Couperinさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

そのときは彼によろしく(2007年製作の映画)

4.9

小説が好きで。


ペンタプリズムの煌めくアクセサリーって映像では出てきたっけ

幼ない、と、おとな、の間の薄くて蒼い物語

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.9

大好きシリーズ


フィボナッチ数列も地動説も、あの頃は分からなかったけれど大人になって観ると面白いよね。謎解きゲームだ
陰陽。男女。この世は相反するものでバランスを保っている

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

5.0

トムクルーズが若くて素敵なんだよハンサムすぎちゃって

観たの前すぎちゃって忘れてしまった…

Open your eyes.

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.9

ディズニーほとんど見ないけどモアナは好きです!!


女子が勇敢な作品が好きなだけ。ただ、久しぶりにアニメーションで泣いちゃった

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.8

永作博美に恋をした作品。

そうだよ、セックスって真剣なんだから笑っちゃだめだよ。

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.9

お国の違い、出るよね。

時系列がパズルみたいで難しいのが楽しい

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.8

ダニーの妹がチームを組んでダイヤを盗む

動機は復讐。よくある話だけど、女が本気で手を組むと男の急所だけじゃなく掴めるもんは全部掴んできちんと上乗せするんだから。

イエン見れて嬉しくなるよね
ダニー
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.8

寧子、あんたとても素直でしっかり生きてるじゃない。すごく愛おしいね

『あのお〜アナタの方が症状重くないですかぁ?』ってシーンめっちゃいいなぁ。


双極性障害ってこういうかんじなんだね。寧子はⅠ型っ
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.8

現実見て、理想を描いて、意外と手が届きそうだなって思ったら理想に手を出す。
とうとう決断の時が来たら必ず迷って、迷って迷って最後にどちらかを選ぶ。


こんなシーン結構あるよね。
というかありとあらゆ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.9

ミステリーなんだけどヒューマンだね、これ。

切ないというか。
子どもの頃の心ってものすごく繊細。

トリックは意外とシンプルな印象。
お金が欲しかった訳ではない。
自分の大切なものを次々と奪ってきた
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『いやこれ要らないよ…』って興ざめしちゃうシーンが正直いくつもあったけどなぁ

789が旧6部作の美味しいところを掻い摘む感じで、やっぱり嫌だなという後味。オマージュが止まらないのにどこか過去や評価を
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

4.8

映像美や音響、世界観や主題など好きな人は好きだろうなと思いました。ちょっと蜷川作品と似てるかな?


作中のピエロ成田凌だったんですね!全く分からなかった。

人間の中には、自覚がないだけで
必ずピエ
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

4.8

見たくて仕方なかったんだけど逆に期待が上回ってしまってなんかあんまりだったなぁ…

ストーリーの核の部分はちょっとありきたりというか、ごめんなさい。

でも時空を超える瞬間が〝溺れる〟演出なのが素敵。
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

4.9

個人的にすごく好きです!

まだ幼い頃に親を亡くす経験で人が悲しむ姿が見られなくなっちゃったちえ、踏ん張ってきたお父さん、一度離婚を経験したじゅんさん

やっぱり生身の人間が生きてきた時間の中には紛れ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

5.0

冒頭、聞き慣れない音で何語かな?って思ったらアイスランド語らしい。
流れる様な、柔らかくて細くて高貴でいいね、制作もアイスランドらしい。


ストーリーは単純。
見ていられない程、報われない主人公フー
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レゼタの人生(2012年製作の映画)

5.0

哀愁漂うレゼタの表情に一目惚れ。

周りの評価は高くもなく低くもなく、
多分、知人に「これ良いよ!」って
声を大にして訴えたくなる作品ではないけど、ちょっと自分の中で大切にしたい。


〝私の言葉をど
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熱力学の法則(2018年製作の映画)

4.9

熱力学で恋愛模様を捉えた面白い視点の映画。


事の発端は偶然の4人の衝突。

・新しい事が好きな人
・物事の視点や景色を変えたいと思う人
・恋愛で拗らせた人
カップルだとお酒を飲みながら
これを見終
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.9

なんとか取り戻そうと目標を決めても、
目の前の生活すらままならない。空回りしまくる滑稽な描写


過去に浸った痛い女性には容赦せず、繊細なベールなんか調達しないでコメディ調なBGMを並べる巨匠ウディア
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.9


