arrowさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

ホラーというより、神父のバディもの。
フェラーリのステッカーを貼ったスクーターに乗るラッセル・クロウ。絵になる。
悪魔の企んでいることが面白いと思った。
午前十時の映画祭でエクソシストを上映するので、
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

IMAXで鑑賞。
これこれ! アクションはこうでなくっちゃ。インディアナ・ジョーンズでガッカリしていたところ、この映画でスカッとした。
特に列車のぶら下がりシーンは手に汗握ってドキドキした。
レベッカ
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ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

3.8

こういう映画は大好き。
ブラウン管に顔を突っ込むビジュアルがいい。
自分の腹に手を突っ込むところも大好き。
拳銃を持つ手の造形がもうちょっとうまくできていればなあ、と思った。
美人の女性がデボラ・ハリ
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

塚口サンサン劇場70周年記念特別上映。
ちょうど70年前の映画をスクリーンで鑑賞。
名作ということで構えて見てしまうが、普通に面白い映画。
杉村春子演じる長女が、ずけずけと本音を言うところが面白い。
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.8

塚口サンサン劇場70周年記念特別上映。
この映画は多分テレビで見ている。が、あまり覚えていない。今回、スクリーンで見られて良かった。
オールスターキャストでのパニック映画。
高倉健、千葉真一、宇津井健
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

私は宮崎駿ファンでもないし、ジブリ映画もあまり見ていない。なので、この作品には全然興味がなかった。
しかし、映画館にあるポスターだけで全く宣伝をしない。どんな内容なのかも誰も知らない。そんな状態で映画
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.3

レトロ風味な色合いとロゴで引き込まれた。
パールのお母さんがややこしい人で、そのせいでパールもややこしい人に。

義理の妹ミッツィーに向かって、今までの不満をぶちまける長回しは圧巻。早く逃げて! ミッ
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.9

塚口サンサン劇場70周年記念特別上映。
この映画はテレビで何度か見ていたが、劇場で見るのは初めて。

千葉真一と夏八木勲の魅力あふれる、あふれすぎると言っていい映画。特に、二人の友情を深める海辺のシー
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.9

たった2分のタイムループ。登場人物がループを実感しているため、話がトントン拍子に進んでいく。
愛の逃避行を繰り返す場面は、なかなか好き。
作家先生のいろいろなことを試したくなるのはわかる。自分もそうす
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

IMAXで鑑賞。ミニポスターもらえた。
ハリソン・フォード 80歳。
そして字幕は戸田奈津子 。
オールドファンなら大喜び。
だが、
冒険活劇映画でドキドキワクワクを期待したが、残念ながらその期待をは
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

怪物なんて出てこない。
子供の考えることなんか、大人にはわかりっこない。
いろんなことを考えさせられるが、なかなか共感できない。
雨の中、泥に埋まった列車の窓を手で拭うシーンは、ビジュアルとして印象に
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8

吹替版を鑑賞。
いろんなカメオ出演や、80年代の映画ネタなんかが面白い。
ウエイン邸でシカゴの長い夜がかかっていたのは、おじさんとしてはビビッときた。
ただ、時空を超えて大騒動を起こした割には、そんな
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

あまりホラーという感じはない。どちらかといえばSFだと思う。
AIロボットが、製作者の思ったようには動かなかったということでしょう。想定外のことが起こる可能性はいくらでもある。超常現象やオカルトでもな
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.5

WBCのなかで、準決勝のメキシコ戦が一番面白い試合だったので、その部分は手に汗握った。
源田が骨折しても試合に出ようとする場面。これが侍ジャパンを背負うということか。
栗山監督が、これほど勝とうと思っ
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.9

前作よりもサイキックパワーが炸裂。圧倒される。しかしやりすぎの感もある。
相手を睨んだだけで、ナイフがグサッといくとこは好き。
ストーリーは前作から次作へのつなぎのような感じで、少し物足りない。次作に
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.7

日本のリメイクを鑑賞後に、このオリジナルを拝見した。
こちらは、よりサスペンスフル。それなりに面白い。
ちゃんと決着がつく。

バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

3.8

コロラド州からカリフォルニア州へ、ひたすら西へ車を走らせる。
ドライバーのコワルスキーは、ほとんどしゃべらない。
乾いた大地。舞い上がる砂ぼこり。
コワルスキーの過去が思い出されるたびに、当時のアメリ
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お葬式(1984年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭13にて鑑賞。
色々なキャラクターが、まあ面白い。
一番印象的だったのが、江戸家猫八のあやしい葬儀屋。ベレー帽にサングラスは胡散臭すぎる。
大滝秀治は、ややこしいおじさんで、こんな人は
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.9

