シリアルキラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.7

狡噛ファンにはたまらないやつ。アクションシーンもシリーズ内でいちばん充実していると感じた。

登場人物もキャラが立っており、スピード感ある展開で1時間があっという間に感じた。

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.6

なかなか重い話だけど面白かった。前作もそうだが60分でよく綺麗に話がまとめられてるもんだと思った。

肉弾戦のシーンもかっこいい。

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.7

これは中々おもしろかった。60分と劇場版としては短いものの簡潔なシナリオの中に見せ場も沢山ある。

霜月監視官の表情豊かな姿が見れるのもよかった。OPやEDのリミックスもハイセンス。

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.9

日常系アニメの映画化かぁ~と高を括っていたけど、想像以上に良かった。

作画や画質が上がり映画館の大画面で見ても映えただろうなぁという内容。

加えて劇伴や主題歌、挿入歌も良い。アニメ本編から続くED
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フラ・フラダンス(2021年製作の映画)

3.5

被災3県を応援するためのプロジェクト映画。主題歌はフィロソフィーのダンス。

震災で亡くなった姉の意志をついでフラダンサーを目指す少女の物語。伏線回収がきれいで、挿入歌のアイドルソングも良かった。
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

中々の怪作。前情報なしで見た方が面白いかもしれない。

スローペースで徐々に迫り来るような不気味さを楽しむ話なので、好みは分かれそうだけど、こんな映画を作ったことを褒め讃えたい。

もう少し見せ場らし
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

原作も読んだことがあるが、映画と本人にそれぞれの良さがあった気がする。

本のが人物の感情描写が明確な分、浮かび上がる風景があったが、映画は人物の表情から反対に気持ちを想像しなくてはいけないのが面白い
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.4

起承転結がしっかりしており手堅い1作。ノワールとしては少し地味だが悪くなかった。

潔白(2020年製作の映画)

3.4

韓国サスペンスにしては少し内容が地味目。感動シーンがとってつけたような印象。

それでもよく練られたシナリオは面白かったし、緊張感が持続したまま最後まで見れた。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.7

本編とは違ったサブエピソードで、単体の映画としても楽しめそうな内容。

テンポの良い内容とド迫力のバトルで飽きさせず、少し感動的なシーンも混じえながら最後まで突っ走る。

King Gnuの曲も良かっ
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金の亡者たち(2018年製作の映画)

3.3

インサイダー取引の話かと思っていたら、しっかり韓国ノワールになってしまう作品。

適度な緊張感とテンポの良さで、気楽に楽しめて良かった。

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.7

ノンストップアクション+手術という少し珍しい組み合わせ。

そんなに物珍しい内容ではないのだがテンポが良くて最後まで飽きさせないし、カーチェイスに銃撃戦と定番のアクションがド迫力で楽しめる良作。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.5

そこまで期待してなかったのもあるが、結構面白かった。

脚本が練られていると感じたし、あそこまで過激ではないものの園子温映画のような不気味さを感じることが出来た。

サスペンスの佳作。見てよかった。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.6

相変わらず統一感のある世界観に、シーアンという新しい舞台が新鮮だ。

ただ面白いんだけど、アニメ1期の面白さや、サイコパスという題材を考えると、もっとすごいものを期待してしまった。

評価が難しい作品
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冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

4.5

加藤恵はラブコメアニメ史上に残る名ヒロインだろう。ただただ加藤恵が素晴らしすぎる映画。

アニメ本編のギャグテンションを保ちつつもシリアスな展開があって良かった。最高。

食われる家族(2019年製作の映画)

3.7

そんなに奥が深い話ではないのだけれど、常に緊張感があるし、サスペンス映画として一貫した雰囲気があって面白かった

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

4.5

アニメ本編の総集編ではなくて(原作はあるが)オリジナルストーリーなので前2作の映画以上に楽しめた。

独特の緊張感を持った展開が、このアニメの世界観に帰ってきたと感じさせる。ただただ素晴らしい。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

IMAX シアター12で鑑賞。あらゆる要素がごった煮になったような内容で、新海誠の新境地として楽しめた。

正直、単純な感動で言えば過去作に軍配が上がるが、今作は独自の面白さら視点があると感じた。音
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.7

