このレビューはネタバレを含みます
ただのスプラッター映画。とにかく血の量が尋常ではないが、飛び散るとかではなくバケツでぶちまけるレベルの量で、さすがにやり過ぎ。こういうジャンル映画だと割り切って観ないと、不自然すぎて違和感しかない。と>>続きを読む
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トヨエツはずるい!
目の前のことから逃げ続けるクズ(自覚あり)が反省して人生をやり直そうとする話。主人公のクズさがやたら強調されるし実際物凄いクズなのだが、周囲の人間もちょっと擁護したくない奴ばかり>>続きを読む
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B級ホラーを見る感覚で観始めたのに、観終わってみたらまさかの純愛ラブストーリーだった。…それは言い過ぎかもしれないが、とにかく、心が震えるような傑作だった。
主人公の三井(高良健吾)はハッキリ言って>>続きを読む
期待値は低かったがやはり楽しめなかった。単品映画として悪くない出来だとは思うが、前作と比べてしまうとやはり劣る。アクションシーンもくどい割に新鮮味がなく飽きるし、コメディシーンもあまり笑えない。ジョン>>続きを読む
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あまりに重すぎる内容で、韓国という国のヤバさをこれでもかと抉り出す作品。邦画やハリウッド映画のような甘さが全く無い。悪事に加担した主人公だけどラストには改心して告発してハッピーエンドだろう、等と高を括>>続きを読む
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ほとんど全編にわたって黒スーツの男たちが会話しているだけの低予算映画。なのにどうしてこんなに映画として面白いのだろう。あっという間の100分間だった。この後続々とフォロワーが出てきたが、やはりタランテ>>続きを読む
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夏帆とシム・ウンギョンはとても良かったが、映画としてはあまりに退屈。キャラクター設定も過剰で、特に明るすぎる清浦(シム・ウンギョン)の煩さにウンザリすることもしばしば。大体主人公はあんなに人の良さそう>>続きを読む
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いわゆる「ドンデン返し」ものだが、正直先が読めてしまう。しかし映像表現がわりかし面白いので観続けることはできる。そんな作品だった。
最初は執拗に主人公につきまとう女が鬱陶しくてしょうがない。観ていて>>続きを読む
スピルバーグとは思えない駄作だった。死んだ後に守護霊として彼女を見守るというストーリー自体はとてもファンタジックでスピルバーグ的なのだが、演出は平坦で退屈な上、脚本が驚くほどつまらない。
まずこのス>>続きを読む
やりたいことはあるのだろうが、あまりに映画として退屈すぎてきつかった。主人公が3人の女友達をそれぞれ順に訪ね延々と会話するだけの映画。会話内容はとりとめのないものでまるで面白みがないし、あえてなのかも>>続きを読む
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凄い映画だった。こんな内容が実話として公開されているのにちっとも話題になっていないということに驚いた。
罪に関係なく権利を守るために行動する弁護側にジョディ・フォスター、生真面目な検察側にベネディク>>続きを読む
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ポスターからずっとコメディだと思っていたので、普通に真面目なトーンの映画だったのには驚いた。
小さくなるまでの前半はとても面白かった。人間を小型化する技術の発明と、小さくなった人間のための社会が構築>>続きを読む
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なんだか評判が芳しくないようだが、とても面白かった。
先に「ドント・ウォーリー・ダーリン」を観ていたので、余計にこちらの評価が上がってしまったのかもしれない。あまりに丸パクリだったので驚いた。しかし>>続きを読む
ビジュアルが良すぎる。ポスターの圧倒的格好良さもそうだし、とにかくこの兄弟が映えまくるので、どのシーンも絵になる格好良さ。こりゃ間違いなく人気が出るわ、という納得の作品。
ただし内容が面白いかという>>続きを読む
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驚くくらい何ということのない恋愛映画だった。原作が古典らしく、すれ違った二人が結ばれるだけという、本当にシンプルなラブストーリー。
決して空気を読んだり物怖じしたりせずに常に自分の意志を明確に言葉に>>続きを読む
無理だった。圧倒的に演出が合わない。物凄く鼻につくというか、ハッキリ言ってゾワゾワする。オシャレ感だけ強く中身の無い遠回りな話を延々と見せられている感じで、中身がそのオシャレ感にちっともついてきていな>>続きを読む
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面白かった!さすがターセム・シン監督、といった圧巻のビジュアルとセンス。絵的な美しさもさることながら観ていて全く飽きることのないダークファンタジックな世界の構成。随所に散りばめられたユーモアと、余すこ>>続きを読む
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ビッグバジェットで描く最新のゾンビもの。普通に楽しめた。
まるでゲームをプレイしているかのように、次々とステージが変わり、それぞれの場所で逃げ切って生存を目指す。ファーストステージは普通の街中でのチ>>続きを読む
