序盤の、スペースシャトルの計器が異常をきたしてLAの川に不時着するシーンからおバカすぎて期待値上がる。
地球の核に向かって潜行してる途中にアメジストの晶洞で立ち往生するシーンとか、地球の内部で溶けた>>続きを読む
時に気温40度を超えるような超絶過酷な環境のなか、木を伐採して土を掘って火を放ち防火帯をつくる。そうやって命懸けで山火事を抑え込む森林消防士たちの実話。
若者が子どもを授かった事で一念発起して森林消>>続きを読む
物静かで多くを語らず内省的で、心拍数の上がらないブラッド・ピットが、深宇宙の果てで父親を探す、ローテンションなロードムービー。
遠いところで生命体を探す父親が見失っていた、手の届く距離にある愛。>>続きを読む
霊能者のケイト・ブランシェットが粗野なキアヌ・リーブスに腹パンされたりしながら、資産家の娘の死の真相を究明する、サム・ライミ監督の静謐なサスペンス映画。
2024-48/字幕
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森本レオがスコップを振り回しながら襲ってくる映画。
島の古俗の感じはそれなりに良かったけど、全体的に作り物感満載のB級ホラーだった。
しかし、まさかのどんでん返しで終盤は楽しめた。
「サイレンは君の>>続きを読む
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台湾の呪われた大学で、学生がAR肝試しゲームのテストをして幽霊に襲われる話。
AR肝試しゲームというのが斬新だけど、ホラーとしてはクソつまらない。
昏睡状態の兄との兄妹愛、そして最後のタイムループで>>続きを読む
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男が女を箱に押しこめる、そんな完璧な世界。
男が女を家に押し込めてきた男性優位社会のメタファー。
その前時代的な社会を表現するレトロなセットや、それに反して現代的で不穏な劇伴が良いし、何より先の読め>>続きを読む
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日本の裏社会を牛耳るロシア人「ホワイト・デス」。
彼の誘拐された息子と身代金を新幹線で送り届ける者、その身代金を奪う者、息子の殺しを依頼された者、ホワイトデスを殺すために殺し屋を利用する者など、世界各>>続きを読む
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未来だと思っていたのは自分の過去だったとわかるまでは、「夫があやしい」のミスリードがあからさますぎて眠気と戦ってたけど、そこから真実が明らかになっていくと、伏線が回収されて面白くなった。
2024->>続きを読む
絶妙なバランスで共生してきた双子の医者が、子宮が3つの小部屋にわかれている女優との出会いから、その均衡が崩れ、薬物依存になり崩壊していく様を描く。
クローネンバーグの円熟期の作品で傑作の呼び声高いけ>>続きを読む
北欧ダークファンタジー
原作者は『ぼくのエリ』のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。
隠れて生きる現代の人外や、ロリコンといったモチーフが共通している。
自分はみにくい染色体異常の人間だと思って生き>>続きを読む
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ロブ・ゾンビによる『ハロウィン』のリメイク作品。
妻シェリ・ムーン・ゾンビがマイマイの母親デボラを、元プロレスラーのタイラー・メインがマイマイを演じる。
マイマイの幼少期がしっかり描かれる前半と、終>>続きを読む
オープニングの、『アメリ』をオマージュした主人公のキャラ設定がなんだったのかと思うくらい、主人公が変わった人じゃなかった。
2024-39/字幕
「怒りは君を幸せにしたか?」
白人至上主義者のエドワード・ノートンが3年間の刑務所ぐらしを境に、人が変わったようにマトモになり、一体彼に何が起こったのか? という話。
日本でも排他的な人たちが増え>>続きを読む
ボストンマラソン爆弾テロ事件の経過を被害者と警官からの視点で描く。
カージャックから銃撃戦までのシーンは臨場感があり大迫力。
ただ結局のところ、この映画のラストで言われるような「悪vs善」ということ>>続きを読む
ケリー・ライカート作品初鑑賞。
ジェシー・アイゼンバーグの、(動機はあまり語られないが)人間が自然環境に手を加えることへの怒りや、これから自分がしようとしていることへの不安を表情で表現する抑えた演技が>>続きを読む
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牧師という姿で騙して近づき性的に搾取しようとする牧師、ブロンドの仮面をつけていて「問題がある」と言われる少年、「軍人の素質がある」と言われた管理人、そして不安を訴える主人公に取り合わない警察官―――4>>続きを読む
弱冠26歳のリュック・ベッソンの長編2作目で出世作。
リュック・ベッソンの作家性の萌芽が詰まっている。
迷宮のような地下鉄で繰り広げられる逃走劇で、そこに住む個性的な住人たちとその独特な世界観は後の>>続きを読む
