ウディアレンは表面的なストーリーの下に小細工を散りばめて、時にキラッと光る人生の教訓的なメッセージをくれる。それはまるで宝探しみたいで、個人的に本当に好きな監督。
〝世の中はウソだらけ 真実は何>>続きを読む
就活が主題にはなっているものの、コアは現代の対人関係の凹凸を問うような、凄く考えさせられる怪物的な邦画でした。
…そういえばtwitterで見たんだけど。から始まる捻じ曲がった会話や、感情に火がつ>>続きを読む
人間の中に色んな人格があるからこそ、永久に全てを知るのは難しいということ。
それが分かっていないから対象に執着するし期待する。変化球がきたら怯えて【お前ってそういう奴だったんだ】なんて、エゴで不憫だ>>続きを読む
屈折した発想から生まれた女子ランク付け名鑑はサーバーダウンする程アクセスされ、開始10分テンポの良い展開に。
現在に軸を置き過去から時系列で追ってく構成の力で、facebookのストーリーと平行して>>続きを読む
もう開始15分程度から終始、胸が痛くて痛くてどうしようもなかった。
【君は遠い土地と二人の子を連れて頑張っているじゃないか。こんなこと大したことないんだ、大丈夫】
フードバンクでダニエルがケイテ>>続きを読む
人は正体不明な物を嫌い、ラベリングしたがる。
よく分からないヤツはよく分からないヤツ、と根拠の無いまま無意識下で排除しようとして、そうやって小学生のイジメだって起きるわけだ。
【名前ってなに?バラと>>続きを読む
『貴方は天から落ちたよう』
神秘的な生物のような美しさと孤独を抱えるキャロルと凛々しく芯のあるテレーズの恋愛。儚く繊細な感情には心が揺れる。そこには形状でなく限りなく混じり気のない愛があるから。>>続きを読む
色彩や世界観に負けて観た作品だけど、実は“映え”や“オシャレ”なんかより刺激的な訴求力のある作品だった。
シングルマザーと息子、それを取り巻く友人らの関係性なだけの一つずつが複雑で、硝子の破片を集め>>続きを読む
どんなにどうしようもない親でも子どもにとっては唯一無二の存在で、痩せた親を前にすると何も言えなくなるらしい。
葬儀に集まる人は所詮似たようにどうしようもない人達ばかりだけど、助けられた人ばかりだっ>>続きを読む
工場ではいつも新しいものが生み出され、犠牲はヘドロとなって平気な顔で川に流れる。そんな描写から始まる、淡白で結ばれた人間関係。
人物各々が秘境のようなコンプレックスや生き辛さ、痛烈な葛藤を抱えながら>>続きを読む
南極観測隊としてマイナス50度の厳しい環境下で“食べる”に軸を置きながらコメディ調に仕上げた作品。
でも死と隣合わせの極限環境で生きる彼等から、人間の本能やリアルな精神状態を映し出していてシンプル>>続きを読む
まるで舞台を観てるような福田雄一監督の演出を感じた。
ムロツヨシ始めキャスト若い。
エリコが複数の男を翻弄するシーンは具体的な表現で同性としては共感。もはや男性陣キャラクターは全員愛おしいほど素直>>続きを読む
展開にスピード感はない作品
会話一つ一つが生々しい、いつも死のうとする、どこか何か物欲しげな表情で奇怪な一面を感じるのは華奢な風貌からも見てとれる、まさに真木よう子フル活用。
あっけなく終わって>>続きを読む
やはりどんでん返された。
全てに仕掛けが散りばめられていて、振り回されながらも点と点が繋がって参りましたとなった。
構成が綺麗に纏まってる印象。ひっくり返して綺麗にお掃除して収まる様な美しさ。
伊坂>>続きを読む
個人的にはリリーフランキーと吉田羊に持ってかれたなという印象です。
野火が記者としてだけではなく少しずつ人として強くなっている。バディの背中をみて彼女なりに感じた事、惹かれた事が多かったからだと解釈>>続きを読む
本当に何回見てもいい映画だと言える。心地良くなって田舎者の世之介が愛おしくて堪らない
とにかく純真無垢で、ストーリーに訴求力が強い訳でもないのにどこまでもいい。一回見るとこびり付くあの気持ち悪いサン>>続きを読む
過去は美化されて脳裏にこびり付くもの。
ちょっと直視できません…というくらいヨシカに共感できる女性いるんじゃないかと思う。
彼女自身の生き辛さと不器用さに大いに共感。強い想いを秘めて、大事にしていた>>続きを読む
役どころ全員が釈然と狂気じみてた。
女優が弱く感じてしまうくらい(実際女優の配役に違和感有)の瑛太と井浦新の強烈な演技でした、ホント強烈。
じわっとする汗が流れる感覚。
あと個人的には音楽が個性>>続きを読む
行定勲作品の為鑑賞。
パズル系だけどオチなかった。
ピンクがグレーに変わる瞬間は綺麗かも
原作を再構成したらしいので私はあえて原作は読まないかな。
行定勲の作品は強い特徴も統一感も特にないけど人が>>続きを読む