそれを体現するPerfumeのすごさ

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

もう搾取のスパイラルで見るのが苦しくて‥
自撮り棒フェンシング
気持ちの一方通行

ちゃんと自分がないと、どんどん人離れてくぞ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

「‥はよ終わらんかな」って思った

ベーグル、『花様年華』『2001年宇宙の旅』『レミーのおいしいレストラン』

ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.0

ハーゲンダッツ、東京バナナ

やっぱり子供は、大きな責任を伴う、一個の人間を作っていくことじゃないですか。怖いですよね。よっぽど自分が…。自分が1人でいるのが寂しいから子供をというのは、僕は絶対嫌だし
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.8

普通は映画にしないような「人間の本当にダメなところ」もこの映画では描いていているんだけど、その「ダメな部分」を笑い飛ばすというよりは、「こういうことってあるよね」「自分たちも覚えがあるでしょ?」みたい>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

静岡県焼津市
物欲のない人が一時的に定住して、家賃を払っているという感じのリアルさ。
風が強かった。本当の雨

映画に優しくされたような感覚
ちゃんと寂しい人
全部まるっと解決しなかったのが良かった
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

良かった。
モーションキャプチャーは使わないで欲しかったな、感情移入して見てるのにあそこで別人のように見えてその度に冷める
山田裕貴と間宮くんめちゃめちゃ適役

お店のTVの野球中継、藤川球児の解説
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

『イングロリアス・バスターズ』(2009)作品の中でヒトラーがマシンガンで殺される。このプロットは素晴らしく、目から鱗でした。観客の誰もがフィクションだと分かっているストーリー。つまり我々は歴史的事実>>続きを読む