シネマ細胞さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

混血児リカ ハマぐれ子守唄(1973年製作の映画)

3.7

鯖の身鯖の身鯖の身鯖の身鯖の身鯖の身鯖の身鯖の身パパッパー♪

全編ヘッコヘコした音楽。

名脚本家新藤兼人と文芸映画の名匠吉村公三郎監督のタッグによる素っ頓狂アクション。
珍作。

次郎長三国志 第九部 荒神山(1954年製作の映画)

2.8

ここで完結のはずだった渾身の第八部のあと、いきなり撮らされたのがこの九部と、未公開になった十部。
九部は一週間で撮らされたようで、もともと十部と前後編の予定。

なのでマキノ監督作品最大の魅力である躍
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

2.7

なんだか俗っぽい。

あと、3DCG使うのは良いけれど、動きが人形っぽくて感情移入できず。

カットによっては2D使ってほしかったけど、予算と工数の問題なんだろうなぁ。
animate=命を吹き込む
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眠狂四郎 女地獄(1968年製作の映画)

3.8

伊藤雄之助、田村高廣、いずれの剣客ぶりも素晴らしく。
評判以上に楽しめた。

夜の河(1956年製作の映画)

3.7

色彩設計が美しい作品だが、吉村監督は実は色覚障害(当時でいう色盲)だったのだとか。

女の勲章(1961年製作の映画)

4.2

圧巻の演出力。

吉村公三郎監督作品はあらすじや作品紹介だけでは「全く惹かれない」ものが多い。「繊細な」「文芸巨篇」とか。
なのに見始めると目が離せない。

画面構成・色彩・カットのメリハリ・対置的な
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