午前十時の映画祭13にて鑑賞。
この映画が上映された1987年は昭和62年。昭和がもうすぐ終わる頃。
バブル景気も絶好調で、もうしばらくするとバブルがはじける。
劇中に出でくる、一万円札が福沢諭吉で、
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

オリジナルは未見で鑑賞。
ビビりまくる岡田准一。
キレまくる綾野剛。
コメディなのかバイオレンスなのか。
最後の二人の表情がヒドくて最高。
終わったと思ったら終わってなかった。
最後まで行く。とことん
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

パート2上映記念の再上映。劇場で見ることができて良かった。
期待よりも面白かった。
テレビのオーディション番組に出るあたりは、微笑ましい。ゆで卵をガツガツ食べるシーンは最高。
次作も楽しみ。

メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.5

淡々と、粛々と殺人事件の謎を捜査するメグレ警視。地味ではあるが、好感のもてるキャラクター。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

5/28 2回目鑑賞。
赤毛の女性クリスタに注目をしながら見た。
ターの味方となる人は一人もいない。孤独な人だと感じた。

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2時間半の長さがあるが、最後まで集中できて、その長さを
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

4.7

映画愛あふれる良い映画。
宇野祥平が素晴らしい。
映画館ゴミ落ちすぎ。

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.5

午前十時の映画祭13にて鑑賞。
うーん、残念ながらストーリーに共感できない。今の時代に合わない価値観で楽しめない。ヒギンズ教授には終始腹が立ってしまった。
とはいえ、オードリー・ヘップバーンのドレス姿
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

二人の大人が仲違いをしている。ただそれだけの映画。なのにずっと気になって気になって、心配になってくる。
やめときゃいいのに話しかけるし。もう、どうなっても知らんで! と思っても無視できない。
で、死神
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

前作は鑑賞済み。
なので、ひとひねりあるぞと思いながら見た。FBIの捜査官が怪しいとか、友達の女の子が何か鍵を握っているのかもとか。
主人公はデジタルネイティブらしく、PCとスマホを連携させて、テキパ
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

塚口サンサン劇場、特別音響上映。
この映画は公開当時に見たのだが、今回改めて鑑賞したら、当時よりも評価が上がった。星5。
なんと言っても緊張感がたまらない。
J・K・シモンズの厳しい指導による緊張感は
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.2

12ヶ月のシネマリレー レストア版
まずは、出てくるキャラクター達が個性的で面白い。サルヴァトーレなんかは見ていてとても楽しい。
アドソ役のクリスチャン・スレーターの青臭さか良い。
そしてミステリーと
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ダークグラス(2021年製作の映画)

3.5

楽しみにしていたダリオ・アルジェントの新作映画。
事故で盲目になってしまったコールガールのディアナと、その事故で両親をなくしてしまった中国人の少年チン君との心温まる交流??
ホラー映画なのに、なぜだか
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妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク(2022年製作の映画)

3.3

ニンジャVSシャークは副題で、妖獣奇譚がメインタイトルだろう。鮫は少しだけ。
で、メインの妖獣奇譚の話が、残念ながら面白くない。
終盤のアクションシーンは盛り上がり楽しく見られた。
一番良かったのは沙
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.0

シャンタル・アケルマン映画祭2023にて鑑賞。
なんてことのない日常のルーチンが次の日はほんの少しずれ、少しずつずれ、段々とずれてくる。見ているこちらが不安になってくる。
元に戻そうとしても、もうどう
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーということで、かしこまって見ていたが、エンタテインメントのようで、とても面白かった。
毒殺未遂の容疑者と思われる人たちに電話をかけるところが特に良い。

最近のニュースで、収監されてい
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.8

前作の「エスター」を見るつもりなら、先に「エスター」を見てから「ファースト・キル」を見ることを強くおすすめする。
「エスター」の前日譚で、いきなり凶悪なエスターが顔を覗かせる。だか、怖いのはそこではな
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エスター(2009年製作の映画)

3.7

「エスター ファースト・キル」の予習のために配信で鑑賞。
先に見て良かった。ファースト・キルを先に見るとネタバレするところだった。

この映画は怖い。何が怖いって、母親のように、自分のことが誰にも信じ
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