シリアルキラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

WE GO ON 死霊の証明(2016年製作の映画)

3.2

バカ系のホラーじゃなくて、シナリオ重視のやつ。

その割には話が突拍子もなかったり、繋ぎが下手だったりするのだが、大まかな話の流れは分かりやすい。

90分ぐらいの長さも気軽だし、低予算映画にしては緊
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羊の木(2018年製作の映画)

3.6

原作未読。刑務所帰りの罪人が街に戻ってきて…みたいな話は結構多いが、こちらは6人同時に戻ってきてるし、一風変わった話。

序盤はスローテンポだが中盤以降は一気に面白くなった。

少し癖のある話で人は選
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デストイレ(2018年製作の映画)

1.0

時間の無駄。54分の損失。

髭の男と、便器の映像を交互に見せられ絵面も最悪なのに、作中には”本物の”オナラ音が意味不明に鳴り響く。

チープな演出なんて批評するのも馬鹿らしい。無名のYouTuber
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セミマゲドン(2018年製作の映画)

3.3

点数控えめにしたけど、馬鹿映画としてはかなり良かった。

セミの愛らしい姿には、すぐにファンになってしまうだろう。

チープなCGも良い味出してるし、馬鹿に全振りしたのも良かった。あってないようなシナ
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ピアッシング(2018年製作の映画)

2.5

原作小説を読んだ後に視聴。

ほぼ原作に沿ったシナリオにも関わらず原作の良さを殺してる気がする。

ミスマッチなBGMも含めて原作の緊張感が皆無でシュールな喜劇のようになってしまっている。

また原作
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風鳴村(2016年製作の映画)

3.5

「犬鳴村」とは全く関係ない便乗タイトルもの。そもそも「犬鳴村」以前に制作されたオランダの映画。

それはさておき、先入観無しで見ると面白い。どちらかと言うとスプラッターやゴアよりの作品で、オールドホラ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.7

Qあたりから、よくわからなくなってたし、多分3~4割ぐらいしか理解出来てない。

それでも2時間半を飽きずに見させる技術はすごいと感じるし、めでたし的な終わり方で良かった。

シリアにて(2017年製作の映画)

3.7

爆発音が鳴り響く世界を舞台に、非常に重々しい雰囲気の映画。

戦争の恐怖を伝えるには充分。痛々しいシーンもあり目を覆いたくなるが、最後まで見るモチベーションを保ってくれたのは映画の見せ方が上手いおかげ
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.6

全然万人受けしなさそうな映画。

ダークで暴力的だけど、シュールで馬鹿らしい面もある。

私はタイの雰囲気が好きだし、ニコラス監督の映画というだけで大満足。独特の空気感が良い。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.7

静かなスリラー映画。タイトルからは想像もつかないような内容かも。

あんなに過激で直球な表現じゃないけど、ギャスパー・ノエの映画に近い雰囲気を感じた。

好みは分かれそうだけど、個人的には好き。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

原作未読。アニメはシーズン1を全部視聴済。

漫画原作の実写化ということであまり期待してなかったのだけれど、想像より面白かった。

抗争シーンも迫力があるし、原作の序盤が上手くまとめられた構成で、起承
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モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

3.0

部屋を暗くして見ると、そこそこ怖い。

序盤が退屈だったり、主人公が自撮りしてばかりのバカ男で感情移入できなかったりと欠点はあるが、割と好きなタイプの映画。

話が脈略ないので、考察したい人よりは、た
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

想像していたより良かった。展開やノリは同じ監督の「サマーウォーズ」に似ているが、映像の描き込みは段違いにパワーアップしている。

更に中村佳穂の素晴らしい歌もあって、ミュージカル映画を見ているかのよう
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

ユーフォニアムシリーズ劇場版3作目、テレビ放映版のシーズン2の後の話に当たる作品。

以前までとは作画も変わって新鮮な驚きがある。

元々、作画も綺麗でアニメとしてのレベルも高いシリーズだったが、今作
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

新劇場版3作目。シナリオ的には新展開で、驚きもあるし、斬新だなぁとは思うのだけれど、前2作に比べるとテンポが悪く感じる。

これまでは、よくわからないところがありつつも、勢いと画力に良い意味で圧倒され
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劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.8

劇場版「北宇治高校吹奏楽部へようこそ」の続編にあたる話であり、テレビ放映されたシーズン2がベースになっている。

ただテレビ放映版の大半の話は削られ、主役の久美子と、副部長の田中あすかの話に絞られてい
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レリック(1997年製作の映画)

3.0

前半はテンポ悪い。後半は、見れないことはない。

ポテチ食べながら見るようなどうでもいい映画だけど、B級ホラーや、特撮が好きな人にはおすすめ。

あとはエイリアン的な何かに追いかけられたい人は、見てお
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.0

