麩さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ハート・ショット(2022年製作の映画)

2.9

短編でサクッと観れるし驚きもあっておもしろい
20分で面白い作品を作るのって難しいけど、Netflix制作だけあって脚本もしっかり、BGMやカメラワークがイカしてる
主人公がLGBTQ であることに理
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.0

橋本愛主演の日本の映画「リトルフォレスト」の韓国リメイク版
日本版が、田舎の集落での自給自足暮らしにフォーカスを当てているのに対して
韓国版は田舎暮らしや食もありつつストーリーに主軸を置いているので
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THE3名様(2005年製作の映画)

2.7

34分で電車で見るのにちょうどよかったので観た
福田雄一監督めちゃくちゃ嫌いだけどこれはうざく、しつこくなかった
塚本高史って綺麗な顔〜

眠れない深夜2時にダラダラ見てるTwitterとか
さま〜ず
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.0

ジャームッシュの作品を観るのは4作目なので
何か起きそうで起こらない、どころか
「何も起こらなそうで、何も起こらない」なことも
意味もオチも特にないことを理解して観ました
結果そこそこ面白かった

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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.6

ううううう良かった…
「春編」は始まった瞬間の、連続した、セリフのない景色のカットたちから
長く厳しい冬を言葉通り耐え抜き、あたたかな気候と豊かな作物、美しい緑が戻ってきたことを喜ぶ生命力の漲りみたい
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オーディション(2000年製作の映画)

3.1

三池崇史って面白い映画を撮れるんだ!!!という驚き
ただの商業監督で打率は低めの人だと思っていたら
エログロの名手だったとは
20年くらい前まではどぎつくて面白い映画をばんばん出していたんだな〜

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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.4

韓国でめちゃくちゃ人気があるらしい日本映画
なんとなく系統は想像つくけどどうして韓国で流行ったのかなぁ?と思って観てみたら
めっっっっちゃ良かった…

東北のドが着く田舎(コンビニ、ドラッグストアどこ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.9

骨太脚本の親子映画
宇宙を舞台にした映画見ると
「人間ってすげー」
「飛行機ってなんで空飛ぶの?」
「なんで宇宙にいる人と話ができるの?」
みたいなバカすぎる疑問で頭が埋め尽くされ
画面上で展開する物
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インスタント沼(2009年製作の映画)

2.9

三木聡ワールド
面白いようで面白くはないけど
余韻は悪くない映画
とりとめもない2時間
話の筋といったようなものが特になく、すべてが唐突に始まり唐突に終わりそこに意味もなく
小ネタがずーっと続くからな
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囚われた国家(2019年製作の映画)

2.7

敵がどれほどの規模で何をしていてどうなったら勝利でそのために何をすればいいのかが全く明らかにならないので
物語の目指すところがわからずぼんやりとしている
結末もぼんやりとしてる

地球上でもっともいい
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

2.6

かなりB級だった〜
オクタヴィアスペンサーの無駄遣い
Netflix制作でこんなB級脚本になることもあるんだなー

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.2

韓国ホラー史上、興行収入No. 1の作品が
2003年ってすごいな〜
興行収入No.2の「コンジアム」が、タネも仕掛けもない単純なB級ホラーだったから
「まあ2位があのレベルってことは韓国ホラーはあん
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.5

今後につながる伏線や、これからのストーリーを見るにあたって必要になる前提の説明に2時間20分を費やしており
この一作だけ観ても「面白かった」と思えるような完結したストーリーがない。
長編漫画によくある
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学校III(1998年製作の映画)

2.9

同じタイトルを使ってはいるものの全く違う場所で全く違うキャラクターで物語が展開されるので学校シリーズは一作一作が別物ではあるんだけど
なんかシリーズ通して見ちゃうね〜

やっぱ1が1番好き
なんでおじ
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学校II(1996年製作の映画)

2.9

大傑作の一には及ばないけれど
これも素敵だった…

彼女来来(2021年製作の映画)

3.0

大大大好きな劇作家・演出家である
ピンクリバティ山西さんの長編初監督作〜!!
山西さんの作品はピンクリバティ全公演、「さよならみどり」と観てきてるから
映画の中からエンドロールまで見知った方々が並んで
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.0

ウゲエエエエエエエエエエエ
映画でグロいって思ったことなかったけど
これは直視できなさすぎてスマホサイズでしかもTwitterを見ながら観た笑笑
つまんなくてそうなることはあるけど
グロすぎてみてられ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.3

2021/2/19(1回目)
坂元裕二が固有名詞で出してくる「カルチャー」ひとつひとつがほんっとに絶妙〜にギリッギリさむくて序盤きつかった。
名前が出てきた作品たちやアーティストたちは皆素晴らしすぎる
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.4

