がっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

がっち

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イーダ(2013年製作の映画)

3.8

モノクロだからこそ、何か響くものがある。
全てが見え過ぎず、知らず知らずのうちにモノクロ故の魅力に引き込まれていく。
カーテンと戯れるイーダは透明感があり、印象的。

イーダの最後の決断に彼女の強さと
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駅までの道をおしえて(2019年製作の映画)

3.7

ちせちゃんが演じる、しっかり屋さんだけど、とても傷つき易い女の子が愛らしかった。
ただ可愛いだけの女の子から、成長した感じがした。

京急を始め、懐かしい風景が多かった。
そして原っぱの緑が綺麗で、思
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.7

内容よりも、モノクロならではの映像美と透明感のある音楽(歌声)が素敵だった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

自分の存在を肯定してくれるものは、もう何もない…それを実感した時、人の心は折れてしまうのだろうか。
映画を観ながら、現実に起こっている無差別的な事件を連想してしまい、たがが外れた時の人の心の脆さや危う
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

そう言えば、そんなテロがあったかもしれない…くらいの記憶しかない、ニュースの中での出来事だった。
映画として観ても、これだけ緊張と恐怖に襲われ、まだ重い気持ちが癒えないのだから、実際はどれほどだったの
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.6

理想の親、理想の娘、理想の……なんて気にせず、それぞれが追い求める人生を、お互い認め合い歩めたら、この世の中もっと楽に生きていけるのに…

観賞後、無性におはぎが食べたくなった。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.6

普通に笑えて、楽しい作品。
いつものことながら、出演者が芸達者で笑える。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

3.7

書物等が保管されている場所というよりは、誰でも幅広く利用できる場所という印象を受け、『public=公共』という意味を理解した。
また予算の確保やデジタル化の問題だけではなく、黒人社会への差別問題等、
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

ララの直向きさが痛々しく、父の全てを受け入れてララを支えていこうとする姿が切ない。

あんなに強いララだから、ラストシーンのララはきっと多々の苦難にも負けず、未来に向かって颯爽と歩んでいるのだと私は思
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.8

今まで観たインド映画の中では、静かな雰囲気の作品だった。

インドの音楽は元気が出て好き…。

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.8

人生には、何故私に…?と思う予期せぬ出来事が起こり、逃げる事も出来ず、立ち向かい、乗り越えて行くしかない。
失う物はとても大きいけど、得るものもあるはず。

最後のテニスのシーンでのアマンダの笑顔がと
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

期限が迫ったポイントを使う目的で鑑賞。
私にはちょっと…。

柄本家のゴドー(2018年製作の映画)

-

息子2人のゴドーがどうなのか?私にはよくわからないが、柄本明はやはり凄い!と思った。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

幼い妹や他人の赤ん坊を必死で守るゼインの姿と対照的に、両親のあまりにも身勝手な態度に腹が立つ。
でもこんな親、今の世の中にはたくさんいるんだろうな…。

12か月の未来図(2017年製作の映画)

3.7

人生無駄な事は無い。
自分とは全く違う境遇の人から教わる事は多い。

ユーモアがあり、また懐かしい曲もかかり、なかなか良かった。

こどもしょくどう(2017年製作の映画)

3.5

最近の事件を見ていると、現実はこの映画以上のものがあるのだろうな〜と、とても切ない気持ちになった。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.5

自由な言動が許されない時代の東ドイツで、必死に自分達のあるべき姿を追い求める若者達。
そして彼らを想い、幸せであるだろう将来へと導こうとする親達。
それぞれが想い合っているのに傷つけ合ってしまう…そん
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カンパイ!日本酒に恋した女たち(2019年製作の映画)

3.8

ただ日本酒を飲むことが好きなだけの私には、彼女達の日本酒愛が『スゴイ‼️』と感動した。
美味しいお料理と共に、美味しい日本酒が呑みた〜〜い❣️

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

現実はなかなかそうはいかないかもしれないが、だんだん痴呆が進んでいく夫を『愛しい人』として、我が身よりも大切に見守る妻。
愛らしい妻は、松原智恵子さんには適役だと思った。
そして最初しかセリフがないの
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ポイントが欲しくて観た映画だったが、思っていた以上によかった😊
予告では、ただただ粗暴なだけの男だと思っていたトニー・リップはデタラメだが、愛があり、とても素敵だった。
旅を続けるうちに、トニーと几帳
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シンプル・ギフト ~はじまりの歌声~(2017年製作の映画)

4.0

当たり前の事だが、人の数だけ人生があり、それぞれ運命や試練があり、それぞれのやり方で乗り越えて行く。
この映画で、いままで出会う機会のなかった人々の人生に触れ、やはり自分のこれまでを振り返り、これから
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

3.6

孤独な女王の心に火を灯してくれたのが異国からやって来たアブドゥル。
どんなに贅を尽くしても満たされない心が彼によって開かれる。
最初は投げやりな表情だった女王が次第に微笑みを浮かべ、可愛い老婦人になっ
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.8

10代半ばの少年にはあまりにも過酷な現実に、
腐ることなく立ち向かうチャーリー。
最後に彼が語るシーンでやっと少年らしい本音が聞けて、優しく抱きしめてあげたくなった。

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

シャヒーダーの笑顔と泣き顔が最高に可愛い。
一見お人好しの頼れなさそうなパワンだが、内に秘めた強さが魅力的だ。
音楽もノリノリで元気が出るし、決して暗くならず、ユーモア盛り沢山のインド映画が最近お気
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デッドエンドの思い出(2018年製作の映画)

3.5

挫けた時にあんな場所であんな時を過ごせたら…と思えた。

そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.5

ほのぼのとした映画。
亘理をそれぞれのやり方で励ましに来る仲間達が微笑ましかった。

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.5

何が『善』で、何が『悪』なのか?
『正しい』とは?
犯罪を肯定するわけではないが、法に触れない悪 は野放しになっているようで、何かやり切れない気持ちになった。

夜明け(2019年製作の映画)

3.8

それぞれ、過去に重い後悔があり、そのことにどう向き合っていけばいいのか自問自答しながら生きている。
皆真面目で優しいのに、真面目が邪魔になり、優しさが重荷になってしまう。
哲郎はまだしも、『シンイチ』
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神宮希林 わたしの神様(2014年製作の映画)

3.5

この頃の希林さんは頬がふっくらして
元気だったな〜と思った。
希林節は変わらなかったけど。
久し振りに伊勢神宮にお参りしたくなった。

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

辛い過去を扱った映画だが、アブラハムの旅を支えてくれる見ず知らずの人々の温かさに救われる。
何と言っても最後のシーンが👍🏻💕

人生フルーツ(2016年製作の映画)

5.0

ここ最近観た映画の中では最高に良かった!
修一さんと英子さんの関係、英子さんの修一さんに対する気持ち、修一さんの思いや生き方。
すべてが心にじんわりと沁みてきた。
自分のこれからをきちんと考えよ…と反
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旅するダンボール(2018年製作の映画)

4.0

観てる方まで笑顔になってしまう位、ダンボールを見つめる彼の笑顔は眩しい。
いままでゴミだと思っていた空きダンボールが『満更捨てたものでもないじゃん!』と思え、興味が湧いてくる。
彼の人柄も影響してるの
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

そんなに期待せず観に行ったが、シカノのちょっとした発言に『そうだよね!』と共感したり、綾戸智恵演じるシカノの母に涙したりとなかなか良かった。
現実はもっと厳しかったと思うが、映画ではシカノ本人も周りの
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