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一癖あるホラーをつくる黒沢清の作家性が、多くの予算を得たことで「行けるところまで行っちゃった」作品。
この作品のシステムはノベライズ版を読まないとたぶん理解できない(私はノベライズ版を読んだ方の解説サ>>続きを読む
高齢のアウシュヴィッツ生存者が、捕虜の身分を奪って生きているナチス親衛隊を探し出す、どんでん返しロードムービー。
良作だった。
採掘場の脇に住むナチス信奉者の警察官の家を訪ねるシーンでは、犬の鳴き声>>続きを読む
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「今だけ・自分だけ」のために利権と経済を優先した保守政党の自然破壊によって起こる、避けることの出来ない人類絶滅を描いた作品で、クリスマスの幸福感と泣き叫んでも逃げられない「死」とのコントラストで、感情>>続きを読む
自分の命のためにナチスに与して贋札を造らなければいけないことへの葛藤をみんなが持つ中、血の気の多い仲間や謀反を告発しようとする仲間を抑えつつ、時には悔しさをあらわにしながらも、冷静にしたたかに生き延び>>続きを読む
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ほとんど何も起こらない序盤は相当眠たい感じだけど、出口だと思ってたところが出口じゃなかったあたりから、(ひとつひとつシーンは弱いけど)テンポよく色々なことが起きて、そこからは楽しめた。
2024-2>>続きを読む
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中国語を話す宇宙人・王さんと、厳しい尋問をうける王さんに同情する通訳が主人公のイタリア産B級SF映画。
宇宙人が中国語を話すっていう出オチだけで1時間近く引っ張り、「何しに来たんだ!」「交流のために>>続きを読む
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台湾のNo.3指名手配犯が上位2人を殺していく、という『殺しの烙印』みたいな世界観。
娘の床屋を隠れ蓑にして生活しているザ・ヤクザみたいなNo.2と、澎湖島で「新心霊舎」という新興宗教をやってるNo>>続きを読む
おじいちゃんカメレオンのレオが74年間教室で子どもたちを見てきた経験を活かして、5年生たちの悩みを解決していく話。
レオたち動物がかわいいのはもちろん、テンポのいいコメディが面白くて、頭を空っぽにし>>続きを読む
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湿地のお屋敷で住み込みで介護する主人公が、そのお屋敷の迷信深い奥さんの呪術で脳卒中になったおじさんを救おうと呪術で対抗するが...
お屋敷×古の呪術
の「ミイラ取りがミイラになった」話
鏡には真実>>続きを読む
ウェス・クレイブン監督作品で、ツインピークスのエド(エヴェレット・マックギル)とネイディーン(ウェンディ・ロビー)が狂人の夫婦役(実際は兄妹)で出演しているのでそれだけで観る価値がある。
ほとんど夫>>続きを読む
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ホラーとしては地味な作品だけど、家族のつながりを大切にする韓国の儒教道徳をベースに、孤独な異国の地で母の娘への愛が呪縛になって、それを断ち切るという普通にいい話だった。
2024-22/字幕
バタリアン シリーズ3作目
前作までの楽しいコメディ展開はなくなって、ゾンビになった彼女と逃避行する切ないラブロマンスになっている。
コンビニでトラブルが起きるシーンはよかった。
彼女が食欲を抑え>>続きを読む
伝染病、腫瘤、糞、虫、奇形、精液にまみれた不快指数MAXのアート系オムニバス映画。
最初は汚いだけでつまらないと思っていたけど、気づけば下劣で刺激的なオートマティスムに惹き付けられていた。
喋るデ>>続きを読む
『ファンタスティック・プラネット』のルネ・ラルー監督作品。
色々な惑星のデザインや、生き物が個性的で、それだけで楽しい。
顔のない全体主義の鳥人間がいる惑星が出てきて、冒険SFのなかに思想も盛り込>>続きを読む
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原子力発電所のふもとに住むニワトリたちのドタバタ劇を描いた、原発大国フランスのショートフィルム
最初はフェルトの感じがただただ可愛い日常の風景
それを振りにして、原発から煙が出てきて異常が起きる後半>>続きを読む
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心霊ホラーかと思いきや...
警察が信じてくれない中盤あたりがダレたけど、強盗が逃走するオープニングや前半のジュブナイル全開なシーンだったり宇宙人ものなんだっていう意外性があったのは面白かった。
2>>続きを読む
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「私たちはこの法廷で悲劇を見た。君は頭がいい。人間性の無駄遣いだ。弁護士として見たかった。君は道を誤った」という判事の実際のセリフと涙の溢れるザック・エフロンの顔のドリーインのシーンがよかった。
2>>続きを読む