う~ん、話の内容とか、伝えたい事はぼんやりとわかるのだけれど、物語に没入できないまま話が終わってしまった感じがする。

ちょっと演技がわざとらしかったり、次から次に話が進んで感情移入できなかったのかも
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モクソリ(2018年製作の映画)

2.0

中々に厳しい映画。

学生グループなのに、全員が別行動するので、誰を中心に話を見て良いのかわからない。

更にカット割が駄目すぎて、話や人物が急に変わるため、単純なシナリオなのに何が起こってるのか、わ
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.3

すごい目新しいものがあるわけではないけれど、安定した完成度。

特にマイケルの暴力的で容赦のない殺人シーンは見どころではないだろうか。

現代の技術で正統派ホラーを丁寧に作ってるのは好印象。

スプリー(2020年製作の映画)

3.5

視聴者数の伸びない配信者の青年が、フォロワーを増やすために過剰な配信を撮っていく話。

過剰演出のギャグ調の内容なのだが結構面白かった。

ホラー映画ではないけれど、スラッシャー映画のような演出が多く
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劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

4.5

アニメ本編全話鑑賞後に視聴。アニメ本編を見終わってる事が前提の話になるけど、最高だった。

元々本編自体も綺麗に完結した話だったんだけど、こういう形で緊張感のあるシナリオが描けるのだと感心した。

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ブレスレス(2019年製作の映画)

3.3

SMをテーマにした一風変わった映画。

表面的には変態親父の話だけど、これも愛の1つの形かもしれない。

考察系が好きな方におすすめ。

YOU ARE NEXT ユー・アー・ネクスト(2016年製作の映画)

3.0

’’本国で大ヒット”ということで見てみたけど凡庸なホラー。

酒飲んで騒いでスケベする連中が順番に殺されていく、よくある話。

もう少し殺人描写が具体的で死体の演出が凝ってたら良かったかも。

最後の
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劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

4.0

アニメのシーズン1と、ほぼ同じ内容をなぞっているが、当然ながら限られた尺の中で省略された部分がある。

まず全12話の物語を103分に綺麗にまとめた事に脱帽。省かれた部分はあるが不自然ではない。

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チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.9

よかった。悲しいけど心温まる話。要所要所のBGMやカメラワークも好み。

あまり意識したこと無かったけど岩井俊二監督の作品好きなのかも。

コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

3.8

いい映画だった。中国映画らしく淡々と進むが、愛を感じさせてくれる作品だった。

どこが舞台の話なのか、時系列はどうなっているのかと思っていたが、途中からこういう見せ方なのかと気付いた。

あと見てると
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

大きく2部構成の壮大な話。恋愛映画かと思ってたので中々の重いテーマに面食らった。

魅せ方が非常に上手い映画で、尚且つBGMのセンスが優れてる。

シナリオも良かったんだけど、映画としての完成度に驚い
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ラスト・パーティー LAST PARTY(2018年製作の映画)

3.5

低評価だけど面白かった。

孤島のパーティーで殺人事件が発生し、島から帰る手段もないという定番のシナリオ。

目新しさこそないものの、カメラワークや小物もよく出来ていてソツがない出来たと感じた。

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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

恋する男女の移り変わりが丁寧に描かれた映画。どことなく「花束みたいな恋をした」を思い出した。

よくできた恋愛映画だと思ったけれど、前評判で期待値が上がっていたから、そこまですごいとは思わなかったかも
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

3.6

シアター6にて視聴。アニメはシーズン2含めて全話視聴済み。

シーズン2から繋がる話なので、アニメを見終わっている事が前提の話になると思う。

原作は未読なので、シナリオには意外性を感じた。こんな風に
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.6

ひと夏の青春とSFが融合してるのは独創的だし、作画も独特で引き込まれるものはある。

ただシナリオ的には意外と単調に感じて、奥が深いのか浅いのかよくわからない部分はあった。

ただ約2時間、止めること
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.2

さすがに面白い。新劇場版では初めてアスカが登場し、シナリオもよりドラマチックに。

「序」に比べて人間関係が細かく描かれていて面白いし、相変わらずのスピード感のある展開で退屈なシーンは一切無し。少し目
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

「ウィッチ」の監督の作品。最後まで見てみたけど、あまりピンとこない。灯台の管理を任されてる2人のどちらにもあまり感情移入できないし、話もあまり理解できないままに進んでいくような印象。

「ウィッチ」と
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

4.0

自分の好みもあるだろうけれど、これは良かった。

クラブで知り合った二人がソウルのDJ目指して奮闘する話だが、上手くいかない事も含めて青春っぽくてよかった。

ソウルのことは詳しくないけれど、クラブの
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はちどり(2018年製作の映画)

3.8

すごい良い映画だったけど、自分でも何が良かったのか、あまりよくわかっていない。

内容も、ほぼあらすじ通りの内容。でも先が気になったし、長い映画だけれど最後まで見ることができた。少し時間をあけてから見
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