〝神様はきっと、不協和音をチューニングするキッカケをしっかり与えてくれる〟


「もっと昔の年代に生まれていたら
アナタ幸せだったのに」
過去という美しいロマンに生きる男と、ダイヤの結婚指輪やアンテ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

5.0

個人的には、だから全てのことを受け入れろとか、今日からYESマンになれというより、アドレナリン的要素として廃れず残っていくんだろうなと思う。

昔は、肯定することの大切さはわかりながらも綺麗事でファン
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パレード(2010年製作の映画)

5.0

何回読んでも、何回鑑賞しても、この作品に【こわい】という表現が抜けることはないと思う。事件がとか、人物がとかではなく作品そのものが気持ち悪い。

人間のリアルを映像と演者の力で、淡々とそしてベッタリし
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.9

ゾッとした。
〝汚〟という文字が浮かんだ。

『形あるものは必ず壊れるからな』
出てくる言葉がすごく引っかかる。

ふわ〜っとした柔らかいラブロマンスね、大体構成やオチの想像もつくなーって怠惰さえも感
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.8

悲劇の予兆はノクターンから。


目に見えるもので囲まれて、美しく整頓された生活に環境に当たり前のように過ごした男は妻を失って色々な自分の感情に気付く。
知らない事がたくさんあったことも知る。全てを破
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

5.0

ようやく…行けた!

順位がつくものには付いて回る執着や嫉妬は逃れられない。結果誰が何位か、とかではなくて、そこ以上に人物各々のトラウマや見失った大切な心情にフォーカスされていて、共鳴し合う世界が描写
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ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)

4.8

涙活に意気込み、タイトルで選抜。


なんで同じ命なのに、容姿は魂の入れ物なのに、どうして人間は偉くてそれ以外は『飼う』と言われるのだろう。

言葉が話せない障壁はあっても、やはりみな愛されたい。正面
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悪魔(2018年製作の映画)

4.8

変態的でホラーでサイコだった。
簡単に言うと恋愛の嫉妬を軸に置いたストーリーなんだけど、人物の潜在的なものが歪んでる。


私の性で、この作品の核が知りたくて仕方ない。血の演出はわかるけどなぜ鼻血に拘
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.9

これもう大好きで何回か観ているけど、その度に日の出をみるような新鮮な気持ちになる。すごく柔らかくて、あたたかい。
いい言葉が全然見当たらないけど、また今日も心を満たしていただきました。


〝ボクは、
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.9

人の心を動かし、時に商業的でありいとも簡単に鋭い武器と化す不変で原始的な〝言葉〟

片手で『〇〇 意味』と簡易に手に入ってしまう時代に、非効率的そのものだが圧倒的に高い希少価値を放っていると改めて感じ
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悪人(2010年製作の映画)

4.9

人と人の感情の摩擦が強くて凄く生々しい。重厚感のある、そして全キャストの圧倒的な演技力を感じました。


「ねえ悪人は誰だったの?」と問わせたところで、私は〝悪人〟は存在しなかったのではないかと思う。
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.9

杜子春を彷彿とさせる物語でした。


今を生きる事に自信が持てない時、生まれてくるだけで価値が十分にあるという大切な事に気付かせてくれる作品。
明日死ぬかもしれない、という紛れもない事実を受け入れられ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.8

ツチダがとんでもないクズ女
万札が麻薬に見えたのは私だけかな。


どこまでも寂しくて自己満な女。
この、声荒げて別れを阻止する感じ。「貴方のために無理してるのよ!」とか、もういい加減聞き飽きるくらい
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

4.8

昔からずっと息子との理解に苦しむ母親が、数式に当てはめても解けない恋心に混乱する息子に丁寧に言葉を紡ぐ場面が凄く印象的だった。

『時に愛する相手が人生から引き算されることもある。自分の価値が前より減
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ホールディング・ザ・マン -君を胸に抱いて-(2015年製作の映画)

4.8

カトリックにとって罪深いとされながらも(40年程前の当時は尚更)、短い生涯の最期まで愛を貫き通した若き2人のゲイを綴ったノンフィクション。

15年愛し合った関係も、親から恥だと認めてもらえず葬儀では
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.9

〝恋に落ちる相手があなたにふさわしいかちゃんとみるのよ〟

始まりなんて偶然街中で会ったら運命かもってちゃんと錯覚ばかりで盲目で、男はしっかりロマンチスト。

徐々に歪んでいく現実はブルーのトーン。整
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