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「ヨーロッパ三部作」鑑賞完了。本作が一番好き。尖ってはいたが映画としては未熟だった前二作をブラッシュアップしたような出来栄え。それでもまだ映画としては未熟ではあるし、十分尖っているのだが。しかし全体と>>続きを読む
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ラース・フォン・トリアー初期の実験的作品。モノクロ映像なのに常に左上に表示されている赤文字の"EPIDEMIC"、現実(荒い映像)に劇中劇(鮮明な映像)が侵食していくかのような構成、全編に散りばめられ>>続きを読む
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前半は割と冷めた目で見ていたのだが、終盤に行くに従って尻上がりに良くなり、ラストシーンでは完全に心を掴まれてしまった。
男三人女一人、10代を共に過ごした彼らは、くっついたり離れたり再会したり揉めた>>続きを読む
映像が本当に素晴らしい。全編統一された黄色いセピア調の色彩に、独特の浮遊するようなカメラワーク。この映画自体が主人公が催眠術で過去を回想している夢であり、さらにその中で容疑者の行動に自分を同化させてい>>続きを読む
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最高だった。ジャコ・ヴァン・ドルマル監督がどストライクなのかもしれない。
大好きなのだが、何が好きなのか説明するのが難しい。まず主人公の少女エアが神様の娘であるという突飛な設定と、それをさらりと描い>>続きを読む
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決して悪くはないのだが、前二作があまりに好きだったので、期待値が上がりすぎてしまったのかもしれない。これまでほど心を揺さぶられることはなかった。
まずは何よりも草薙役の北村一輝の熱演について触れたい>>続きを読む
アニエス・ヴァルダ監督はやはり演出が素晴らしい。精密検査の診断結果が出るまでの不安な2時間を淡々と描いた映画で、主人公の揺れ動く気持ちを繊細に描写している。ただそれはそれとして、さすがにストーリーが無>>続きを読む
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絵に描いたような幸福な一家だったが、夫が浮気をする話。終盤まで本当にそれだけでそれ以外は一切ない映画なので、かなり肩透かしというか「何だこの胸糞の悪いだけの映画は」と違和感を持って観ていた。それでも場>>続きを読む
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面白かった。サクッと楽しめるザ・娯楽映画。引退した元CIAたちが現CIAに命を狙われるストーリー。話として目新しいことは特にないのだが、とにかく全編ユーモアに満ち溢れており、観ていてずっと楽しい。ちっ>>続きを読む
地味だがズシンと来る映画。トミー・リー・ジョーンズの存在感が素晴らしい。逆にシャーリーズ・セロンはこの映画に必要だったのかかなり疑問だが、これくらいの華を入れないと地味になりすぎてしまうということか。>>続きを読む
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イーサン・ホークの無駄使い。子供向けの域を出ない、退屈で子供騙しのスリラー。
連続少年誘拐殺人犯に監禁された主人公が、これまでの犠牲者たちからかかってくる電話の情報をもとに犯人と戦い脱出する話。同時>>続きを読む
いかにも"クール"と"キュート"だとか言われて特に女性から絶大な人気が出そうな主人公ペアだが、自分は一切共感できなかったし好感も持てなかった。
確かにレイプをする男は悪だが、ルイーズが撃ったのは正当>>続きを読む
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前半の繊細さは本当に素晴らしかった。売れないYouTuberの優里(岸井ゆきの)とそれを"善意"で支える田母神(ムロツヨシ)だったが、優里は人気YouTuberと出会うことでどんどん調子に乗って田母神>>続きを読む
最高だった。こんな映画がほぼたった一人の日本人によって作られたなんてとても信じられない。
世界観の構築の上手さ、デザインにおけるかわいいとグロテスクのバランスのとり方、キャラクターたちの圧倒的な魅力>>続きを読む
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そんなに良くもないがそんなに悪くもない映画。家族(大人たち)が全員とても人間臭く、善人でも悪人でもないところが良い。ただそのせいで観ていて不快感もある。
夫は自分の夢を叶えることばかり考え、家族を気>>続きを読む
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界隈での有名作だがあまりに怖そうなのでビビって敬遠していた。今回意を決して鑑賞。やはり怖かったが、映画としての面白みともったいなさも感じた。
まずリュシーが自殺するまでの前半は、バイオレンスホラーと>>続きを読む
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ギリギリの暮らしを送る母と息子が、それでも「生きる価値」を見出して懸命にもがく映画。
もうずっとひたすら胸糞展開なので、観ていてかなり辛い。ただ、主人公である良子役の尾野真千子の凛とした佇まいが素晴>>続きを読む
ちょっと思想の押しつけが強すぎてキツかった。「病院で管を繋がれまくって痛く死ぬくらいなら、家で穏やかに死ぬ方が人間の尊厳が保たれる」という、その思想自体には何の異を唱えるつもりもない。しかし、この映画>>続きを読む