最初はちょっと苦手なテンションの映画かなと思ったけれど自然と話に引き込まれた。

必要のなさそうなフラグや、様々な話が展開された上で特に収束しないのが気になったが、それを差し引いても後半は泣けるシーン
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.5

46分という短い時間にもかかわらず、突き上げるような感動がくる作品。

見始めた瞬間から画面内の世界に引き込まれる。素直にすごい監督と作品だなと思った。

星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.2

登場人物に様々な思いがあるのは良いが、どうにも散漫な印象で、記憶に残らない物語。

話の意味自体はわかるけれど、置いてけぼりにされてる感覚。

絵は綺麗だしテンポが良いので見るのは苦痛ではなかったけど
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.9

3話で約60分という短い映画ながら、突き上げるような切なさを感じさせる快作。

変にダラダラと間延びせず伝えたいこともわかりやすくて良かった。

駅や電車の異常な描き込みも個人的にツボ。

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.1

作画、シナリオ、雰囲気、どれも好みなのにどうにも話が頭に入ってこない。

情報量が多い割に人物描写が少ないので感情移入できないのかもしれない。

なんとなく伝えたい事や感動させたい場所はわかるのだけれ
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.7

アニメの中の話とは言え、景色の良さに圧巻。あと劇伴が良かったので映画館で見たら、また印象も違うのではないかと思った。

アニメ本編を継承した緩い展開ながらも緩急があるシナリオで2時間飽きさせない。あっ
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映画 けいおん!(2011年製作の映画)

3.9

アニメの世界観そのままに登場人物の卒業する過程が描かれていた。

さすがにロンドンでの一連の流れはご都合主義だなと感じつつも、面白いから、これでいいのだ。

相変わらずOPやEDも気合いが入っていて良
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魔の巣 Manos(1966年製作の映画)

3.2

Z級ホラーを何本も見た身としては結構おもしろかった。

ジャーロ映画みたいな妙なBGMも良いし、教祖の復活も馬鹿みたいで良い。

筋が通ってるかは別として、一応の起承転結があるのもZ級ホラーとしてはポ
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ミッドナイト・ファミリー(2019年製作の映画)

3.7

民間の救急車が足りず、営利目的で闇の救急車営業をする家族。その設定だけでも日本では考えられない。

内容はドキュメンタリーなので家族が淡々と患者を運んでいくだけなのだが、不思議と飽きさせない内容だ。闇
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ラッキー(2020年製作の映画)

2.5

雰囲気とか展開は嫌いじゃないんだけど、いかんせん意味不明すぎる。

彼女は夢を見ていたのか?ラストは?謎が多すぎて理解できなかった。

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.9

人間的で生々しい映画だなと感じた。

ラストシーンは近年の映画の中でもインパクトがあった。大号泣。

心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.8

もう一押し欲しい気もしたが、ダラダラと長くなっても蛇足だった気もする。

長井監督や主演の水瀬いのりさんに思い入れがあったので、個人的にはかなり楽しめたし、泣いた。

脚本もありがちなものではなくて良
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劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏(2018年製作の映画)

3.7

主要キャラクターの1人でもあるナナチが出てきて更に盛り上がるシナリオ。

またメイドインアビスの特徴でもあるグロテスクな描写も相まって独自の世界観が広がる。

アニメ本編は見たことがあり復習のつもりで
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ヨコクソン(2018年製作の映画)

3.0

80年代の韓国ホラー映画のリメイクとの事だがオリジナルは未視聴。

なんとなく時代劇ということもあり、現代的な鮮明な画像よりは当時の荒々しい画像のが雰囲気があったのではないかと想像される。

話の起伏
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劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明け(2018年製作の映画)

3.7

シーズン2を見る前の復習で視聴。

元々アニメ映画並みのクオリティの本編だったので映画になっても違和感がなかった。

駆け足でストーリーを追っているのに違和感がなくアニメ本編を未視聴の方でも、ちゃんと
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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

3.1

総集編でもなければオリジナルでもない中途半端な内容。

アニメ本編の回想をメインにオリジナルのシナリオが少し追加されたような印象。

本編を見てないファンは楽しめないだろうし、本編を見た身としては蛇足
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.8

なんで今まで見ないできたのか、後悔したぐらい面白かった。

有名なアニメ映画監督の作品のいくつかには時代錯誤な感性や古臭さを感じていたが、それらとは対照的に現代的な完成で描かれた映画だと感じた。

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