がっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

がっち

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イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

3.5

幾つになってもチャレンジする事は大切だと思う。
でも単独登山は無謀かな〜。

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.9

内容がどうというより、報道の裏側をちょっと覗けたのが興味深かった。

同じ現場にいても、自分の置かれてる立場に不安と疑問を抱き悩んでいる人、何事にも問題意識を持って考えを発信し続ける人、他人のアドバイ
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

4.0

あんなにシュートは決まらないでしょ〜〜と思いつつ、始終笑顔になってしまう。
それぞれのメンバーが個性的でチャーミング。
そしてマルコももっと短気なのかと思いきや、皆にキチンと向かい合う、実はいい『お父
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.0

活躍していた若い頃の彼もカッコいいが、この時のバート・レイノルズも味があっていい。

リルに祖父のように接するヴィック、クラウディアに語り掛けるヴィック、最後に集まってくれたファンに意を伝えるヴィック
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.8

あのテーマ曲を聞くだけで気持ちが高揚する。

これまでの話を途中までしか観ていないので、多少状況が変わっていて『ん?』と思う所はあったが、特に大きな事件もなく、ゆったりとした気分で観られた。
今回は侍
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

3.6

何となく、まるちゃんに似ているチーの幼い頃に惹かれて観る。
ちょっと一癖?あるけれど、親は子供がいくつになっても親なんだな〜〜と思わせる愛情溢れる二人に癒された。

途中で子供達が歌っていた『ガッチャ
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だってしょうがないじゃない(2019年製作の映画)

4.5

衝撃的な内容ではないのに、印象に残った。
この社会の中で暮らして行くには、他人の助けが不可欠な『まことさん』。
でも考えていることは全然間違ってないし、とても純粋で、『そうだよね〜』と共感してしまう。
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少女は夜明けに夢をみる/ 夜明けの夢(2016年製作の映画)

3.9

何もしてあげられない私だけど、思わず彼女達を抱きしめてあげたくなった。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

心優しく、ちょっと人が良過ぎて頼りないリチャードだが、最後に男らしく自分の言葉で語るところはジーンときてしまった。

そしてワトソンの、口は悪いがこれと信じたらブレないところがカッコ良かった。

無実
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.8

NHKのドラマがきっかけで、50回目にして初めて『寅さん』を見た。
特に大きな事件が起こるわけではないが、時折登場する寅さんの何とも言えない言動が笑いを誘い、楽しめた。
以前から見ている人には懐かしい
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私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

3.8

『余命宣告』から始まり、自分を終える準備を着々と行なうストーリーなのに、何故かほっこりした気持ちで観ていた。
退職後も生徒に好かれ、生徒を温かく見守っているエレーナだが、やはり息子を溺愛する母でもある
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ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝(2018年製作の映画)

3.7

昔大好きだったゴッホの絵画。
最近はあまり観に行く機会はなかったが、それぞれの絵の裏にあっただろうゴッホの意欲や苦悩に思いを馳せると、また新たな気持ちで1枚1枚じっくりと観てみたくなった。

ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ(2017年製作の映画)

3.7

深海に吸い込まれて行く姿は、何度見ても私には恐怖でしかない。
その深海に挑み、伝説のダイバーにまでなったジャックにも乗り越えられないものがあったのだろうか。

イルカやかわうそと戯れる彼の笑顔がとても
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

んーーーー。
それしか言えない。
お互い目を潤ませながら、思いの全てをぶちまける…
でもやっぱりもう戻れない。
何か切ないシーンだった。
理屈じゃないのかな…

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.9

実話と知らず鑑賞。
寡黙ゆえ他人からは誤解を受けてしまうシュヴァルだが、コミュニケーションが下手なだけで本当は愛に溢れている。
そんな彼を支える妻と愛娘アリス、そして幼い頃に別れた息子。
自分の気持ち
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

戦場に乗り込むジャーナリストやカメラマンは、あまり恐怖など感じない人達だと思っていた。
しかし実際は『恐怖』のスイッチを切り、自分がなすべき使命の為に乗り込んでいくのだろう。
『恐怖』のスイッチが入っ
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.9

生みの親の気持ちも、育ての親の気持ちもよく分かる。
でもお婆ちゃんが言ってたように『子供は預かり物』。どちらの親のものでない。
親のエゴを押し付けてはいけないと強く思った。

子を思う親の気持ちも響い
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

3.8

『あなたがそうしなければ、こんな事にはならなかった』と他人のせいにしなければ、やり切れない……自分の事で精一杯の環境。
家族の誰かがいつもヒステリックに叫んでいて、家の中にも安住の地はない。
グレーが
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.7

この映画を観るまで、私は望月さんを知らなかった。
彼女のやり方には賛否両論あると思うが、ラストのメッセージを聴いて、他人の意見に惑わされず、真実を追求し自分なりに判断する事、それが大切だと改めて思った
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.7

淡々と美しい情景が流れていく中、多くは語られず、自分なりに事の成り行きを読み解いていく。
夫人の間でいがみ合いがあるのかと思いきや、そんな風はなく、皆が助け合い暮らしている。

メイのラストでの行動は
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

田中裕子さんが好きで観た映画。
泣ける部分もあったが、子供達を守る為の行動であったとは言え、帰って来たこはるさんは人を殺めた人にしては淡々としていて、少々違和感を覚えた。

劇場版 そして、生きる(2019年製作の映画)

3.9

始まりが衝撃的。
本来6話ある物語を2時間強にまとめたからか、色々な出来事が次々と起こる感あり。
男性陣が現実に押し潰されそうになっていく中、瞳子とハンちゃんは自分の決めた道を力強く歩んで行く。

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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

やはりインド映画は音楽がいい。
どうにもならない事がたくさんあるけど、音楽を聴いていると力が湧いてくる。

スカイとハモるシーンはとても素敵だったのに、キスで中断してしまい、残念…

3時間弱、そんな
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NO SMOKING(2019年製作の映画)

3.8

特にファンと言うわけではないけれど、つい観に行ってしまったのは、やはり細野さんのお茶目な所に惹かれたから?
人が集まってくるのもわかるし、一緒にいると何かこちらも楽しくなってしまう…
人生、楽しんでい
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.7

手作りの通夜振舞いの中、忘れていた家族の思い出や改めて気付かされる家族の想いにしみじみと浸りながら、観た。

やはり『家族とは?』は永遠のテーマなのかな。

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.8

まず最初のシーンが生々しかった。

そして様々な事情を抱えた人達が共に生活をしている六王寺病院に、『現実もこんな状態なのだろうか?』と愕然とした。

様々な事情があったからこそ、人を思いやれる人と、人
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人生をしまう時間(とき)(2019年製作の映画)

3.9

全盲の娘が心配で自宅療養を選択する父。
52歳の子宮頸がんの娘を見守る77歳の母。
一言に『介護』と言ってもそれぞれの事情があり、それぞれの人生がある。

散らかっている部屋で身体は不自由でも元気に振
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おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

3.8

人は、出来るだけ辛い事は避け、幸せに暮らして行きたいと思う。
でもあの底抜けの笑顔は、多々の困難を乗り越えたからこそ出る笑顔なのだろう。

そして彼女を理解している子供や孫達もまた素敵だと思った。

ドリーミング村上春樹(2017年製作の映画)

3.7

村上春樹を多く読んでいるわけではないので、深くは語れないけれど、ただ異国の言語を自国語に訳すだけではなく、その世界観を失わないようにするという…翻訳の難しさを感じた。

紗が掛かったような映像だったが
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