シネマ忘備装置2018さんの映画レビュー・感想・評価

シネマ忘備装置2018

シネマ忘備装置2018

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外道(1998年製作の映画)

2.0

先日観たなで肩の狐といい 女性の描き方が酷い

十八歳、海へ(1979年製作の映画)

2.5

藤田敏八の得意な気分と田村孟の得意な観念の食い合わせが悪い

競輪上人行状記(1963年製作の映画)

3.5

最後の春道の穏やかな笑みも束の間
狂気の沙汰で口上を張る姿に、人間の業の深さと図太さをまざまざと見せつけられた
傑作!

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.5

昨日観たパーフェクトデイズからカウリスマキを観たくなるのは、必然

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

この作品の醍醐味は鑑賞後
終わった瞬間から初めて映画が動きだす
素晴らしい

嗚呼!! 花の応援団(1976年製作の映画)

3.0

やっぱり日本の不良カルチャーてのは、応援団と暴走族とロカビリーの賜物なんだなぁ、と

(2023年製作の映画)

4.0

まさにキャストも含めて北野映画の集大成!
今だに日本映画にカウンターであろうとする姿勢が本当に最高すぎる
MCU並みに各キャラで一本みたいぐらい背負ってる人物達がとにかく良かった

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

人間が全然描かれていなかった
ゴジラの素晴らしい造型だけがただ東京湾に浮かび上がる
それだけの映画に見えた

怪物(2023年製作の映画)

4.5

ネタバレだの、あのシーンはあゝだの、
この映画の答え合わせを必死にしてるような人こそが、怪物なんでは?

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

3.5

90年代映画のイイとこどりのような今じゃ作れない匂いと時代感
アップリンクとユーロスペースとイメージフォーラムの空間を思い出す

(2023年製作の映画)

3.0

石井裕也監督がこのテーマをどう扱うのかの興味で出かけたが、
このテーマをハードな路線で描くのはややありきたりすぎる気が せっかく監督がやるならいつもの持ち味でイチャンドンのオアシスのような、じゃないも
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無頼 殺(バラ)せ(1969年製作の映画)

3.0

ついにお終いの無頼シリーズ
オープニングの天麩羅屋のカチコミ描写がたまらなく最高
ラストの内田裕也フラワーズてのが野良猫ロックへ繋がる時代感
須賀不ニ男は和洋何を着てもやっぱカッコいい

天安門、恋人たち(2006年製作の映画)

4.5

激動の歴史でさえ
ある女と男の前ではただただ一つのシークエンスでしかない
言葉の前にアクションがあって
衝動から語られる話がある
そうゆう映画の教科書みたいな
ハードボイルドな傑作
震えて、少し泣いた
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福田村事件(2023年製作の映画)

2.5

終始若松孝二の映画を観ているようで、キャスト同士の食い合わせのバランスがまとまらず、圧倒的な題材の前にラストシーンまで、息をのむような映画的な体験は叶わなかった 森監督ならではの着眼点は多々あったけど>>続きを読む

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.5

エドワードヤンの偏執する2人に対して、ホンサンスのこだわり続ける3という数字
割り切れない数
Three is a music number

どこまでもいこう(1999年製作の映画)

4.5

タイトルから完全に児童映画を想像して長らく未見だったけど、
いやぁー、震えました 結局自分の固定概念て一番の足枷になってしまう 映画の感動て知らない作品を観るのは勿論だけど、知っていたけどまだ観ていな
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月光の囁き(1999年製作の映画)

4.0

現在のぬるっちい日本の100本の恋愛映画とAVが束になっても及ばない究極の偏愛映画
ヒッチコック、ブュニエル、バーボーベン、成瀬、神代、
カンパニー松尾、バクシーシ山下、平野勝之 
恋とか愛とかそんな
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あばよダチ公(1974年製作の映画)

3.0

大友克洋の初期の短編のような昭和四畳半ロック(not フォーク)な馬鹿らしくも最後に爽快感がある
コスモスファクトリーの音もバッチリ

無頼 人斬り五郎(1968年製作の映画)

3.0

小池朝雄のとっぽい役がなんとなく寅さんを彷彿させる 

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.0

最近の大量に公開される4K作品に正直食傷気味だったけど、本作はとにかく美しい 映画自体の印象がこんなに変わるのかと驚いた 
そしてシャンテは前席との傾斜が緩やかだからスクリーンが見やすい!武蔵野館をス
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

朝イチの回で一番前でカルピス飲みながら見てきました 
帰ってから夏休みの日記でもつけてやろうかと思うぐらいこんな最高な夏休みの始まりはそうない、so nice 最高!
で、夕方になったら行きつけの呑み
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.0

今田耕司だけど、こん時、この時代の今田耕司がやるからたまらなくいい、
オープニングの焼き鳥屋のシーン、自分的に殿堂入りです

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

早稲田松竹で鑑賞
同時上映が日替わりで、パプリカとマインドゲーム! こんな映画狂を喜ばせるプログラムを組む早稲田松竹を、これからも大いに贔屓にしようと映画の内容以上に感激しながら帰路についた、

大幹部 殴り込み(1969年製作の映画)

3.0

最後の地鎮祭の殴り込み
からのあのラストカット たまらない

斬り込み(1970年製作の映画)

3.0

澤田監督フレーヴァーのチンピラ群像映画
何故か山田洋次作品を思い出した

関東破門状(1971年製作の映画)

3.5

佐藤慶、郷鍈治
見るからに爬虫類のような悪人が善人を演じるていうのが一つのカタルシスを生むという定義 これが本作を盛り上げる最大の要因

縄張(しま)はもらった(1968年製作の映画)

4.0

凝ったカメラアングルもストーリーも最高すぎる
オープニングの南国酒家でメンバーが揃うところとか完全レザボア
古今東西ギャングヤクザ映画のオリジンはここにあったのかと興奮冷めやらぬ

にしても藤竜也と郷
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