美学とロマンがこれでもかと詰まっていて一瞬一瞬が美しすぎてかっこよすぎてちょっとクサいくらい
あまりにも美学美学、ロマンロマンしてるからウッ…となる人はなるだろうな

宮崎駿って少年だなぁーーーー
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

観賞1回目(2020年5月?)
本当はめちゃくちゃに星5をつけたいし
5といわず星を1000那由多ぐらいつけたいほどにオダギリジョーがかっこいいんだけど、物語としては星5ではそりゃあ無いので、歯を食い
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.7

面白くなかったーーー…
ジブリ大好きな私が2度チャレンジして寝落ちや飽きて最後まで観れずだったのを
大人になった今ならと思って観てみたけど
23歳冬、最後までは行けたけどめちゃくちゃつまんなかったよー
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徳川セックス禁止令 色情大名(1972年製作の映画)

3.0

はぁーおもろ
はじめてのロマンポルノ
めちゃくちゃアーティスティックで監督の拘りやフェティシズムが爆発していてどのカットもめちゃくちゃ美しかった
きよ姫とただてるの初夜できよ姫の悦楽の姿を映すところと
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空白(2021年製作の映画)

2.8

吉田恵輔が好きだから期待しすぎた!
社会派としては重厚感が足りず
エンタメとしても見れない
どっちつかず感というか
西川美和監督が撮ってたらもっと爆泣きする作品になっただろうし
吉田大八監督が撮ってた
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

公開当時、高1の私は1人で見に行きサッパリわからんな〜こりゃ駿のエゴだなと思って帰ったけど、
あれから8年経って見返してみたらあまりにも、あまりにも美しい大傑作で、高1の時の自分って自我というか思考と
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海がきこえる(1993年製作の映画)

2.0

きつかった…あまりに傍若無人なヒロインが苦手すぎて終始いらいらいらいら…笑笑
主人公は好きだからどこまでも許せてしまうのかもしれないが
こちらは全く愛せず誰にも感情移入できず
いきなり「ばか!あんたは
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静謐と夕暮(2020年製作の映画)

2.9

京都造形大学の映画学科の卒業制作
卒制がシネマロサで1週間上映され、
海外で賞を取ったり関西で上映されたりと
すごい作品

めちゃくちゃ挑戦的というか、題名の通り静謐で、美しい映画だけどごりっごりに攻
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

2.7

男はクソだぜって言いたい感じだけが伝わってきた
蒼井優じゃなかったら30分持たないし最後まで見ない程度の作品だったけど
生きる奇跡こと蒼井優が、前髪が長重くてヒョロガリで全然イケメンじゃなくてドラッグ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

大好きなレオ様の最新作!
めっっっちゃくちゃ面白かった。大傑作、“コロナ禍”になって早2年近く経ちカオスと混沌が深度を増していく今の世の中にこれをぶち落とす、資本主義ピラミッドの最上層・ハリウッド様
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

2.8

2017年の高校演劇の全国大会優勝作品を映画化したもの
舞台で高校生が演じる姿を見たら相当グッときたとおもう
園田と矢野がいつの間にか好きになる
いつの間にか応援してる

だけどラストはめちゃくちゃ綺
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街の上で(2019年製作の映画)

2.5

オフビート系
意味があるようなないような退屈さと
「は?」っていう人間の不自然さというか不条理さみたいなのがつまってて
見てておもしろー!ってなるようなものではない
そうそう人間って整理のつかないこと
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

2.7

こういう私小説もの、
実在の場所やアーティスト、ブランド、映画等を沢山出して当時の空気感を存分に使って時間と人生の移り変わりを映す作品は
どうしてもエモくできる材料がめちゃくちゃたくさんあるから
その
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.0

曲があまりにもジョナサンラーソンっぽすぎる!!!!!!!と
大のRENTフリークの私は大興奮しましたが
そもそもこの作品の原作&曲はジョナサンラーソンらしい。そりゃそうだ。あまりにも っぽすぎる。
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.9

面白かったけど、そんなに大騒ぎするほどの作品かはわからなかった!
やっぱこの監督はカットの切り替わり方とか、ホラーの演出方法も、とにかく画面のおしゃれさがすごいな〜
アニャテイラージョイ、日本だと小松
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.0

劇団ひとりの演出や脚本がとにかくクサい。
演出が過剰。泣けるところで「泣けまーーす!!」な寄りと曲やったり、決めのセリフでカット切り替えてまでどどどん!!ってやったり、くどい。

でも北野武という伝説
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.0

えへへ
映画館でずっとクスクス笑っちゃった
実の息子をフルチンで馬に乗せんのおもろいな〜
全部の要素がバカくそでおもろい。
解説とか聞けば解釈がもっと細かく鮮やかになるのかなと思うけど
お金払って2時
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