オスカー・アイザック×ウィレム・デフォー×タイ・シェリダンなのでZOWAZOWAWANAWANAして当たり前?
何もなかったかのように終わった含み深い作品
ポーカーというのはタイム!で離席しても>>続きを読む
筆の進まない小説家ジュニ
偶然に出逢うのは
一線を退いた女優ギルス
酒を酌み交わしながら
「映画を撮りたい」と熱がこもる
ジュニの辛辣な言葉に
気遣う人々の表情を追うと
各々の心情が綯い交じる
指紋が浸みついた何枚もの写真には取り戻したい笑顔がある
自業自得と言われたなら何も言葉を反せない
酒に溺れ全てを失ない息子までも棄てたレスリー
何もかもが他人のせいなら
他人のせいにできるのなら>>続きを読む
自分の居るべきところは本当にここなのか?
アントワーヌは時間に追われるまま
家族の求める人生に抗うわけでもない日々
新しい扉を開けさせたのはオペラ教師のマリー
人生の開眼とは思いも寄らない一瞬で>>続きを読む
言葉で言いあらわすには難しいが
なぜか「手触りのいい」作品と言いたい
全てを受けいれることは
理解するという意味とは違っていて
血の繋がった関係でも容易ではない
各々の気持ちが悶絶するほど狂おしい>>続きを読む
愛さえあれば
親も子も親友も要らない
自己中心的に愛を雄叫ぶピーター
とにかくカールが魅力的✨
「キャール」と呼ばれようが
カールの眼差しは常にクールである
観終えたらカールに夢中になっていた
マイケル・B・ジョーダン監督ということで
3作品目は妙に生々しい部分が面に出ている
まだ養子として迎えられる前のアドニス
どういう生活を送っていたのだろうか?
父を想いクリードを引き継いだアドニス>>続きを読む
のどが渇いたならグラスに水を注ぎ
体が渇いているならシャワーを浴びる
心が渇いたままなら潤すのは自分なのか?
渇き切った自らに喘ぎ踠きながらも
与えられた業務を粛々と進めていく岩切
ライフラインで>>続きを読む
本部長が恐い!
いつもは「暴」の人々が「警察官」として登場
サイコであり
ホラーであり
ゾンビであり
金まみれ銃撃や墓場の乱闘と
何とも罰当たりな作品でございます
「ヤクザと家族」「ヴィ>>続きを読む
人間の都合で放浪することになったEO
生命を宿した同じ動物として
人間は他の動物をどう利用して
どのように恩恵を受けてきただろうか?
文明と共に進化するはずであった人間の
まだまだ粗野な部分を
E>>続きを読む
人間の深みにあるものを
水面から浅いところで波立たせる
荻上直子監督の作品は
ほっこりさせるようでいて
実はぐさりと胸に刺さってくる
痛みを与えながら背中をさするように
ぽとんと落ちる水滴にぽわん>>続きを読む
心身共に虐げられ踏み躙られる日々
女性たちの尊敬を賭けた対話である
性被害が明らかになったとしても
このまま同じ生活が続くに違いない
もう何もなかったことにはできない
二日間で選択を迫られる女性>>続きを読む
家族が幸せに暮らすための「家」
窓からの温かい陽射しを
リビングにあふれる笑い声を
誰もが願っているであろう
望み通りの「家」がもたらす謎
この「家」は確かに愛されている
夏の山で出逢った友達は「僕の父親との約束」を果たした
ブルーノは村でたったひとりのこども
酪農を手伝いながら出稼ぎの父を待っている
内向的なピエトロにとっては
街の生活から解放される夏が待ち遠しい>>続きを読む
一流レストランを飛び出したカティ
求人広告の「魅惑の店」に向かうと
移民の未成年者が暮らす施設であった
移民となった理由は各々に違いがあるが
共通するところは「夢」を持っていること
18歳迄に就学>>続きを読む
数学を貫くために国を脱出したハクソン
なぜに?いまは身を隠して暮らしているのか
この数学を「武力」に利用するという考え
学力主義で「試験」の1科目と捉える考え
国(人)によって想いは異なるのだろう>>続きを読む
結婚生活が終わった・・
エリザベートは悩みや悲しみを
独り暗闇に包まれながら耐えている
ラジオから聴こえる声に励まされ
マチアスやジュディットの成長と共に
ここから始まる生活には不安ながらも
何かと>>続きを読む
この家族は誰が軸になっているのだろうか?
サービスエリアをねぐらに放浪する家族
ギウ(父)とジスク(母)に連れられた姉弟
就学させてもらえない二人が不憫でならない
哀しみに包まれたまま古物店を営む>>続きを読む
信仰心の強い国や尊いものを崇める人々には
何が「正しい」何が「不浄」何が「罪」まで
他の者には理解できない域にいきつくことも
街を震撼とさせる娼婦連続殺人事件
犯人は「浄化する」という犯行声明のもと>>続きを読む
グランパがいるだけで
不安や戸惑いを払い除けられた
1980年代に生きた人々が
肌や目の色で理不尽に差別され
家柄や職業や宗教で判断される
いま40年が経っても
平等が当たり前だと想うなかれ
死ぬまで親子であり続けるということ
この顔ぶれだけで満腹です
役所広司・豊川悦司・薬師丸ひろ子
鶴見辰吾・杉田かおる・柄本明・黒田福美
高層ビルのエレベーターが停止
乗り合わせた9人のパニックムービー
何らかの因果関係があるあるあるある
地獄絵図というか修羅場というか暗黒
糞生意気な富豪の孫娘は(微妙に)可愛らしい
どうせならバリ>>続きを読む
初対面の他人だからこそ言えることがある
タクシードライバーのシャルルが
面倒ながらも請け負ったのは
マダム・マドレーヌ(92歳)を
パリの反対側まで送迎するいう道程
シャルルと言葉を交わすうちに>>続きを読む